企業経営において、優秀な人材の採用と定着は取り組むべき課題であり、その成功のカギを握るのが「適性検査」と「サーベイ」の活用です。
そこで本記事では、採用・マネジメントの最適化が実現する『ミキワメ』を導入した企業について、10社の活用事例をご紹介します。
- ミキワメ 適性検査
- ミキワメ ウェルビーイングサーベイ
『ミキワメ 適性検査』の導入によって、採用基準の明確化によるミスマッチの防止や、早期離職率の低下など、人材確保における効果が期待できます。
一方『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』は、従業員個々の性格や心理状態を見える化させ、分析によって「改善の打ち手」がわかる便利なツールです。
各企業の事例を参考にして、活躍可能性の高い人材の確保や、人材マネジメントの強化に向けた、施策の手がかりを見つけてみてください。
『ミキワメ 適性検査』を導入した企業事例【5社】
『ミキワメ 適性検査』を導入・活用し、実際に効果が現れた企業について、5社の事例をご紹介します。
ミキワメの導入事例 | 企業名 |
---|---|
採用基準が明確になり早期離職者がゼロに | アサヒ物産株式会社 |
採用選考のツールとして活用し内定承諾率がアップ | 株式会社フィッツコーポレーション |
ミキワメの「定量的なものさし」を加えて採用精度が向上 | デジタルアスリート株式会社 |
社風に合うかを可視化して独自の採用基準を設定 | 株式会社MUGENUP |
採用面接で「性格特性を見る意識」が定着 | 東洋エンジニアリング株式会社 |
ミキワメでは、社員が受検した性格検査の結果から、組織全体の性格傾向や社風の分析が可能です。
その社風をもとに採用基準が設定できるため、自社が求める人材が見極められ、採用ミスマッチの防止にもつながります。
採用ミスマッチの原因・対策、ミキワメ導入によってミスマッチが解消された事例については、以下の記事でも紹介しています。参考にしてみてください。
事例1:採用基準が明確になり早期離職者がゼロに
『ミキワメ 適性検査』を導入した、アサヒ物産株式会社の事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | 部署ごとの性格傾向を分析して、独自の採用基準を設定 |
ミキワメ導入による効果 | 新卒採用の早期離職者がゼロになった |
導入事例:新卒採用の離職者はゼロ、内々定者は10倍に|アサヒ物産株式会社
企業概要
企業名 | アサヒ物産株式会社 |
業種・事業内容 | 飲食料品の卸売業、デザート生産業 など |
従業員数 | 127人(2023年2月時点) |
企業ホームページ | https://www.maido-asahi.com/ |
導入背景・抱えていた課題
以前は、他社の適性検査ツールを利用していましたが、その検査結果をうまく活用できておらず、次のような課題がありました。
- 採用基準があいまいで、内定を出すまでに時間と労力を費やしていた
- 人事担当者の意見をもとに採用・不採用を決定していた
- 入社してほしい候補者に内定を出しても、離職してしまうケースがあった
採用ミスマッチをできる限り減らし、採用業務の効率化を図るべく、ミキワメの導入を決めています。
ミキワメの活用方法
ミキワメの性格検査を通して、社員一人ひとりの特徴と、部署ごとの性格傾向の分析を行い、独自の採用基準を設定しました。
候補者との面接では、性格検査の結果をもとに自動生成される「面接で聞くべき質問」を参考にして、採用基準と照らし合わせながら選考しています。
その他にも、ミキワメを活用して独自の取り組みを行っています。
- インターンシップでミキワメのAI機能を使い、学生の自己分析に活用している
- 『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を併用し、社員同士の関係性の把握・改善に役立てている
ミキワメの精度を向上させる「ミキワメAI」の開発経緯については、以下の記事で詳しく解説していますので、ご興味のある方は確認してみてください
ミキワメ導入による効果
一つめの効果は、新卒で採用した社員の早期離職者がゼロになった点です。
約5割の新卒社員が離職していた状況が、ミキワメの導入によって早期離職者がゼロ(※)となり、採用ミスマッチの防止につながっています。
(※:ミキワメ導入から2024年1月までの期間)
二つめの効果は、内々定者が1人から10人まで増えた点です。
社員が早期離職する理由や、その対策について知りたい人事担当者の方は、以下の記事を参考にしてみてください。改善した企業事例も紹介しています。
事例2:採用選考のツールとして活用し内定承諾率がアップ
『ミキワメ 適性検査』を導入した、株式会社フィッツコーポレーションの事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | 組織全体の傾向を把握して採用基準を可視化 |
ミキワメ導入による効果 | 内定承諾率が60%から83%に向上した |
導入事例:新卒採用と社内組織の改善にミキワメを活用したい|株式会社フィッツコーポレーション
企業概要
企業名 | 株式会社フィッツコーポレーション |
業種・事業内容 | 海外の香水の輸入卸・販売業 など |
従業員数 | 118人(2023年4月時点) ※アルバイト含む |
企業ホームページ | https://www.fits-japan.com/ |
導入背景・抱えていた課題
ミキワメ導入前は、他社の適性検査を採用フローに使用していましたが、検査結果をうまく活用できておらず、次のような課題がありました。
- 不正行為による懸念から「結果を信用していいのか」と疑問だった
- 検査の点数が高くても、求める人材の条件を満たしていない可能性があった
面接官による主観的な要素と、客観的なデータを併用した「採用基準の可視化」をするため、ミキワメの導入を決めています。
ミキワメの活用方法
ミキワメの性格検査を社員に受検してもらい、組織全体の傾向(プラス面とマイナス面)を把握して、採用基準の可視化を行いました。
自社にマッチしそうな人材を選ぶときは、面接での手応えに加えて、ミキワメの分析結果を活用し、採用可否を判断しています。
また、新入社員の配属先を決めるときにも、教育担当者やメンターとのマッチング度を確認し、馴染みやすい部署の選定にも活用しています。
ミキワメ導入による効果
一つめの効果は、候補者の内定承諾率が60%から83%にアップした点です。
ミキワメのデータを活用しながら、次のような点を試行錯誤したことで、企業の魅力が候補者に伝わり、内定承諾率の向上につながっています。
- 候補者の特性に合った面接官の選出
- 社風や働き方などを伝える理想的な方法を検討
二つめの効果は、ミキワメを利用した人事面談の企画において、内定者が1人出た点です。
この企画は、あらかじめ応募者にミキワメを受検してもらい、その結果をもとにマッチング度の高い人事担当者を選出して面談するというものです。
20人限定の企画で内定者1人(内定率5%)と、これまでの企画のなかでも大きな成果となり、ミキワメによる分析データの正確さも感じられました。
事例3:ミキワメの「定量的なものさし」を加えて採用精度が向上
『ミキワメ 適性検査』を導入した、デジタルアスリート株式会社の事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | 定量的な情報として最終面接時に活用 |
ミキワメ導入による効果 | 「定量的なものさし」が加わり、採用・面接の精度が向上した |
導入事例:中長期の組織の理想像から逆算をした採用基準を設定|デジタルアスリート株式会社
企業概要
企業名 | デジタルアスリート株式会社 |
業種・事業内容 | デジタル広告の運用代行、デジタルマーケティング人材の育成支援 など |
従業員数 | 100人(2023年10月時点) ※インターン生を含む |
企業ホームページ | https://ppc-master.jp/ |
導入背景・抱えていた課題
以前の採用基準は「成長意欲がある人」という抽象的な内容であったため、面接官によって候補者の評価が異なっていました。
また、社員を対象とした適性検査を実施しておらず「社内にどういうタイプが多いのか」「自社らしい傾向はなにか」など、把握できていない状態でした。
定量的なデータをもとに具体化した採用基準を作成していくため、ミキワメの導入を決めています。
ミキワメの活用方法
採用においては、最終面接前のタイミングで候補者がミキワメを受検しています。
適性検査の結果だけでは合否を決めておらず、最終面接での定量的な参考データとしてミキワメを活用しました。
- ミッションへの共感が得られているか
- 入社後にミッションを体現していけそうか
- どういう傾向がある人なのか
上記の点を重視しながら面接を行い、ミキワメから出力される「採用上の懸念事項」や「面接で質問すべき事項」も参考にしています。
ミキワメ導入による効果
面接官の「感覚的なものさし」に、ミキワメの「定量的なものさし」が加わったことで、採用や面接の精度の向上につながっています。
「社内で活躍している人(ハイパフォーマー)に近いタイプの人材か」といった、これまではなかった新たな視点で面接できるようになりました。
また、複数の候補から採用基準を比較できるため、中長期的に作っていきたい組織から逆算して基準を決められる点も、ミキワメの魅力です。
ハイパフォーマーの特徴や育成については、以下の記事で解説しています。詳しく知りたい方は以下の記事をご覧になってください。
事例4:社風に合うかを可視化して独自の採用基準を設定
『ミキワメ 適性検査』を導入した、株式会社MUGENUPの事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | 社風とのマッチ度を考慮した面接の実施 |
ミキワメ導入による効果 | 採用ミスマッチが軽減した |
導入事例:「社風に合うかどうか」をデータで可視化し、採用基準を設定|株式会社MUGENUP
企業概要
企業名 | 株式会社MUGENUP |
業種・事業内容 | デジタルキャラクター事業、SaaS事業 など |
従業員数 | 240人 ※アルバイト、業務委託除く |
企業ホームページ | https://mugenup.com/ |
導入背景・抱えていた課題
以前から同社では、現場とのマッチ度を重視しており「配属部署で活躍できるかどうか」を確認する方法で採用を行っていました。
しかし「会社風土に合うかどうか」という視点では採用できていない感覚があったため、採用基準の見直しを検討していました。
別の適性検査を利用していましたが、組織の傾向や部署ごとの特徴などが可視化できるミキワメの存在を知り、導入を決めています。
ミキワメの活用方法
採用時に「会社風土と合いそうな人材かどうか」をミキワメで確認し、面接での参考情報として活用しています。
ミキワメの結果で「マッチ度が低い」と判断された人であっても、採用を見送るのではなく、ミスマッチにつながる点を確認したうえで面接を行っています。
入社した社員の性格をミキワメで確認し、その結果を踏まえて「能力を発揮してもらうように性格を理解する」という意識を持ち、社員とコミュニケーションを取っています。
ミキワメ導入による効果
同社では、1年間で50人以上を採用していますが、会社風土とのマッチ度を考慮した面接によって、採用ミスマッチの軽減につながっています。
人事部門においては、ミキワメによる性格特性や数値化したデータをもとに、自社の求める人物像についてディスカッションがしやすくなりました。
以前は、採用時の「目線合わせ」が困難でしたが、部門内で共通認識を持って話し合えるようになった点は、ミキワメの大きな導入効果といえます。
事例5:採用面接で「性格特性を見る意識」が定着
『ミキワメ 適性検査』を導入した、東洋エンジニアリング株式会社の事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | 面接官に受検結果の共有と、読み解き方のレクチャーを実施 |
ミキワメ導入による効果 | 面接官への「性格の多様性」の意識づけができた |
導入事例:採用候補者や社員1人1人の強みを理解し、多様性のある組織づくりの実現へ|東洋エンジニアリング株式会社
企業概要
企業名 | 東洋エンジニアリング株式会社 |
業種・事業内容 | 総合エンジニアリング事業 (各産業プラントの研究・設計・建設など) |
従業員数 | 6,686人(2023年3月31日時点) ※連結・持分法適用会社含む |
企業ホームページ | https://www.toyo-eng.com/jp/ja/ |
導入背景・抱えていた課題
ミキワメを導入した背景として、キャリア採用の選考中において、候補者の途中離脱を防ぎたかった点があります。
以前は、新卒採用と同様の適性検査を利用しており、能力検査がメイン(所要時間90分)であったため、キャリア採用での利用継続は難しいと考えていました。
キャリア採用では候補者の実績を重視するため、能力検査に重きを置く必要がないと判断し、短時間で性格特性がわかるミキワメの導入を決めました。
ミキワメの活用方法
キャリア採用の一次面接では、履歴書・職務経歴書・ミキワメ受検結果の3点セットを面接官に共有し、面接を行っています。
ミキワメの多くの情報から適切な情報を読み解くために、面接官へのレクチャーを通して、次の点を重視することを伝えています。
- ミキワメの結果だけでは判断しないこと
- 自社とのマッチ度はあくまで仮説として捉えること
また、検査結果から「似ている社員」の傾向もわかるため、面接官同士で話し合って共通認識が持てる点もミキワメの魅力です。
ミキワメ導入による効果
「ミキワメの読み解き方」について、キャリア採用の面接官に対してレクチャーしたことで「性格の多様性」への意識づけができました。
面接官からは「性格はこんなにも違うのか」といった反応もあり、性格特性が「仕事に合うか合わないか」の新たな視点を取り入れられています。
今後は、新入社員の新人研修においてもミキワメを導入し、活用の幅を広げる計画です。
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入した企業事例【5社】
続いては『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入・活用した企業について、5社の事例をご紹介します。
ミキワメの導入事例 | 企業名 |
---|---|
メンバー同士で状態を確認して改善アクションを実施 | 未知株式会社 |
従業員の状態を可視化して離職リスクを未然に察知 | 嘉穂無線ホールディングス株式会社 |
従業員個人にフォーカスした改善の打ち手が明確に | 株式会社ペンシル |
ケアが必要な従業員を特定して対応方法を上司へ伝達 | 株式会社フォーラス&カンパニー |
月1回サーベイを配信してケアが必要な従業員を把握 | グローバルソリューションサービス株式会社 |
ミキワメは、仕事に対する意欲や活力、会社への愛着(従業員エンゲージメント)を可視化し、心理状態の変化を把握できるツールです。
ケアが必要な従業員を見逃さず、手遅れになる前の対処が可能となり、休職・離職リスクの軽減につながります。
従業員エンゲージメントを構成する要素やミキワメの導入によって従業員エンゲージメントが向上できた事例については、以下の記事で紹介していますので確認してみてください。
事例1:メンバー同士で状態を確認して改善アクションを実施
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入した、未知株式会社の事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | スコア変化を確認しながら、社員の回答のクセも把握 |
ミキワメ導入による効果 | 仕事を休む人が「1日3〜4人」から「月1〜2人」まで減少した |
導入事例:サーベイの結果から改善アクションを実施し、エンゲージメントが劇的に改善|未知株式会社
企業概要
企業名 | 未知株式会社 |
業種・事業内容 | コーポレートコーディネート事業 (採用・PR・IRオウンドメディア構築支援など) |
従業員数 | 25人 |
企業ホームページ | https://www.mchs.co.jp/ |
導入背景・抱えていた課題
社員のエンゲージメントが低下していたことで、仕事を休む社員が毎日3人ほど発生し、離職する社員もいる状態でした。
以前から、採用の面では『ミキワメ 適性検査』を有効活用していましたが、組織の状態は定量的に把握していなかったため、サーベイ導入の検討を開始しました。
「個人へのアプローチに注力したい」という考えから、個々のスコア変化を把握して、個別の対策を打てる『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』の導入を決めています。
ミキワメの活用方法
サーベイを定期的に配信して、スコアの変化を把握しながら「一番低い回答しかつけない」「一番高い回答しかつけない」といった、社員の特徴もチェックしています。
ケアが必要だと判明した社員に対しては、その上長へ「少し悩んでるかもしれないから面談してほしい」と働きかけ、対話する機会を設けています。
現在は「会社への愛着」「業務負担」「人間関係」など、項目ごとに改善アクション案を整理し、ポジティブ発信を促すようなプロジェクトも進行中です。
ミキワメ導入による効果
ミキワメ導入前は、1日3〜4人の社員が仕事を休む時期もありましたが、現在では月に1〜2人程度まで減少しています。
サーベイを活用してからは、社員同士でお互いの状態を確認したり、声を掛け合ったりする機会も増え、コミュニケーションが取りやすい環境も整いました。
現在では、問題が起きても助け合えるという安心感も醸成され、社員が一人で悩んだり落ち込んだりするケースも少なくなってきています。
事例2:従業員の状態を可視化して離職リスクを未然に察知
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入した、嘉穂無線ホールディングス株式会社の事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | 各店長と協力して、従業員の心理状態の把握と、データにもとづく面談の実施 |
ミキワメ導入による効果 | ケアが必要な人を把握し、離職の可能性を察知して対処ができた |
導入事例:従業員の状態を可視化し、個々の強みを活かせる組織に|嘉穂無線ホールディングス株式会社
企業概要
企業名 | 嘉穂無線ホールディングス株式会社 |
業種・事業内容 | ホームセンターの運営、学習キットの製造・販売 など |
従業員数 | 1500人 |
企業ホームページ | https://kahomusen-holdings.co.jp/ |
導入背景・抱えていた課題
同社がミキワメを導入したキッカケや、導入して叶えたいことは次の2点です。
- 心理状態の確認と適切なケアを行って離職を防ぎたい
- 従業員の個性や強みを活かした人材配置を行いたい
従業員の定着率は決して悪くない状況でしたが、会社を辞める人はゼロではなかったため、少しでも離職を減らしたいという考えを持っていました。
また同社で活躍している社員は、自分の得意な部分を伸ばしている人が多く、個々の得意分野や性格の理解を深めたいという目的もあり、ミキワメを導入しています。
ミキワメの活用方法
「どのくらい休職・離職を止められるか」の検証を行うため、ミキワメを活用して心の状態の把握に取り組みました。
約60店舗の各店長と協力して、普段の従業員とのコミュニケーションでは気づけない心理状態をミキワメで可視化し、そのデータをもとに面談を実施しています。
また、人事異動後のポジションに慣れたかどうか、職責が上がりストレスがかかっているかどうかなど、社内でのさまざまな要素の把握にも活用しています。
ミキワメ導入による効果
ミキワメで従業員の心の状態が可視化されたことで、ケアを必要としている人が把握でき、離職の可能性があるかも確認できるようになりました。
ケアが必要な人と面談したケースでは、現在の業務を続けるのが困難と判断したため、別の部署への異動を決断しました。
異動後は従業員のスコアが改善して、現在でも活躍し続けており、離職を未然に防げる点においてミキワメが役に立っています。
事例3:従業員個人にフォーカスした改善の打ち手が明確に
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入した、株式会社ペンシルの事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | スコア変化とコメントの有無を確認し、面談を通して改善アクションを決定 |
ミキワメ導入による効果 | 「いま困っている人」が「どんなことで困っているのか」がわかるようになった |
導入事例:組織と個人の心の健康状態を見える化し、エンゲージメントのさらなる向上へ|株式会社ペンシル
企業概要
企業名 | 株式会社ペンシル |
業種・事業内容 | デジタル戦略コンサルティング事業 (ECサイト構築、Webマーケティングなど) |
従業員数 | 140人 |
企業ホームページ | https://www.pencil.co.jp/ |
導入背景・抱えていた課題
組織サーベイは実施していたものの、匿名かつ部署単位の状態しかわからず、スコアの低い従業員がいても「誰に、どのようにケアすべきか」がわかりませんでした。
チーム全体の状態は確認できていましたが、チームを構成する個人の状態まで把握できていない点に課題を感じていました。
ミキワメの「従業員の状態を可視化し、個人への打ち手が提供される」ことに魅力を感じ、無料トライアルでの利用をキッカケに導入しています。
ミキワメの活用方法
月に1回の頻度でサーベイを配信し、従業員が確実に回答できるように、システムでのリマインドと個別での声かけも実施しています。
すべての結果が揃った段階で、前回からの急激なスコアの変化や、個別コメントの有無を確認し、ミキワメのデータをもとに対応方法を検討しました。
スコアが大きく変動している人に対しては、マネージャーとの1on1ミーティングを通して心当たりを聞き出し、改善に向けたアクションを決めています。
1on1ミーティングの効果的な方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
ミキワメ導入による効果
従業員個々の状態が可視化されたことで、課題に感じていた「誰に、どのようにケアすべきか」が明確になりました。
サーベイの毎月配信によって「いま困っている人」が「どんなことで困っているのか」がわかるようになり、離職に発展するような事象にも対策が打てています。
社内異動のケースでは、本人も納得したうえで異動しましたが、スコアが低く出ていたため確認すると、大きな業務負担を感じていたことが判明しました。
その後、会社からのフォローや面談の仕方を変える対策が打てたことで、スコアが改善する効果も得られています。
事例4:ケアが必要な従業員を特定して対応方法を上司へ伝達
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入した、株式会社フォーラス&カンパニーの事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | ケア対象の人を把握し、各店長・人事と連携して対策方法を検討 |
ミキワメ導入による効果 | 社員の状態が可視化され、離職の傾向が出ている人への打ち手が明確になった |
導入事例:会社の未来を担う若い世代の離職の減少を目指す|株式会社フォーラス&カンパニー
企業概要
企業名 | 株式会社フォーラス&カンパニー |
業種・事業内容 | 不動産総合コンサルティング事業 (不動産の仲介・売買、マンション・オフィスビルの管理など) |
従業員数 | 110人 ※アルバイト含む |
企業ホームページ | https://www.forus-and.co.jp/ |
導入背景・抱えていた課題
新卒入社3年目の社員をはじめ、今後会社の中心となることを望んでいた社員の離職が続いており、残された現場の社員にも負担がかかっている状態でした。
店長を経由して社員の状態は聞いていたものの、吸い上げられない部分があったため、本人から「SOSサイン」が受け取れるようなツールの活用を検討していました。
『ミキワメ 適性検査』では活躍社員の採用を実現していたため、信頼が置ける関連サービスの『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』の導入を決めています。
ミキワメの活用方法
サーベイを実施するときは、対象部署の社員に向けて、必ず調査理由を明確に共有してから配信しています。
同社におけるミキワメの活用手順は、次のとおりです。
- 回答者全員の結果を確認して、最優先ケア・優先ケアの人を把握
- ケア対象の社員がいる店舗において、各店長に状況を確認(店長はスコアを見ない)
- ケア対象の社員本人の心境を聞いてほしいことを店長に伝達
店舗での実施内容を踏まえて、店長と人事による月1回の会議を行い、社員の状況のすり合わせと対応方法をディスカッションしています。
ミキワメ導入による効果
「社員の現状の見える化」が可能になったことで、離職の傾向が出ている社員をいち早く察知できるようになりました。
ミキワメから提供されるアドバイスを参考にして「どのような手を打つべきか」もわかるようになり、大きな効果を感じています。
また、各店舗ごとに「どのような状態か」「どのような問題があるか」が明らかになったことで、店長と人事の両者で把握しながら対策が打てています。
事例5:月1回サーベイを配信してケアが必要な従業員を把握
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入した、グローバルソリューションサービス株式会社の事例をご紹介します。
ミキワメの活用方法 | アラート機能を活用し、ケアを必要としている社員をいち早く察知 |
ミキワメ導入による効果 | 現場の声を聞きながら対処し、離職率が20%から13%にまで改善した |
導入事例:従業員一人ひとりの性格に合わせたケアを行うことで離職率の低下に繋がった|グローバルソリューションサービス株式会社
企業概要
企業名 | グローバルソリューションサービス株式会社 |
業種・事業内容 | PC・スマートフォンなどの修理事業 など |
従業員数 | 334人(2024年2月9日時点) ※派遣社員含まず |
企業ホームページ | https://www.gssltd.co.jp/ |
導入背景・抱えていた課題
従業員の離職に関する課題を抱えており、とくに入社半年以内で早期離職する人を減らしたいと考えていました。
『ミキワメ 適性検査』で採用ミスマッチは防げていたものの、既存社員が離職してしまう点に課題を感じ『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』の導入を決めています。
ミキワメであれば、社員の仕事への活力やメンタル状態がタイムリーに把握できるため、利用しやすいツールだと感じていました。
ミキワメの活用方法
月1回の頻度でサーベイを配信して、ケアを必要としている社員(アラートが上がった人)に対して、コミュニケーションを取るようにしています。
- 人事がサーベイの結果を確認して、ケアが必要な社員を把握
- ケア対象の社員と店長もしくは人事が面談を実施
- 社員の現在の状況を確認して、改善策を検討
同社では、上記のような流れでミキワメを活用し、離職傾向のある社員へのサポートを強化しています。
ミキワメ導入による効果
サーベイを毎月実施したことで、店舗ごとに見えづらかった従業員の心の健康状態が可視化され、ケアすべき人の把握とサポートがしやすくなりました。
また、現場の社員と人事がコミュニケーションを取る機会も増え、最前線で働く社員の率直な気持ちや意見を聞ける点にも、ミキワメの効果を感じています。
ミキワメの適性検査・サーベイの両方を活用したことで、20%だった離職率が13%にまで改善し、離職における課題も解決の方向に進んでいます。
『ミキワメ 適性検査』を導入してできること
『ミキワメ 適性検査』を導入することで、次のように採用・面接の精度向上につながる機能が活用できます。
ミキワメは、採用候補者の能力や性格特性を客観的に評価し、自社が求める人物像に近い人材を見極められるツールです。
以下の記事では、ミキワメの機能や特徴を詳しく解説しています。導入方法や受検する流れも画像を使ってわかりやすく紹介していますので、導入時の参考にしてみてください。
社風を分析して自社独自の採用基準が策定できる
ミキワメでは、まず従業員に性格検査を受検してもらい、社風(従業員の特性・性格傾向)の分析を行います。
その分析した社風と、各企業の採用方針や求める人物像を組み合わせることで、オリジナルの採用基準を策定できます。
ミキワメの社内分析では、次のような基本機能が利用可能です。
- 部署・職種・役職ごとの傾向分析
- 退職者の傾向分析
- 組織状態の経年比較
また、カスタマーサクセスチームによる導入のサポート(オンボーディング)が受けられ、専門的な知見を盛り込んだ採用基準も検討できます。
採用基準の策定については、専門家によるセミナーを要約した以下の記事も参考にしてみてください。性格検査データを面接で活用する方法も解説しています。
活躍可能性を秘めた人材がひと目でわかる
採用時にミキワメを活用することで、候補者の潜在能力や適性を的確に把握し、活躍可能性の高い人材を見極められます。
候補者が受検した性格検査データと、あらかじめ策定した採用基準を照らし合わせて、候補者の活躍可能性を「S~E」の14段階で判定します。
個性を捉えるための基本機能では、以下のような分析が可能です。
- 個人の性格・強み・弱みの可視化
- 向いている環境・向いていない環境の明確化
- 人物タイプの分析(16種類)
社風や働き方への適性だけでなく「どの従業員と人物タイプが似ているか」も確認できます。
面接で確認すべき質問を自動生成できる
ミキワメの導入によって、候補者ごとの「面接で確認すべき質問」が自動生成されるため、面接での抜け・漏れを防止できます。
自動生成される質問は、候補者が虚偽の回答をしないようにする設計になっており、より本心や本音に近い部分の回答が得られます。
候補者の性格・価値観・考え方を分析した質問により、面接官による個人的な意見が介入しにくくなり、面接の質の向上にもつながります。
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入してできること
『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』の導入によって、従業員のマネジメントなどに活用できることを3点ご紹介します。
サーベイの活用を通して、従業員の健康や幸福に向けた取り組みを行うことで、社内外からの評価が高まり、企業価値の向上にもつながります。
以下の記事では、ミキワメの特徴や導入するメリットを詳しく解説しています。導入から活用までの流れも紹介していますので、導入時の参考にしてみてください。
高頻度の調査でタイムリーに状態変化を把握できる
ミキワメの導入により、従業員の心理状態の変化をタイムリーに把握し、変化に応じた適切な対応が可能になります。
月1回・週1回といった高頻度で調査する「パルスサーベイ」を採用しているため、従業員の状態変化(スコアの悪化・急激な変化など)を見逃しません。
サーベイでは、次のような心の状態を可視化します。
- 仕事への活力(ワークエンゲージメント)
- 会社への愛着(従業員エンゲージメント)
- 心身の状態
- 仕事内容や業務負担(モチベーション)
- 人間関係
また、3分間の短時間で回答できる質問設計になっており、従業員の負担軽減にもつながります。
パルスサーベイについて詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してみてください。導入するメリットや質問項目・質問例も紹介しています。
実名制により従業員個人へのサポートができる
一般的なアンケートやサーベイでは、匿名性を保った状態で行うケースもありますが、ミキワメは実名制を採用しています。
実名での調査によって、従業員一人ひとりの状態やニーズが明確となり、状態が悪化している従業員へのサポートが可能です。
たとえば、エンゲージメントが低下している人を察知できれば、面談や対話(1on1ミーティング)を行うことで、休職・離職のリスクを抑えられます。
経営層や人事担当者、従業員の上司など、閲覧できる人の指定が可能になっています。
また、サーベイ結果の活用目的や意図などを丁寧に説明し、従業員の同意を得ながら実施するフローになっているため、従業員の個々のプライバシーは守られています。
性格情報を踏まえた打ち手のアドバイスが提供される
ミキワメでは、従業員の性格や心理状態を踏まえた「打ち手のアドバイス」が提供され、今必要なケアやサポートの実践に役立てられます。
たとえば、いつもポジティブな人が平均的なスコアまで低下していたら、なにかの不調のサインとして捉えて、提供されるアドバイスをもとに対処できます。
従業員本人に向けた「セルフマネジメント」のアドバイスも提供され、自立自走できるように支援する機能も備わっています。
ミキワメの分析によって導き出されたアドバイスを参考にすることで、悩むことなく次のアクションにつなげられます。
ミキワメの適性検査・サーベイ両方とも導入可能|離職率低下の効果
ミキワメの基本機能を利用することで、社員の性格や特性を適切に捉えられ、適性検査とサーベイを効果的に活用できます。
適性検査とサーベイの活用領域は異なり、ミキワメでは次のように領域を分けてサービスを提供しています。
ミキワメサービス | 活用できる領域 |
---|---|
基本機能 | ・個性を捉える ・社内分析 ※配属・マネジメントの領域も一部含む |
ミキワメ 適性検査 | ・採用 ・配属 |
ミキワメ ウェルビーイングサーベイ | ・マネジメント ・休職や離職の防止 |
適性検査とサーベイの両方を導入することで、前述したように離職率の低下につながった事例もあり、人材確保と従業員定着の両面で有効です。
ミキワメでは「無料トライアル」も実施中ですので、まずはツールの機能や操作性を確認してみてください。
>>『ミキワメ 適性検査』の詳細を確認してみる
>>『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』の詳細を確認してみる
ミキワメに関するよくある質問
ミキワメの導入を検討している方から、よく質問される内容を解説します。
各サービスの特徴や、実際に導入した企業からの評判を確認し、導入時の参考にしてみてください。
どのような企業が導入すべき?
ミキワメの「適性検査」と「サーベイ」の導入は、次のような課題解決を目指す企業に適しています。
ミキワメ 適性検査 | ・活躍社員の性格傾向に近い人材を採用したい ・ミスマッチを減らして、採用時のコストを削減したい ・社員の強みを活かせる部署に配属させたい |
ミキワメ ウェルビーイングサーベイ | ・組織のエンゲージメントやモチベーションを向上させたい ・社員の離職・休職につながる要因を把握したい ・個人の性格を踏まえた改善の打ち手を知りたい |
カスタマーサクセスチームによるサポートを受けながら導入できるため、問題が発生したときでもすぐに相談でき、安心して利用できます。
ミキワメの利用料金は?
ミキワメサービスには、次の3つの料金プランがあります。
【社員数100人の場合】
料金プラン | システム利用料 (税込)※ | 候補者受検料 (税込) | プラン概要 |
---|---|---|---|
ミキワメプラン | 105万6000円/年間 | 550円/人 ※社内受検無料 | 採用とサーベイの両方利用できるプラン |
採用プラン | 52万8000円/年間 | 550円/人 ※社内受検無料 | 採用の適性検査に特化したプラン |
サーベイプラン | 79万2000円/年間 | ー | 社内サーベイに特化したプラン |
※:年間契約が必要
以下の記事では、ミキワメサービスの料金について詳しく解説していますので、導入を検討している方は参考にしてみてください。
ミキワメ導入企業の評判や感想は?
ミキワメを導入した企業からは、次のような評判や感想をいただいています。
- 「ミキワメはおもしろい」と社内での口コミがあった
- カスタマーサクセスチームの分析に強い担当者がサポートしてくれた
- 面接で質問すべき事項など情報がわかりやすかった
- 現場が離れていても社員をモニタリングできた
- 社員の性格に合わせた測定結果で面談がしやすかった
- 社内異動した人の本心を聞いて対応方法を改善できた
以下の記事では、ミキワメの導入効果や評判、改善してほしい点について紹介しています。導入するときの参考情報として確認してみてください。
ミキワメの導入で「活躍人材の採用」と「定着率の向上」が現実に
今回の記事では、ミキワメを導入した企業の事例をもとに、課題・ミキワメの活用方法・導入の効果について解説してきました。
もう一度、ミキワメの「適性検査」と「サーベイ」の導入事例を確認しておきましょう。
ミキワメサービスは、活躍可能性の高い人材の採用と、従業員の休職・離職の防止をトータルでサポートします。
各事例を参考に、自社の課題がミキワメの「適性検査」や「サーベイ」で解決できるかを検討して、まずは無料トライアルでミキワメを体験してみてください。
従業員のメンタル状態の定期的な可視化・個々の性格に合わせたアドバイス提供を通じ、離職・休職を防ぐパルスサーベイ。30日間無料トライアルの詳細は下記から。