ミキワメサービス

握手のアイコン適性検査ハートのアイコン従業員サーベイ
株式会社ペンシル

組織と個人の心の健康状態を見える化し、エンゲージメントのさらなる向上へ

課題

組織サーベイ自体は実施していたものの、匿名かつ部署単位の状態しかわからないため、仮に調子が悪いメンバーがいたとしても「誰に」「どう」ケアをすべきかの打ち手の考えようがなかった。

効果

以前利用していた「匿名」かつ「組織単位」のサーベイ結果ではわからなかった個人の状態にフォーカスができるようになり、普段コミュニケーションを取っているだけではわからない不調を発見できるようになった。

毎月サーベイを取ることによって、「今」困っている人がどれくらいいて、「何に」困っているのかを可視化することができるようになった。

福岡から世界に向けて、「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」べく研究開発型インターネットコンサルティングを提供している株式会社ペンシル。

17期連続黒字を達成し、社員数も10年で約2倍と飛躍を続ける同社でのミキワメウェルビーイング活用について、代表取締役社長CEOの倉橋様にお話を伺いました。

エンゲージメント向上に取り組むうえで、
個人の状態を可視化し効果的なケアに繋げたいと感じた

事業内容

弊社では、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティングを提供しております。

独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント様のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。

「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。

なぜ、ミキワメウェルビーイングの導入を検討していただけたのでしょうか?

ミキワメウェルビーイングを導入する前も組織サーベイ自体は実施していたんですよね。ただ、以前のサーベイで状態を把握できる最小単位がチームだったんですね。チームとしてどういう状態かはわかるんですが、チームを構成する個人の状態までは見れないというところに課題を感じていました。個人の状態が可視化できないため、例えば5段階中3のような状態が続いたときにどういったアプローチをすれば良いのか、効果的な打ち手を考えるのが難しかったんです。

以前の組織サーベイを数年運用して全体のスコアは上がってきたものの、よりエンゲージメント向上に取り組みたいと思ったときにミキワメウェルビーイングがリリースされるとお話を伺いまして、これなら個人に対してピンポイントにケアができるのではないかと思ったのが導入のきっかけです。

性格検査がベースになっているサーベイのため、
個人のエンゲージメントを高めるための打ち手がクリアになった

なぜミキワメウェルビーイングのご利用を選択頂いたのですか?

元々適性検査ミキワメを利用しているということもありますが、一部の部署で試験的にトライアルをした際にきちんと効果検証できたのが大きかったです。 本格導入と全社に広げていこうと思ったポイントは大きく2つありましたね。

1つめは「従業員が何に困っているか」が可視化されたことです。これがわかったことで面談時にどんな話をしたら良いかが明確にわかるようになりました。

2つめは、ミキワメは性格検査がベースになっているため個人の性格データに紐づいた質問が配信され、従来の組織サーベイに比べ、個人への打ち手がとてもクリアになったと感じています。エンゲージメントが下がっている社員に対して、個人の性格を考慮して、こういったアプローチをすると良さそう、とかモチベーションを上げられるような声かけの参考にできたのはよかったですね。

今はマネージャー研修の中に組織のエンゲージメント向上施策を取り入れているのですが、ウェルビーイングのスコアから研修が効果を発揮しているのかということも見ています。

現在具体的にはミキワメウェルビーイングをどのように利用されていますか?

月に一回サーベイを配信していて、しっかり受けてもらうためにシステムでのリマインドに加えて個別での声かけも実施しています。結果が出揃った段階で、まずはコメントの有無をチェックして、その次に前回の結果に比べて急激な点数の変化がないかを確認していますね。例えばスコアが大きく変動しているスタッフに関してはマネージャーとの1on1で心当たりを聞いています。すると「こういったことがありました」「これが原因だと思うので改善していきます」のような報告が上がってくるので、それから当の本人とマネージャーが話をするなかで改善に向けたネクストアクションを決めています。

マネージャーとの1:1のフォロー以外ではコメント内容を参考にしていますね。

コメントを読む中で特定の人だけでなく他の社員にも伝えたいことがあれば、全社に対して発信する記事の中で自分の思いを綴ることもあります。

マネージャーだけで抱え込むのではなく、
第三者目線で会社からのフォローができるようになった

ミキワメウェルビーイングを使う中で価値を感じていただけた点は?

これまで対策ができていなかった個人の状態が明らかになった点ですね。チーム単位だとなかなか見えてこなかった部分ですが、実際結果を見てみると意外な人がケアを必要としていたので、このまま放置していれば最悪の場合退職も起こり得たと思っています。こうした事象を防げていると考えると非常に効果的な対策が取れていると感じますね。

具体的なご活用事例があれば教えてください

実際の出来事としては2つありました。1つは異動に関する出来事ですね。

本人も納得した上で社内異動をしたので、こちらもまぁ大丈夫だろうと思っていたらスコアが低く出ていたんです。それで本人に話を聞いてみたところ、実際はかなり大きな負担を感じていたということがわかったんです。そこで会社からのフォロー方法や面談の仕方を変えることが出来たのでスコアも改善傾向にありますね。

2つめは、マネージャーとメンバー間でクローズドになっていた出来事を早めに把握することが出来ました。取引先と少しトラブルになってしまったメンバーに対して、マネージャーは指導をして本人も納得したと思っていたので私のところまで報告が上がってきていなかったんですが、該当のメンバーがコメントを書いてくれていたので本人がその件についてどう思っているかを私も知ることが出来ました。

現場のマネジメントをマネージャーだけに任せすぎてしまうと、どうしてもメンバーフォローの優先順位に乖離が生じてしまうので、メンバーの状態を客観的に把握できるのはありがたいです。

あとはマネージャーとメンバー間のコミュニケーションにおいて齟齬が生じた際に、第三者目線で会社からのフォローができるのは良いと思っています。