ピックアップ

適性検査サービスを比較!おすすめ24種類の料金・選び方【2025年版】

適性検査__比較_おすすめ
この記事でわかること
  • おすすめ適性検査の種類を比較表で確認できる
  • 適性検査の種類が一覧で閲覧できる【5タイプ24種類】
  • 適性検査ツールの選び方がわかる

新卒・中途採用では、書類選考や面接だけで判断できない応募人材の特性を把握するため、適性検査を実施する企業が増えています。

「適性検査を比較して決めたい」「選び方がわからない」といった悩みを抱える人事担当者の方に向けて、おすすめ適性検査、自社に合った適性検査の選び方などを解説します。

おすすめしている適性検査サービス全24種類の比較表も掲載していますので、導入を検討するときの参考にしてみてください。

>>適性検査サービスの比較資料をダウンロードする

目次

適性検査とは?何がわかる?

適性検査_とは

適性検査とは「人材が職務や仕事に対して適性があるかを測定するための検査です。

新卒・中途採用では書類選考や面接に加えて、パーソナリティ(性格)やコンピテンシー(行動特性)など、個人の内面を客観的に見極めるツールとして活用されています。

株式会社リクルートの調査によると、87.5%の企業が「採用時に適性検査・筆記試験を実施する」と回答しており、多くの企業で適性検査が導入されていることがわかります。
参考:就職白書2024(P11)|株式会社リクルート

また近年では、既存社員に対して適性検査を実施する企業も増加しており、その主な目的はタレントマネジメントや組織開発などです。

人事部門は、適性検査によって既存社員の資質や特性を把握し、適材適所の配置・配属に役立てています。

新卒と中途の違い(目的・方法・評価基準)

新卒採用と中途採用では、適性検査を実施する目的や評価基準が異なります。

※以下の表は右にスクロールできます

採用区分利用目的評価基準適性検査の活用方法
新卒採用社会人基礎力を持つ人材か、社風や配属部署に適しているかを見極めたい・コミュニケーション能力
・協調性
・問題解決能力 など
・面接
・グループディスカッション
・筆記試験 など
中途採用離職リスクが少ないか、募集職種や人物像にマッチするかを見極めたい・経験とスキルの適合度
・ストレス耐性
・前職の離職理由 など
・面接
・職務経歴書の確認 など


適性検査では学力や性格だけではなく組織や職種への適性も測定できるため、採用活動を問わず必要なツールとなりました。

以下の記事では、新卒・中途採用における適性検査の目的や活用ポイントを解説しています。本記事と合わせて確認してみてください。

適性検査を行う5つの目的

適性検査_目的

企業が適性検査を行う主な目的は、以下の5つです。

自社で活躍する人材を見極めるために、適性検査は採用時に欠かせないプロセスの一つです。

以下より、適性検査を行う目的について一つずつ解説していきます。

基礎学力・能力を把握する

適性検査では、言語分野(主に国語)と非言語分野(主に数学)の能力を可視化できます。

言語・非言語に関する学力や能力は、仕事を進めるうえで必要な「社会人基礎力」や「論理的思考力」とのつながりがあります。

そのため、応募者の基礎学力と能力を可視化することで、仕事に関する能力の判断が可能です。

  • 論理的に思考する能力はあるのか
  • 複雑な課題を解決できるのか
  • 効率的かつ合理的に仕事を進められるのか

上記のような検査結果が数値化されることで、他の候補者・応募者との比較も容易になります。

性格や行動特性を可視化する

仕事への向き合い方やストレス対処法、思考のクセなどは、面接の受け答えだけでは見極めにくく、面接官の評価にバラつきが出やすくなります。

適性検査では、このような性格や行動特性といった素質の可視化・数値化が可能です。

  • 企業風土に適性があるのか
  • 募集職種に適性があるのか
  • 職場の雰囲気に馴染めるのか

実際に適性検査を活用した企業では、自社の組織分析を通して「求める人物像」のディスカッションを行い、各部門の特徴をデータで数値化しています。

そのデータをもとに採用した結果、入社後すぐに活躍する社員が増えたことで、経営陣からも「会社に合う人材が増えた」と好評を得ました。

事例:「社風にあうかどうか」をデータで可視化|株式会社MUGENUP

このように応募者の組織適応度を事前に把握できるため、配置・配属におけるミスマッチ防止にもつながります。

客観的データで人物評価を行う

面接や選考の合否判定において、面接官の主観的な評価はできるだけ排除することが望まれます。

適性検査の結果を用いることで、個人の能力や性格を定量的な数値で比較できるため、面接や応募書類の印象に左右されず、客観的なデータにもとづいた人物評価が可能です。

適性検査の結果を採用合否の判断材料にすれば、面接官ごとの価値観やバイアス、好みなどで評価がバラつくリスクを軽減できます。

また「自社の求める人材との適性」「募集職種のモデル人材と近い特性」などを評価軸にすれば、将来の活躍人材や幹部候補の見極めに役立つでしょう。

より詳しい内容を知りたい方は、以下の「【人事必見】適性検査結果の見方と活用方法」の記事をご覧ください。

適性検査結果_見方_活用方法_効果的な人材採用・育成
【人事必見】適性検査結果の見方と活用方法|効果的な人材採用・育成を目指そう適性検査結果の見方と活用方法を理解すると、効果的な人材採用や育成ができるようになります。本記事では、適性検査結果の見方と活用方法とともに、事前に知っておきたいポイントについて解説します...

企業と応募者のミスマッチを防ぐ

応募者の基礎学力や性格、行動特性を理解することで「求める人物像・職種にマッチするか」を入社前に判断できるため、企業と応募者双方のミスマッチ防止が期待できます。

感覚や印象だけで「なんとなく社風に合いそう」「きっと活躍してくれるだろう」と採用しても、入社後にギャップを感じてしまい早期離職する可能性が高まります。

面接の印象と適性検査の結果を複合的な判断材料とすれば、社風や募集職種にマッチする人材を獲得できるのです。

また、企業の組織風土や文化に適合する「カルチャーフィット」の把握も、ミスマッチを防ぐ重要なポイントです。

選考で適性検査を利用している企業では、面接の評価だけで判断が難しいときに、検査結果で「入社後にミスマッチになる可能性がないか」を確認しています。

能力検査(言語・非言語)と性格検査の結果から、自社のカルチャーに合わない可能性がある場合は、お互いミスマッチにならないような判断が可能になりました。

事例:カルチャーや能力のミスマッチを抑制|株式会社マイベスト

自社の採用基準の構築に活用する

自社社員に対して適性検査を実施することで、受検結果をもとにして自社独自の採用基準が構築可能です。

たとえば社員の検査結果から、職種や部署ごとに活躍しやすい人の性格傾向・特性を把握することで、自社が求める人材の基準が明確になります。

実際に組織分析を実施した企業では、適性検査で明確な採用基準を設定したことで、内定を出すか迷う場合でもデータと照らし合わせて判断ができています。

以前は新卒採用者の50%が退職する状況でしたが、適性検査の活用と採用基準の構築によって「社風に合う人材」を採用でき、早期退職者がゼロになりました。

事例:新卒採用の離職者はゼロ、内々定者は10倍に|アサヒ物産株式会社

ただ単に応募者の検査結果だけで判断するよりも、自社の特性を反映させた採用基準の活用によって「本当に自社で活躍できる人材か」を見極められます。

適性検査の5つのタイプと特徴

適性検査_タイプ_種類

適性検査には、目的や機能が異なるさまざまなサービスがあり、主に5つのタイプに分類されます。

※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください

タイプ特徴導入が向いている企業
性格診断に特化・個人の価値観や行動特性を可視化できる
・採用基準と照らし合わせて「活躍可能性」を見極められる
活躍人材を見極めるための採用基準を作成したい
総合的な評価(定番)・応募者の知的能力や職務適性などを幅広く測定できる
・基礎能力(言語・非言語)とパーソナリティ(性格)を多角的に評価できる
能力や性格を総合的に把握し、職務適性のある人材を採用したい
組織づくり・人材育成・社員の人物評価を通して、最適な育成プランを策定ができる
・高いパフォーマンスを発揮できる部署へ人員配置できる
強い組織をつくるための人材戦略を策定したい
用途に特化・特定の職種に対する能力・スキルを見極められる
・特許技術で開発されたAIなど、多様なサービスがある
自社に必要な人材を現場の実務レベルで見極めたい
短時間かつ手軽・限られた時間内で効率的に検査できる
・企業と受検者両方の負担を軽減できる
効率的な検査とフィードバックで人事担当者の負担を減らしたい

活躍人材の採用やミスマッチの防止など、自社の課題・目標に合致する適性検査を選択し、魅力的な組織づくりを実現させましょう。

以下より、各タイプの特徴を詳しく解説します。

1.性格診断で活躍人材を見極められる適性検査

性格診断に特化した適性検査は、候補者の価値観や行動特性を可視化できるため、自社の採用基準と照らし合わせて「活躍する可能性」の見極めが可能です。

たとえば『ミキワメ 適性検査』では、アンケート形式の質問で「ある状況において、どのように考え行動するのか」を確認し、以下のような点を可視化します。

  • 組織風土とのマッチ度
  • 応募職種・チームとのマッチ度
  • パフォーマンスの安定度

あらかじめ組織分析をしておけば、自社の人間関係への適応力や、職場環境に対するストレス耐性も把握でき、活躍する人材か否かを判断できます。

次項でおすすめの適性検査サービスを紹介していますので、先に確認しておきたい方は、以下のリンクからチェックしてみてください。

>>【性格診断に特化】おすすめ適性検査サービスを確認する

2.総合的な評価ができる定番の適性検査

総合的な評価ができる適性検査は、候補者の知的能力や性格、職務適性などを幅広く測定し、検査結果を多角的に分析できます。

適性検査の定番として利用されている『SPI 3』や『GAB』では、基礎能力(言語・非言語)と、以下のようなパーソナリティ(性格)の評価も可能です。

  • ストレス耐性
  • コンピテンシー(行動特性)
  • ヴァイタリティ
  • チームワーク
  • 職務適性
  • 将来のマネジメント適性

この適性検査タイプは、採用や人材育成、配置転換などにも活用でき、多様な業種・職種の企業が導入しています。

次項では、おすすめの適性検査サービスを紹介しています。自社に適したサービスを比較検討したい方は、以下のリンクから確認してみてください。

>>【総合的な評価・定番】おすすめ適性検査サービスを確認する

3.組織づくりや人材育成に活用できる適性検査

組織づくりや人材育成を目的とした適性検査は、採用の判断で使われるだけでなく、社員の人物評価を通して、適切な人員配置や育成プランの策定に活用されます。

たとえば適性検査の『DIST』では、仕事上で直面するストレス原因を4つに分類し、候補者の「対処する資質」の測定が可能です。

年1回など定期的に検査を実施すれば、ストレスに関するスコアの変動を確認し、人事や産業医がサポートできるような社内体制を整えられます。

また、部署ごとの性格傾向を分析することで、高いパフォーマンスを発揮できそうな部署へ人員配置するなど、組織づくりにおいても効果的です。

適性検査サービスの特徴や費用については、次項で詳しく紹介しています。導入を検討している方は、以下のリンクから確認してみてください。

>>【組織づくり・人材育成】おすすめ適性検査サービスを確認する

強い組織をつくるための方法や事例は、別の記事でも解説していますので、本記事と合わせてぜひチェックしてみてください。

組織づくり
組織づくりの目的や基本原則とは?強い組織をつくるための方法と事例組織づくりとは、企業理念にもとづいて組織文化を構築し、事業内容に応じた組織構造を形成することです。企業の成長に伴って、社内制度の見直しやマネジメント層の人材育成が必要です。企業事例を交えて解説します。...

4.特定の用途に特化した適性検査

用途ごとに設計された適性検査には、特定の職種に対する能力・スキルを見極めるサービスや、以下のような独自技術を活用したサービスがあります。

  • 採用支援事業(基準策定・面談設計)の知見を設計に反映
  • 特許技術によって開発されたAI機能を搭載
  • 「定着しない・成長しない」などのネガティブ指標を活用

たとえば、適性検査の『CAB』であれば、SEやプログラマーなどのコンピュータ職に必要な「論理的思考力」「問題解決能力」を中心に測定できます。

用途に特化した適性検査サービスを先に確認しておきたい方は、以下のリンクからチェックしてみてください。4つのおすすめサービスを紹介しています。

>>【用途に特化】おすすめ適性検査サービスを確認する

5.短時間かつ手軽に実施できる適性検査

限られた時間内で効率的に候補者を評価したい場合は、短時間かつ手軽に実施できる適性検査が適しています。

とくに、応募者数が多い企業や、初期選考での迅速な判断が求められる場合に有効です。

たとえば、適性検査の『Talent Analytics』では、記憶力や言語応用力などの知的能力に加えて、性格や価値観を約35分の検査時間で素早く測定できます。

短時間の検査であれば、受検者の負担を軽減できるだけでなく、企業側の検査準備や集計、分析の手間も減らせるのです。

次項では、おすすめの適性検査サービスを紹介しています。自社の採用プロセスに合ったサービスを比較検討したい方は、以下のリンクから確認してみてください。

>>【手軽に実施】おすすめ適性検査サービスを確認する

【性格診断に特化】適性検査おすすめ5選|特徴・料金の比較表

適性検査_性格特化_ツール

性格診断に特化した適性検査について、5つのおすすめサービスを紹介します。

活躍可能性を見極められるサービスや、入社後のマネジメントにも活用できるサービスをピックアップしています。

※以下の表は右にスクロールできます

サービス名特徴費用(税込)このような企業におすすめ
ミキワメ 適性検査・社内受検(無料)で組織分析を行い、自社独自の採用基準を策定
・部署ごとのフィット度合いをもとに、マネジメントに活用可能
・受検料:550円/人(社内受験は0円)
・システム利用料:4万4000円〜/月
(年間契約)
※利用人数によって変動(要問い合わせ)
・活躍人材を見極められる採用基準を作成したい
・心理統計学にもとづいた信頼性のある検査を実施したい
ミツカリ・自社のハイパフォーマーを定義し、活躍可能性を判断
・入社前から退職後まで、一貫したデータ活用が可能
・初期費用:無料
・月額料金:2万2000円〜/月
・受検料:2200円/人
・仕事に対する価値観や考え方をベースに採用判断をしたい
・入社後のマネジメントでも活用したい
内田クレペリン検査・簡単な一桁の足し算で、能力や性格を測定
・客観データをもとに、採用後の仕事の成果を予測
・検査用紙:1320円/10枚
・判定料:1980円/人
・誤答調べ尺:1210円/セット
※オンライン判定の場合
・面接ではわからない候補者の本質的な特徴を知りたい
・入社後の働きぶりを予測し、自社の最適配置を検討したい
V-CAT・自身の「持ち味」を発揮できる人材かを測定
・採用選考や教育研修などの幅広い目的で活用可能
要問い合わせ・入社後も個人の持ち味を活かせるように育成したい
・不正しにくい適性検査を導入したい
Compass・個人の資質や思考タイプをスピーディに測定
・ストレス耐性や抑うつなどの要因を10段階でチェック
・初期費用:無料
・受検料:2200円/人
※能力検査はオプション
・心理的な側面を重視し、自社に適性のある人材を採用したい
・初期費用を抑えつつ、選考スタイルに合わせた検査を実施したい


各サービスの紹介後に「適性検査の選び方」も解説していますので、導入を検討するときの参考にしてみてください。

各適性検査サービスの概要は、2025年3月現在の情報にもとづいて作成したものです。変更の可能性もあるため、詳細は各社Webサイトなどでご確認ください。

ミキワメ 適性検査|自社分析で活躍する人材をひと目で見極め

ミキワメ_適性検査
費用
(税込)
・受検料:550円/人(社内受験は0円)
・システム利用料:4万4000円〜/月(年間契約)
※利用人数によって変動(要問い合わせ)
検査内容【性格検査】
・価値観、コミュニケーション
・ストレスマネジメント特性(楽観性、気分転換傾向 など)
・バイタリティ特性(自己効力感、やりきる力 など)
・ハイパフォーマーの特性、傾向

【能力検査】
・言語理解
・文章構成力
・図表処理 など
検査時間・性格検査:10分
・能力検査:20分
テスト形式Webテスト(スマホ受検可能)
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員(人員配置、マネジメント)
公式サイトhttps://mikiwame.com/
提供企業株式会社リーディングマーク

特徴

  • 社内受検(無料)で組織分析を行い、自社独自の採用基準が策定できる
  • 候補者の活躍可能性を「S〜E」の14段階で評価できる
  • 部署ごとのフィット度合いを確認して、人員配置やマネジメントに活用できる
  • ミキワメAIの活用で、回答者の心理状態に対するアドバイスが受けられる
  • カスタマーサクセスチームが組織分析・採用基準の策定をサポートする
このような企業におすすめ!
  • 活躍人材を見極められる採用基準を作成したい
  • 心理統計学にもとづいた信頼性・妥当性のある検査を実施したい
  • 採用基準づくりなどの手厚いサポートを低コストで受けたい
  • 替え玉受検やカンニングなどの不正行為を防止したい

『ミキワメ 適性検査』の特徴をより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。導入や受検の流れをわかりやすく解説しています。

2025年2月には「ミキワメAI監視 in 適性検査」をリリースし、AIでWebテストの不正を防止できる機能もできるようになりました。

採用ミスマッチ防止_ミキワメ適性検査
『ミキワメ 適性検査』能力検査や性格診断16タイプ分類などの特徴を解説『ミキワメ 適性検査』は「活躍できる人材を見極める」ことに特化した適性検査です。自社の社風を分析し採用基準を策定可能。ミキワメを導入する手順も解説していますので、自社への導入を検討してみてください。...

料金プラン

ミキワメの料金プランには、適性検査に特化したプランと、サーベイも利用可能なプランの2種類があります。

※以下の表は右にスクロールできます

料金プラン受検料(税込)システム利用料(税込)プラン概要
採用プラン550円/人
(社内受検は0円)
4万4000円〜/月
※年間契約
・適性検査をベースとしたプラン
・社員の性格傾向などの分析も可能(基本機能)
ミキワメプラン550円/人
(社内受検は0円)
要問い合わせ・適性検査とサーベイの両方を利用できるプラン
・基本機能に加えて、社員の心理状態を可視化する『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』の利用も可能


各プランの料金は、利用人数(企業規模)によって異なります。自社に合ったプランを検討したい方は、下記のリンクから詳細を確認してみてください。

>> 比較表に戻る

ミツカリ|性格・価値観やチームとの関係性をデータ化

出典:株式会社ミツカリ

費用
(税込)
・初期費用:無料
・月額料金:2万2000円〜/月(年間契約)
・受検料:2200円/人
検査内容仕事への向き合い方、チームとの関係性、価値観 など
検査時間10分
テスト形式Webテスト(スマホ受検可能)
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://mitsucari.com/services/personality
提供企業株式会社ミツカリ

特徴

  • 社内受検を通して、個人や組織の特徴を可視化できる
  • 自社のハイパフォーマーを定義し、候補者の活躍可能性を判断できる
  • 入社前から退職後まで、一貫したデータ活用ができる
  • 英語・中国語・ベトナム語など、9か国語に対応している
このような企業におすすめ!
  • 仕事に対する価値観や考え方をベースに採用判断をしたい
  • 採用だけでなく、入社後のマネジメントでも活用したい

料金プラン

料金プランには、採用時のみで利用可能なライトプランと、社員のマネジメントにも活用できるスタンダードプランの2種類があります。

※以下の表は右にスクロールできます

料金プラン初期費用月額料金(税込)受検料(税込)プラン概要
スタンダードプラン無料2万2000円〜/月
※年間契約
2200円/人入社後のマネジメントや組織改善にも活用でき、全機能を利用可能
ライトプラン無料無料2200円/人採用時のみ利用可能で、一部機能に制限あり


スタンダードプランでは、受検結果の分析サポートも受けられるため、はじめて適性検査を導入する企業でも安心です。

>> 比較表に戻る

内田クレペリン検査|作業で受検者を測る心理テスト

出典:株式会社 日本・精神技術研究所

費用
(税込)
・検査用紙:1320円/10枚(10枚単位での販売)
・判定料:1980円/人
・誤答調べ尺:1210円/セット
※オンライン判定の場合
検査内容・作業の基本能力
・性格特性(発動性、柔軟性 など)
・行動特性(敏感性、回復性 など)
検査時間約50分
テスト形式ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
・学校関係
・研究、治験
公式サイトhttps://www.nsgk.co.jp/uk
提供企業株式会社 日本・精神技術研究所

特徴

  • 90年近くの歴史がある心理検査で、年間70万人が受検している
  • 簡単な一桁の足し算を行い、その結果から受検者の能力や性格を測定できる
  • 客観的な検査結果から、採用後の仕事の成果を予測する
  • 企業での採用や教育、医療現場の診断参考資料など幅広い場面で活用されている
このような企業におすすめ!
  • 面接だけではわからない候補者の本質的な特徴を知りたい
  • 入社後の働きぶりを予測し、自社の最適配置を検討したい

料金プラン

『内田クレペリン検査』には、専用プログラムで検査結果を判定するオンライン判定と、専門員による判定の2種類の方法があり、それぞれ料金が異なります。

※以下の表は右にスクロールできます

判定方法検査用紙(税込)判定料金(税込)誤答調べ尺(税込)
オンライン判定1320円/1セット10枚(10枚単位での販売)1980円/人1210円/セット
判定センター1320円/1セット10枚(10枚単位での販売)【個別診断的判定】
2750円/人
※曲線類型判定のみ:880円

【数量的評価(名簿+集計)】
1万8249円(30人まで一律)
※31人以上は1人につき608円

【オンライン判定代行】
2万4200円(10人まで一律)
※11人以上は1人につき2420円


オプションには、判定結果をデータ化するサービスや、より詳細な結果を知るための再判定サービスもあります。

>> 比較表に戻る

V-CAT|受検者の持ち味とメンタルヘルスを把握できる適性検査

出典:株式会社日本能率協会マネジメントセンター

費用要問い合わせ
検査内容・メンタルヘルス(心のバランス、意識性)
・個人の持ち味(心的活動のテンポ、心的エネルギー)
検査時間50分
テスト形式ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://www.jmam.co.jp/hrm/course/assess/item_v-cat.html
提供企業株式会社日本能率協会マネジメントセンター

特徴

  • 自身の「持ち味」を自社で発揮できる人材なのかを測定できる
  • 採用選考や管理職登用、教育研修などの幅広い目的で活用できる
  • 作業検査法を採用しているため、替え玉受検や意図的な作為ができない
  • 採用やメンタルヘルスなど、利用目的に応じて報告書を選べる
このような企業におすすめ!
  • 入社後も個人の持ち味を活かせるように育成したい
  • 受検者が不正しにくい適性検査を導入したい

料金プラン

『V-CAT』の適性検査サービスは、企業の課題や要望に応じたプランを提供しているため、詳しい料金は公式サイトから問い合わせる必要があります。

>> 比較表に戻る

Compass|人事担当者の本音を反映した評価項目による検査

出典:株式会社イング

費用
(税込)
【適性検査(通常プラン)】
・初期費用:無料
・受検料:2200円/人
※年間利用者が100人を超える場合、別途基本料が必要

【オプション基礎能力検査(通常プラン)】
・受検料:1科目275円/人
※年間利用が400科目を超える場合、別途基本料が必要
検査内容【性格検査】
ストレス耐性、コミュニケーション、抑うつ傾向 など

【基礎能力検査】
言語能力、数理能力、英語能力、図形認知、論理類推 
検査時間・性格検査:約20分
・基礎能力検査:65分
テスト形式・Webテスト
・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://ing-c.co.jp/
提供企業株式会社イング

特徴

  • 個人の資質や思考タイプなどのパーソナリティをスピーディに測定できる
  • 抑うつ・ストレス耐性・不適応行動面などの要因を10段階でチェックできる
  • 1000社を超える人事担当者の声を評価項目に反映している
  • 受検者にフィードバックするレポートが即座に受け取れる
このような企業におすすめ!
  • 心理的な側面を重視し、自社に適性のある人材を採用したい
  • 初期費用を抑えつつ、選考スタイルに合わせた検査を実施したい

料金プラン

料金プランには、利用人数が少ない場合の通常プランと、利用人数が多い場合に適している半額プランの2種類があります。

プラン基本料(税込)受検料(税込)利用の想定
通常プラン無料2200円/人年間利用者が100人以下
半額プラン11万円/年1100円/人年間利用者が101人以上

また、言語能力や数理能力などの「基礎能力検査」を実施する場合は、以下の追加料金で利用できます。

プラン基本料(税込)1科目の受検料(税込)利用の想定
通常プラン無料275円/人年間利用が400科目以下
半額プラン5万5000円/年約138円/人年間利用が401科目以上

>> 比較表に戻る

【総合的な評価・定番】適性検査おすすめ8選|特徴・料金の比較表

適性検査_総合的_評価_ツール

総合的な評価ができる定番の適性検査について、8つのおすすめサービスを紹介します。

基礎的な能力や性格特性に加えて、ビジネスシーンで必要な職務能力も測定できるサービスをピックアップしています。

※以下の表は右にスクロールできます

サービス名特徴費用(税込)このような企業におすすめ
SPI 3・企業規模や状況に応じて、4つの受検方法から選択可能
・初期選考や面接など、多様な場面で活用可能
・初期費用:無料
・6050円/人
※テストセンターの場合
・能力や性格を総合的に把握し、活躍できる人材を採用したい
・実績や信頼のある適性検査を導入したい
GAB・将来のマネジメント適性などを総合的に判定
・採用時に確認すべきヴァイタリティなどを予測
・年間利用料:132〜275万円
・受検料:660〜1210円/人
※Webテストの場合
・自社の職務や役割の適性を見極めたい
・受検結果をもとに、採用後の人材戦略に役立てたい
玉手箱III・知的能力とパーソナリティの両面から測定
・受検者の負担が少ない短時間(45分)の検査
・年間利用料:132〜275万円
・受検料:660〜1210円/人
・大学新卒者を積極的に採用したい
・ビジネスシーンで通用する人材を見極めたい
DBIT・業務遂行上の必要な知的能力を測定
・テストの実施から診断まで自社で完結
・初期費用:無料
・受検料:1430円/人
※Webテストの場合
・事務処理やデータ入力など業務で必要な能力を把握したい
・社内で完結する採用選考プロセスを構築したい
CUBIC・個人の特性を多面的に評価し、全体像を可視化
・メンタル度やカルチャーフィット傾向にもとづく「接し方」を表示
要問い合わせ・多面的な視点を取り入れて、評価の偏りを減らしたい
・組織活性化や人材マネジメントなど、さまざまな場面で活用したい
HCi-ab・3分野の検査結果から総合的な基礎能力を診断
・候補者集団の基礎能力をランキングで把握可能
受検料:1100円/人
※1人目だけ2200円/人
・候補者の知識レベルを全国と比較し、相対的な評価で採用したい
・ビジネスパーソンとしての基礎的な事務能力を確認したい
SCOA総合適性検査・「知・情・意」の側面から、個人の持ち味を多面的に評価
・業務遂行に必要な「スピード」や「確実性」を測定
・初期費用:要問い合わせ
・受検料:2200円〜/人
・目的や予算に応じて、検査の種類や実施方法を選択したい
・自社のさまざまな部署に対する適性を多面的に評価したい
TAP・候補者の人物像や面接時のチェックポイントを確認可能
・事務適性や情報処理能力も測定可能
・初期費用:3万3000円
・採点利用料:1万1000円/月
・受検料:1320円/人
※Web版の場合
・面接ではわからない人物像や価値観をデータで把握したい
・採用方法に応じた検査タイプを自由に選びたい


採用や人員配置、マネジメントなどさまざまな場面で活用したい場合は、総合的な能力を測定できる適性検査を検討してみましょう。

各適性検査サービスの概要は、2025年2月現在の情報にもとづいて作成したものです。変更の可能性もあるため、詳細は各社Webサイトなどでご確認ください。

SPI 3|多くの企業が導入している定番の適性検査

出典:株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

費用(税込)
※大卒採用向け
SPI3-Uの場合
・初期費用:無料
・テストセンター:6050円/人
・インハウスCBT:4400円/人
・Webテスト:4400円/人
・ペーパーテスト:5500円/人
検査内容【性格検査】
職場への適応のしやすさ、面接時のチェックポイント など

【基礎能力検査】
コミュニケーション、新しい知識・技術の習得 など
検査時間・テストセンター、インハウスCBT、Webテスト:65分
(性格検査:30分、能力検査:35分)
・ペーパーテスト:約110分
(性格検査:約40分、能力検査:70分)
テスト形式・Webテスト
・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
公式サイトhttps://www.spi.recruit.co.jp/
提供企業株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

特徴

  • 1974年に誕生した適性検査で、実績に裏付けられた精度で検査できる
  • 企業規模や状況に応じて、4つの受検方法から柔軟に選択できる
  • 初期選考や面接、内定者フォローなど、さまざまな場面で活用できる
  • 導入から活用までのサポートやコンテンツが充実している
このような企業におすすめ!
  • 能力・性格を総合的に把握し、活躍できる人材を採用したい
  • 実績や信頼のある適性検査を導入したい

料金プラン

『SPI 3』の料金は、検査内容や実施方法によって異なります。大卒採用向け適性検査の主な料金は、以下のとおりです。

※以下の表は右にスクロールできます

検査内容初期費用テストセンターインハウスCBTWebテストペーパーテスト
・性格検査
・基礎能力検査
無料6050円/人4400円/人4400円/人6050円/人
・性格検査
・基礎能力検査
・英語能力検査
無料7150円/人
・性格検査
・基礎能力検査
・構造的把握力検査
無料7700円/人
・性格検査
・基礎能力検査
・英語能力検査
・構造的把握力検査
無料8800円/人


なお、中途採用や高卒採用の場合でも「性格検査+基礎能力検査」の実施であれば、大卒採用向けの料金と同額です。

適性検査『SPI』については、以下の記事でも詳しく解説していますので、検査内容や実施時のポイントを知りたい方は確認してみてください。

SPI
適性検査のSPIとは?導入目的と検査結果からわかること、実施時のポイントを解説SPIとは、受検者の性格と能力を把握できる適性検査です。人材採用および従業員の育成やマネジメントにも活用できます。本記事では、SPIの基礎知識を解説します。導入前の参考にしてみてください。...

>> 比較表に戻る

GAB|新卒総合職の人材採用に活用する総合適性診断テスト

出典:日本エス・エイチ・エル株式会社

費用
(税込)
【Webテスト】
・年間利用料:132〜275万円
・受検料:660〜1210円/人

【マークシートテスト】
・問題冊子:660円/冊
・採点処理:3850円/人
検査内容・知的能力(言語、計数)
・パーソナリティ
・職務適性
・将来のマネジメント適性
検査時間・Webテスト:80分
・マークシート:90分
テスト形式・Webテスト
・マークシートテスト
対象範囲・大卒採用
・短大卒採用(マークシートテストのみ対応)
公式サイトhttp://www.shl.co.jp/
提供企業日本エス・エイチ・エル株式会社

特徴

  • 将来のマネジメント適性や組織適応性などを総合的に判定できる
  • 採用時に確認すべきヴァイタリティやチームワークなどを予測できる
  • 営業や研究開発など8つの職務適性を見極められる
  • 日本語だけでなく、英語受検・個人結果出力に対応している
このような企業におすすめ!
  • 自社のさまざまな職務や役割の適性を見極めたい
  • 個別の受検結果をもとに、採用後の人材戦略に役立てたい

料金プラン

『GAB』の料金は、Webテストとマークシートテストの検査方法によって異なります。

※以下の表は右にスクロールできます

検査方法年間利用料(税込)受検料(税込)問題冊子料(税込)採点処理料(税込)
Webテスト132〜275万円660〜1210円/人
マークシートテスト660円/冊3850円/人


適性検査『GAB』については、以下の記事でも詳しく解説していますので、検査内容や実施方法を知りたい方は確認してみてください。

GAB
適性検査のGABとは?人事が知っておきたい検査内容やメリット・デメリットを解説GABとは新卒総合職の採用に適した適性検査で、一般的な基礎能力と性格傾向を把握できます。本記事では、GABの検査内容とメリット・デメリットについて解説しますので、適性検査選びの参考にしてみてください。...

>> 比較表に戻る

玉手箱III|知的能力とパーソナリティから応募者の特徴を把握

玉手箱III

出典:日本エス・エイチ・エル株式会社

費用
(税込)
・年間利用料:132〜275万円
・受検料:660〜1210円/人
検査内容・知的能力(言語理解、計数理解、英語理解)
・性格、パーソナリティ
検査時間49分
テスト形式Webテスト
対象範囲大卒採用
公式サイトhttp://www.shl.co.jp/
提供企業日本エス・エイチ・エル株式会社

特徴

  • 候補者を「知的能力」と「パーソナリティ」の両面から測定できる
  • 短時間(49分)の検査で、受検者に負担をかけない
  • 候補者の「情報を素早く整理する力」を測定できる
  • 利用目的に応じて、診断結果の出力フォーマットを選べる
このような企業におすすめ!
  • 大学の新卒者を積極的に採用したい
  • ビジネスシーンで通用する人材を見極めたい

料金プラン

『玉手箱III』は、Webテストのみの対応となっており、年間利用料と受検人数に応じた費用がかかります。

検査方法年間利用料(税込)受検料(税込)
Webテスト132〜275万円660〜1210円/人

>> 比較表に戻る

DBIT|業務遂行上の正確性と効率性の判定が可能

DBIT

出典:株式会社ダイヤモンド社

費用
(税込)
【Webテスト】
・初期費用:無料
・受検料:1430円/人

【ペーパーテスト】
・受検料(自社診断):990円/部
・受検料(採点センター診断):1430円/人
検査内容・基礎言語能力(文意把握、言語推論)
・基礎数的理解能力(四則演算、数列)
検査時間約30分
テスト形式・Webテスト・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://jinzai.diamond.co.jp/service/test/000HD5502/
提供企業株式会社ダイヤモンド社

特徴

  • 業務遂行上の必要な知的能力を短時間で測定・評価する
  • テストの実施から診断までのプロセスを自社で完結できる
  • 大量受検の場合でもコストを抑えつつ効率的に採点できる
  • ペーパーテストには、問題が異なる2種類の検査が用意されている
このような企業におすすめ!
  • 事務処理やデータ入力など業務で必要な能力を把握したい
  • 社内で完結する採用選考プロセスを構築したい

料金プラン

『DBIT』の料金は、以下のように診断方法によって異なります。

診断方法初期費用(税込)受検料(税込)
Web診断無料
※大量受検:55万円
1430円/人
※大量受検:1100円/人
自社診断無料990円/部
採点センター診断無料1430円/人

なお、Web診断の大量受検向けプランは、年間1700人以上が利用する場合に適しています。

>> 比較表に戻る

CUBIC|新卒採用や教育・研修向けの適性検査

CUBIC

出典:株式会社CUBIC

費用要問い合わせ
検査内容【性格検査】
メンタル度、カルチャーフィット傾向、職種適性 など

【基礎能力検査】
言語、数理、図形、論理、英語
検査時間・性格検査:約15分
・基礎能力検査:1科目14分〜
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://cubic-co.jp/
提供企業株式会社CUBIC

特徴

  • 企業規模・業態・業種を問わず、国内外で約1万社(2020年時点)が利用している
  • 個人の特性を多面的に評価し、全体像がビジュアル的に表現される
  • メンタル度やカルチャーフィット傾向にもとづく「接し方」が表示される 
  • 新卒採用や配置転換、教育研修など目的に応じて幅広く活用できる
このような企業におすすめ!
  • 多面的な視点を取り入れて、評価の偏りを減らしたい
  • 組織活性化や人材マネジメントなど、さまざまな場面で活用したい

料金プラン

総販売元の株式会社CUBICでは、企業の要望に応じたプランを提供しているため、詳しい料金は公式サイトから問い合わせる必要があります。

>> 比較表に戻る

HCi-ab|ビジネスパーソンとしての知識・能力を総合的に診断

HCi-ab

出典:株式会社ヒューマンキャピタル研究所

費用
(税込)
受検料:1100円/人
※最初の1人目だけ2200円/人
検査内容基礎能力(言語分野、数理分野、時事社会分野)
検査時間45分
テスト形式ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
公式サイトhttps://hci-inc.co.jp/product_ab/
提供企業株式会社ヒューマンキャピタル研究所

特徴

  • 3分野の検査結果から総合的な基礎能力を診断できる
  • 各分野の素点だけでなく「常識度」と「思考度」の得点バランスもわかる
  • 候補者集団の基礎能力をランキング一覧で容易に把握できる
  • 仕事で必要な最低限の事務能力をチェックできる
このような企業におすすめ!
  • 候補者の知識レベルを全国と比較し、相対的な評価で採用したい
  • ビジネスパーソンとしての基礎的な事務能力を確認したい

料金プラン

『HCi-ab』は、以下のようにシンプルな料金体系になっています。

初期費用受検料(税込)
※最初の1人目
受検料(税込)
※2人目以降
無料2200円/人1100円/人

なお、結果の再報告を希望する場合は、人数に関係なく、同社が指定する期間において1100円(税込)がかかります。

>> 比較表に戻る

SCOA総合適性検査|個人の能力やパーソナリティを多面的に評価

SCOA総合適性検査

出典:株式会社日本経営協会総合研究所

費用
(税込)
・初期費用:要問い合わせ
・受検料:2200円〜/人
(※テストタイプ・人数に応じて料金が異なる)
検査内容【基礎能力検査】
言語、数理、論理、常識、英語

【パーソナリティ検査】
気質類型、性格特徴、意欲・態度

【事務能力検査】
照合、分類、言語、計算、読図、記憶
検査時間・基礎能力検査:45〜60分(SCOA-Aの場合)
・パーソナリティ検査:35分
・事務能力検査:約50分
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・マークシートテスト
・テストセンター
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://www.noma.co.jp/service/assessment/scoa/
提供企業株式会社日本経営協会総合研究所

特徴

  • 人事測定・評価開発研究委員会による分析で、信頼性の高いデータが取得できる
  • 「知・情・意」の側面から、個人の持ち味を多面的に評価できる
  • 業務を遂行するために必要な「スピード」や「確実性」を測定できる
  • テストセンター会場を利用すれば、会場準備や試験監督の必要がない
このような企業におすすめ!
  • 目的や予算に応じて、検査の種類や実施方法を選択したい
  • 自社のさまざまな部署に対する適性を多面的に評価したい

料金プラン

『SCOA総合適性検査』の料金は、検査の実施方法や組み合わせによって異なります。

実施方法基礎能力検査
(SCOA-A)
パーソナリティ検査事務能力検査
Webテスト2200円/人
マークシートテスト1つの検査のみ:2200円/人
2つの検査同時:3300円/人
3つの検査同時:5500円/人
テストセンター1つの検査のみ:4290円/人
2つの検査同時:4840円/人

なお、公式サイトでは初期費用について記載がないため、詳しい料金は問い合わせる必要があります。

>> 比較表に戻る

TAP|対人や社会への不調和傾向の測定が可能

TAP

出典:株式会社 日本文化科学社

費用
(税込)
・初期費用:3万3000円
・採点利用料:1万1000円/月
・受検料:1320円/人(Web版)
検査内容【能力検査】
言語、数理、論理

【性格検査】
職務バイタリティ、対人的側面、行動的側面
検査時間・総合タイプ:60分(性格検査、能力検査)
・性格タイプ:15分(性格検査のみ)
・短縮タイプ:30分(総合タイプの半分)
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・マークシートテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
公式サイトhttps://www.tap-tekisei.com/
提供企業株式会社 日本文化科学社

特徴

  • 検査結果から候補者の人物像や面接時のチェックポイントを確認できる
  • 基礎能力や性格特性に加えて、事務適性や情報処理能力も測定できる
  • 自由に問題を作成できるプランもあり、より深い知識の測定ができる
  • 利用人数が多い企業向けの「使い放題プラン」も用意されている
このような企業におすすめ!
  • 面接ではわからない人物像や価値観をデータで把握したい
  • 採用方法に応じた検査タイプを自由に選びたい

料金プラン

『TAP』を利用する場合は、初期費用と採点利用料、検査タイプごとの受検料が必要です。

初期費用(税込)採点利用料(税込)
3万3000円1万1000円/月

※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください

検査タイプWeb版
(税込)
マークシート版
(税込)
問題用紙(税込)
※マークシート版のみ
総合タイプ
(性格・能力検査)
1320円/人1100円/人9900円/20人分
※バラ売り不可
性格タイプ
(性格検査のみ)
1320円/人1100円/人
短縮タイプ
(総合タイプの半分)
1100円/人

また、Web版・マークシート版の使い放題プラン(税込22万円/月)も提供しており、受検者数が多い場合でも費用を気にせず利用できます。

>> 比較表に戻る

【組織づくり・人材育成】適性検査おすすめ4選|特徴・料金の比較表

適性検査_組織づくり_ツール

組織づくりや人材育成に活用できる適性検査について、4つのおすすめサービスを紹介します。

候補者の将来的な活躍を予測し、人員配置やマネジメントに活用できるサービスをピックアップしています。

※以下の表は右にスクロールできます

サービス名特徴費用(税込)このような企業におすすめ
DPI・自社で成果を挙げるハイパフォーマー人材を判定
・職場の雰囲気を分析し「なじみやすさ」を診断
・初期費用:無料
・受検料:2750円/人
※Webテストの場合
・将来的な活躍を見据えて、職場適応力の高い人材を採用したい
・採用だけでなく、社員の人物評価でも活用したい
DIST・ストレス耐性を検査し、自分で対処する資質を診断
・仕事上の場面ごとでストレス耐性を診断
・初期費用:無料
・受検料:1650円/人
※Webテストの場合
・ストレス耐性を中心に候補者の特性を測定したい
・個人の役割や人間関係に関するストレス課題を解決したい
tanθ・5つの思考タイプから直感的に特性が把握可能
・組織分析を通して、求める役割(職種)の活躍人材を判定
・初期費用:無料
・性格検査:2200円/人
・能力検査:1100円/人
・物事の捉え方や行動の傾向をタイプ別に可視化したい
・受検者が気軽に回答できる適性検査を導入したい
PET II・組織管理者としての価値観や適性を可視化
・15個の人材タイプに分類し、マネジメントへの活用が可能
・初期費用:無料
・受検料:1650円/人
・検査の実施を効率化し、採用すべき人材を素早く見極めたい
・リーダーシップ(管理者)を軸に人物評価をしたい


業務遂行能力やストレス耐性を測定し、ビジネスパーソンとしての素質を見極めたい場合は、上記の適性検査を検討してみましょう。

各適性検査サービスの概要は、2025年2月現在の情報にもとづいて作成したものです。変更の可能性もあるため、詳細は各社Webサイトなどでご確認ください。

DPI|人材育成にも活用できる態度能力を診断

DPI

出典:株式会社ダイヤモンド社

費用
(税込)
【Webテスト】
・初期費用:無料
・受検料:2750円/人

【ペーパーテスト】
・受検料(自社診断):990円/部
・受検料(採点センター診断):2750円/人
検査内容・行動特性(積極性、協調性 など)
・仕事への態度(活動性、持久性 など)
・対人関係(共感性、指導性 など)
・組織への順応(規律性、従順性)
検査時間約20分
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://jinzai.diamond.co.jp/service/test/000HD3004/
提供企業株式会社ダイヤモンド社

特徴

  • 企業の調査データを標準化し、精度の高い診断結果が得られる
  • 自社で成果を挙げるハイパフォーマー人材を判定できる
  • 職場の雰囲気を分析して「なじみやすさ」を診断できる
  • 英語版や中国語版など、多言語に対応している
このような企業におすすめ!
  • 将来的な活躍を見据えて、職場適応力の高い人材を採用したい
  • 採用だけでなく、社員の人物評価でも活用したい

料金プラン

『DPI』の料金は、以下のように診断方法によって異なります。

診断方法初期費用(税込)受検料(税込)
Web診断無料
※大量受検:55万円
2750円/人
※大量受検:1650円/人
自社診断無料990円/部
採点センター診断無料2750円/人

Web診断で年間500人以上が利用する場合は、大量受検向けプランへの加入がおすすめです。

適性検査『DPI』については、以下の記事でも詳しく解説していますので、検査内容や活用方法を知りたい方は確認してみてください。

DPI_適性検査_検査内容_結果の活用方法_人材採用_人材育成_人事
DPI適性検査とは?内容と結果の活用方法を知り人材採用・育成に活かそうDPI適性検査は、職場適応力を測定するテストです。後天的に育成可能な態度能力が可視化され、人材採用・育成に活用できます。本記事では、DPIの基礎知識と活用方法を解説しますので、参考にしてみてください。...

>> 比較表に戻る

DIST|ストレス耐性のある人材を見抜ける適性検査

DIST

出典:株式会社ダイヤモンド社

費用
(税込)
【Webテスト】
・初期費用:無料
・受検料:1650円/人

【ペーパーテスト】
・受検料(自社診断):990円/部
・受検料(採点センター診断):1650円/人
検査内容・ストレス耐性(対人、対課題 など)
・ストレス対処資質(自己効力感、思考のコントロール など)
検査時間約10分
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://jinzai.diamond.co.jp/service/test/000HD3604/
提供企業株式会社ダイヤモンド社

特徴

  • ストレス耐性に特化した検査で、自分で対処する資質を診断できる
  • 仕事上の起こりうる場面ごとにストレス耐性を見極められる
  • 社員のメンタルヘルスや健康管理のツールとして活用できる
  • 自社の運用に応じた診断方法(自社診断、Web診断 など)を選択できる
このような企業におすすめ!
  • ストレス耐性を中心に候補者の特性を測定したい
  • 個人の役割や人間関係に関するストレス課題を解決したい

料金プラン

『DIST』の料金は、以下のように診断方法によって異なります。

診断方法初期費用(税込)受検料(税込)
Web診断無料
※大量受検:55万円
1650円/人
※大量受検:1100円/人
自社診断無料990円/部
採点センター診断無料1650円/人

なお、Web診断の大量受検向けプランは、年間1000人以上が利用する場合に適しています。

>> 比較表に戻る

tanθ|活躍人材の見極めやチームビルディングへの活用が可能

tanθ

出典:株式会社シンカ

費用
(税込)
【性格検査】
・初期費用:無料
・受検料:2200円/人

【能力検査】
・初期費用:無料
・受検料:1100円/人
検査内容【性格検査】
性格、欲求、思考タイプ

【能力検査】
言語、非言語、英語
検査時間・性格検査:約15分
・能力検査:15分/科目
テスト形式Webテスト(スマホ受検可能)
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://www.shinka.com/business/tangent.html
提供企業株式会社シンカ

特徴

  • ストラテジストやハンターなど、5つの思考タイプで直感的に特性を把握できる
  • 組織風土の分析を通して、求める役割(職種)の活躍人材を見極められる
  • スマホ受検に対応しており、時間や場所を選ばず受検できる
  • 2008年に開発され、累計25万人以上が利用する豊富な実績がある
このような企業におすすめ!
  • 物事の捉え方や行動の傾向をタイプ別に可視化したい
  • 受検者が気軽に回答できる適性検査を導入したい

料金プラン

『tanθ』は、月額利用料などの固定費はかからず、利用人数に応じた料金のみが発生します。

検査タイプ初期費用受検料(税込)
性格検査無料2200円/人
能力検査無料1100円/人

なお、年間1000件以上の受検を行う場合は、受検枠のなかで料金が割安になる「定額プラン」も利用可能です。(要問い合わせ)

>> 比較表に戻る

PET II|組織人材としての適性を多面的な視点で評価

PETII

出典:株式会社ベクトル

費用
(税込)
・初期費用:無料
・受検料:1650円/人
検査内容・組織管理者の適性診断(15種類の人材タイプ)
・メンタル診断(ストレス耐性、対人トラブルリスク)
・組織文化の適合度診断(家族型・統制型・起業型・競争型)
検査時間10〜15分
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://www.vector-up.com/service/assessment/pet-ii/
提供企業株式会社ベクトル

特徴

  • 組織管理者としての価値観・適性・ストレス耐性などを可視化できる
  • 受検者を15個の人材タイプに分類し、育成戦略やマネジメントに活用できる
  • 受検から診断結果の確認、フィードバックまでのアプローチを効率化できる
  • 検査結果は面接実施者への選考資料としても活用できる
このような企業におすすめ!
  • 検査の実施を効率化し、採用すべき人材を素早く見極めたい
  • リーダーシップ(管理者)を軸に人物評価をしたい

料金プラン

『PET II』は、初期費用はかからず、利用人数に応じた受検料のみ必要です。

初期費用受検料(税込)
無料1650円/人

なお、年間での利用人数が多い場合は、使い放題プランへの加入も可能です。(要問い合わせ)

>> 比較表に戻る

【用途に特化】適性検査おすすめ4選|特徴・料金の比較表

適性検査_用途特化_ツール

特定の用途に特化した適性検査について、4つのおすすめサービスを紹介します。

IT関連の職務適性を測定するサービスや、特許技術を用いたAI適性検査などをピックアップしています。

※以下の表は右にスクロールできます

サービス名特徴費用(税込)このような企業におすすめ
CAB・SEやプログラマーなどの職務適性を診断
・ヴァイタリティやチームワークなど9つの特性を予測
・年間利用料:3万9600円
・受検料:3520円/人
※Webテストの場合
・IT関連の企業において、技術職への適性を把握したい
・コンピュータ職に必要な「論理的思考力」や「問題解決能力」を測定したい
ジョブテスト・採用コンサルティング事業で蓄積されたデータをもとに開発
・候補者のスキルをデータで可視化し、活躍できる人材か否かを判断
月額課金制
※要問い合わせ
・自社の求める人材を実務レベルのスキルで見極めたい
・受検時の不正をなくし、公平性を確保したい
アッテル・特許技術で開発されたAIにより、精度の高いデータの取得が可能
・自社のハイパフォーマーを分析して採用基準を策定
月額課金制
※要問い合わせ
・AIによる高精度の分析で採用時のミスマッチを防ぎたい
・人員配置を最適化して、組織全体の生産性を高めたい
不適性検査スカウター・「定着しない」などのネガティブ指標で人材を評価
・候補者の価値観を測定し、社風や組織風土に合うかチェック
・初期費用:無料
・能力検査:無料
・資質検査:864円/人
・精神分析:540円/人
・定着検査:540円/人
・活躍人材ではなく、自社に適さない人材を見極めたい
・基礎能力や性格を測定できるサービスを導入したい


上記のサービスは、独自の検査方法や評価指標を用いているため、目的・用途に応じて選定しましょう。

各適性検査サービスの概要は、2025年2月現在の情報にもとづいて作成したものです。変更の可能性もあるため、詳細は各社Webサイトなどでご確認ください。

CAB|SE・プログラマーのコンピュータ職の適性を診断

CAB

出典:日本エス・エイチ・エル株式会社

費用
(税込)
【Webテスト】
・年間利用料:3万9600円
・受検料:3520円/人

【マークシートテスト】
・問題冊子:660円/冊
・採点処理:3850円/人
検査内容・知的能力(暗算、法則性、命令表、暗号)
・パーソナリティ
検査時間・Webテスト:72分
・マークシート:95分
テスト形式・Webテスト
・マークシートテスト
対象範囲大卒採用
公式サイトhttp://www.shl.co.jp/
提供企業日本エス・エイチ・エル株式会社

特徴

  • SE(システムエンジニア)やプログラマーなどの職務適性を診断できる
  • ヴァイタリティやチームワーク、創造的思考力など9つの特性を予測できる
  • オンライン報告システムで、採点から報告までの時間を削減できる
  • 日本語だけでなく、英語受検・個人結果出力に対応している
このような企業におすすめ!
  • IT・システム関連企業において、技術職への適性を把握したい
  • コンピュータ職に必要な「論理的思考力」や「問題解決能力」を測定したい

料金プラン

『CAB』の料金は、以下のように検査方法によって異なります。

※以下の表は右にスクロールできます

検査方法年間利用料(税込)受検料(税込)問題冊子料(税込)採点処理料(税込)
Webテスト3万9600円3520円/人
マークシートテスト660円/冊3850円/人


適性検査『CAB』については、以下の記事でも詳しく解説していますので、検査内容や実施方法を知りたい方は確認してみてください。

CAB
適性検査のCABとは?実施目的や検査内容、実施方法を採用担当者の方向けに解説CABとは、受検者のコンピュータ職への適性と性格傾向を把握できる適性検査です。コンピュータ職の新卒採用に活用できます。本記事では、CABの基礎知識を解説しますので、採用担当者の方はご参考ください。...

>> 比較表に戻る

ジョブテスト|データの可視化で採用活動を効率化するスキルテスト

ジョブテスト

出典:HeaR株式会社

費用月額課金制
※要問い合わせ
検査内容・能力(思考力、ヒアリング力 など)
・知識(入社時点で求める知識量)
・適性(自社との適合度、活躍人材、価値観 など)
検査時間不明
テスト形式Webテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://jobtest-lp.com/
提供企業HeaR株式会社

特徴

  • 採用コンサルティング事業で蓄積されたデータをもとに開発している
  • 候補者のスキルをデータで可視化し、活躍できる人材か否かを判断できる
  • フルスクリーン状態でしか受検できない不正防止機能が搭載されている
  • 経験豊富な担当者が要件定義や質問設計をサポートしてくれる
このような企業におすすめ!
  • 自社の求める人材を実務レベルのスキルで見極めたい
  • 受検時の不正をなくし、公平性を確保したい

料金プラン

『ジョブテスト』の適性検査サービスは、企業の課題や要望に応じたプラン(月額課金制)を提供しているため、詳しい料金は問い合わせる必要があります。

>> 比較表に戻る

アッテル|データとAIで活躍可能性を見極める適性検査

アッテル

出典:株式会社アッテル

費用月額定額制
(100人利用の場合:受検費用無料、分析費用30万円)
※要問い合わせ
検査内容・性格検査(リーダーシップ、ストレス耐性 など)
・能力検査(基礎学力)
・適性診断(活躍可能性、定着予測 など)
検査時間・性格検査:10分
・能力検査:15分
テスト形式Webテスト(スマホ受検可能)
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://attelu.jp/assessment
提供企業株式会社アッテル

特徴

  • 特許技術で開発されたAIによって、精度の高いデータを得られる
  • 自社のハイパフォーマーを分析し、オリジナルの採用基準を策定できる
  • 活躍人材を最適な部署へ配置するための判断材料にできる
  • 対策が困難な優劣のない設問で、候補者の価値観を正確に可視化できる
このような企業におすすめ!
  • AIによる高精度の分析で採用時のミスマッチを防ぎたい
  • 人員配置を最適化して、組織全体の生産性を高めたい

料金プラン

『アッテル』の料金プランは、課題や企業規模に合わせた3つのプラン(月額課金制)があります。

  • スモールプラン
  • スタンダードプラン
  • コンサルティングプラン

詳しい料金については、公式サイトから問い合わせる必要があります。

>> 比較表に戻る

不適性検査スカウター|失敗しない人材採用を叶える不適性検査

不適性検査スカウター

出典:株式会社トランジションホールディングス

費用・初期費用:無料
・能力検査:無料
・資質検査:864円/人
・精神分析:540円/人
・定着検査:540円/人
(※マークシート受検の場合、648円/枚が別途必要)
検査内容・能力検査(言語、計算、図形)
・資質検査(性格、価値観、職務適性、パーソナリティ など)
・精神分析(精神状態の傾向、集中力、ストレス要因 など)
・定着検査(離職の傾向、ストレス感受性 など)
検査時間・能力検査:30分
・資質検査:15〜20分
・精神分析:10〜15分
・定着検査:10〜15分
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・ペーパーテスト
・マークシートテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
公式サイトhttps://scouter.transition.jp/
提供企業株式会社トランジションホールディングス

特徴

  • 「定着しない・成長しない」などのネガティブ指標で人材を見分けられる
  • 働くことに対する価値観を測定し、社風や組織風土に合うかチェックできる
  • 初期費用や能力検査の費用がかからず、導入コストを抑えられる
  • 英語・中文・タイ語・ベトナム語など、計8か国語に対応している
このような企業におすすめ!
  • 活躍人材ではなく、自社に適さない人材を見極めたい
  • 基礎能力や性格を測定できるサービスを導入したい

料金プラン

『不適性検査スカウター』には、低価格で導入できる標準プランと、一括処理・出力などの機能が充実したプライムプランの2種類があります。

※以下の表は右にスクロールできます

料金プラン初期費用能力検査資質検査精神分析定着検査
標準プラン無料無料864円/人540円/人540円/人
プライムプラン2万5660円/年

※マークシート受検の場合は、マークシートの購入費用(648円/枚)が別途必要

なお、受検人数が多い場合は、人数に応じた割引き料金が適用されます。

>> 比較表に戻る

【手軽に実施】適性検査おすすめ3選|特徴・料金の比較表

適性検査_短時間_定番_ツール

手軽に実施できる適性検査について、3つのおすすめサービスを紹介します。

検査時間が短い(約10〜30分)サービスや、検査結果を効率的にフィードバックできるサービスをピックアップしています。

※以下の表は右にスクロールできます

サービス名特徴費用(税込)このような企業におすすめ
玉手箱I Ver.2・新卒採用の母集団の形成に活用可能
・短いテスト時間(約11分)で、受検者の負担を軽減
年間利用料:13万2000円・業務を問題なく遂行するための能力を見極めたい
・短時間の検査で多くの応募者を評価したい
Talent Analytics・職務経歴ではわからない、性格や価値観をデータで可視化
・検査時間(約35分)が短く、企業と受検者両方の負担を軽減
・初期費用:無料
・利用料:36万3000円〜/年
※ベーシックプランの場合
・候補者の特性を把握し、活躍する人材を見極めたい
・効率的な検査とフィードバックで人事担当者の負担を軽減したい
HCi-AS・ストレス耐性など候補者のメンタルヘルスを確認可能
・個性が読み取りやすい記述式の検査結果
・初期費用:5万5000円
・受検料:3300円/人
※101人以上の場合
・個性や職務適性をもとに、採用後の育成計画を立てたい
・短時間の検査で候補者の特性を総合的に把握したい


上記のサービスは、ただ単に検査時間が短いだけでなく、候補者の性格・能力を可視化したうえで正確な適性を見極められます。

各適性検査サービスの概要は、2025年2月現在の情報にもとづいて作成したものです。変更の可能性もあるため、詳細は各社Webサイトなどでご確認ください。

玉手箱I Ver.2|職務遂行に必要な能力特性を短時間で検査

玉手箱I_Ver.2

出典:日本エス・エイチ・エル株式会社

費用
(税込)
年間利用料:13万2000円
検査内容職務遂行に必要な能力特性
(ヴァイタリティ、プレッシャーへの耐性 など)
検査時間約11分
テスト形式Webテスト
対象範囲新卒採用
公式サイトhttp://www.shl.co.jp/
提供企業日本エス・エイチ・エル株式会社

特徴

  • 新卒採用の母集団(自社に興味・関心を示す応募者の集団)の形成に活用できる
  • 約11分の短いテスト時間で、受検者の負担を軽減できる
  • 採用時に見るべき特性を測定し、職務遂行上のポイントを把握できる
  • 受検人数の制限がないため、追加料金が発生しない
このような企業におすすめ!
  • 業務を問題なく遂行するための能力を見極めたい
  • 短時間の検査で多くの応募者を評価したい

料金プラン

『玉手箱I Ver.2』は年間利用料のみが発生し、受検料はかからない(利用人数に制限のない)サービスです。

検査方法年間利用料(税込)受検料(税込)
Webテスト13万2000円

>> 比較表に戻る

Talent Analytics|短時間の知能能力テストで優秀な人財を発見

Talent_Analytics

出典:エン・ジャパン株式会社

費用
(税込)
・初期費用:無料
・利用料:36万3000円〜/年
※ベーシックプランの場合
検査内容【性格検査】
性格特性、創造的思考性、コミュニケーション力 など

【能力検査】
ビジネスに必要な知的能力(記憶力、言語力 など)
検査時間・性格検査:約15分
・能力検査:約20分
テスト形式Webテスト(スマホ受検可能)
対象範囲・新卒採用
・中途採用
・社員
公式サイトhttps://jinji-test.en-japan.com/
提供企業エン・ジャパン株式会社

特徴

  • 職務経歴ではわからない、知的能力・性格・価値観がデータでわかる
  • 検査時間が約35分と短く、企業・受検者ともに負担が少ない
  • コミュニケーション上の傾向やマッチ度を可視化できる
  • 1987年より提供を開始し、累計280万人以上が利用している
このような企業におすすめ!
  • 候補者の特性を把握し、活躍する人材を見極めたい
  • 効率的な検査とフィードバックで人事担当者の負担を軽減したい

料金プラン

『Talent Analytics』には、以下の3つの料金プランが設けられています。

※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください

料金プラン初期費用利用料(税込)テスト件数
ベーシックプラン無料36万3000円〜/年100件〜
ライトプラン無料7万7000円〜/年20件〜
カスタムプラン要問い合わせ

なお、料金に含まれているテスト件数が決まっていますが、追加で受検したい場合は、1件単位で追加購入が可能です。

>> 比較表に戻る

HCi-AS|10分の検査で具体的な人物像を把握

HCi-AS

出典:株式会社ヒューマンキャピタル研究所

費用
(税込)
・初期費用:5万5000円
・受検料:3300円/人(101人以上の場合)
検査内容・個性(目標追求力、対人力、主体性)
・職務特性(ストレス耐性、メンタルヘルス)
検査時間10分
テスト形式・Webテスト(スマホ受検可能)
・ペーパーテスト
対象範囲・新卒採用
・中途採用
公式サイトhttps://hci-inc.co.jp/product_as/
提供企業株式会社ヒューマンキャピタル研究所

特徴

  • 検査時間が10分と短く、企業・受検者ともに負担なく利用できる
  • ストレス耐性やストレスが顕在化する環境などを把握できる
  • 検査結果は人間性や個性を読み取りやすい記述式で報告される
  • 英語やタイ語、中国語など8か国語に対応している
このような企業におすすめ!
  • 個性や職務適性をもとに、採用後の育成計画を立てたい
  • 短時間の検査で候補者の特性を総合的に把握したい

料金プラン

『HCi-AS』の料金は、初期費用と利用人数に応じた受検料がかかります。

初期費用受検料(税込)
1〜30人31〜100人101人〜
5万5000円4400円/人3850円/人3300円/人

なお、はじめて利用する場合にのみ初期費用が発生し、更新する費用はかかりません。

>> 比較表に戻る

適性検査の選び方4つのポイント

適性検査_選び方

適性検査の仕様は提供会社によって大きく異なります。自社に最適な適性検査を選ぶうえで大切なポイントを4つご紹介します。

今回は4つに絞って解説していますが、より詳しい内容を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

適性検査_企業
適性検査の導入におけるメリット・デメリット!選び方と合わせて解説企業が面接時に実施する適性検査を導入すると、効果的な人材採用を実現できます。本記事では、適性検査の選び方と活用方法などを解説しますので、採用活動のブラッシュアップにお役立てください。...

自社の目的や採用基準に合っているか

一つめポイントは、適性検査の検査内容が「利用目的や採用基準に合っているか」です。

適性検査の提供会社によって、想定している結果や利用目的はさまざまなため、以下の点に絞って導入を検討しましょう。

  • 「採用活動」と「既存社員のタレントマネジメント」のどちらが目的か
  • 把握したいのは「能力」と「性格」のどちらか
  • 評価項目が自社の職務に合っているか

このように検査内容と自社の利用目的・採用基準が合致しているかの確認が重要です。

予算に見合った導入費用であるか

適性検査ツールの提供会社によって費用が異なるため、自社の予算内で導入可能かを検討しましょう。

ツールの導入・運用にかかる基本的な費用は、以下のような項目です。

  • 初期費用(無料のツールもある)
  • システム利用料(月額、年額など)
  • 受検料(人数、科目数など)

各社の適性検査の費用を確認したい方は、前述した各ツールの比較表を参考にしてみてください。

信頼性や実績がある適性検査か

三つめポイントが「信頼できる実績があるか」です。

多大なコストと労力を投じて導入しても、受検者の特性を正しく把握できない検査では意味がありません。

導入検討のときは、適性検査の総受検者数や年間利用企業数などを確認しましょう。適性検査を意味のあるものにするため、以下の記事も確認してみてください。

適性検査_意味がない活用_上手な活用方法
適性検査の意味がない活用のケース3選|上手に活用する方法とは?適性検査の意味がない活用のケースには、検査結果だけでの採用判断や検査の形骸化があります。面接など別の選考方法と組み合わせた多角的な人物評価が重要です。適性検査を上手に活用する方法と事例を解説します。...

新卒採用・中途採用に適した適性検査を選んでいるか

新卒採用と中途採用では、求められるスキルや特性が異なるため「採用方法に適した検査を選んでいるか」を確認しましょう。

新卒採用では、学業成績や基礎的な能力、ポテンシャルを重視する検査が有効です。一方、中途採用では、実務経験や専門知識、即戦力としての適性を評価する検査が求められます。

これらのポイントを考慮し、目的に応じた適性検査を選ぶことで、採用の成功率を高められます。

適性検査選びに失敗しないために、以下の資料を確認してみてください。具体的な3つの落とし穴を紹介しています。
>>「失敗しない適性検査の選び方」の資料をダウンロードする

適性検査を導入する4つのメリット

適性検査_導入_メリット

適性検査の導入によって、以下の4つのメリットが得られます。

自社が求める人材と応募者との適合度合いが把握できる適性検査は、結果として離職率の低下にもつながります。

適性検査を導入するメリットを一つずつ解説していきます。

人物評価を標準化し客観性を担保できる

適性検査を導入するメリットの一つは、採用時の人物評価を標準化し、客観性を担保できる点です。

新卒・中途採用で適性検査を活用することで、個人の特性が数値化・データ化できるため、客観性を担保した人物評価が可能です。

実際に、適性検査を利用している企業では、検査結果を定量的な参考情報として面接官に渡し、候補者との最終面接を実施しています。

面接官の「感覚的なものさし」に、適性検査の「定量的なものさし」が加わったことで客観性が保たれ、採用や面接の精度の向上につながりました。

事例:中長期の組織の理想像から逆算をした採用基準を設定|デジタルアスリート株式会社

採用の選考時に、さまざまな経歴やスキルを持つ候補者と向き合うなかで、主観的な評価が入り込む場合もあります。

しかし、適性検査の客観的なデータによって、採用担当者ごとの評価のバラつきをなくし、同じ基準で候補者同士を公平に評価できます。

面接や書類選考だけでは見えない点を評価できる

面接や書類選考だけでは見えない個々の特性を評価できる点も、適性検査を導入するメリットです。

適性検査の結果から、候補者それぞれの見えない部分が可視化され、採用・不採用の判断が明確になります。

面接だけではなかなか把握できない、論理的思考力や性格、価値観など実務に必要な側面を評価できるため、採用プロセスの強化やミスマッチの防止にもつながります。

ハイパフォーマーの分析をもとに人材戦略が立てられる

既存社員に対して適性検査を実施することで、ハイパフォーマーの特性分析にも活用可能です。

ハイパフォーマーとは?

これまでの経験で得たスキルやノウハウから、確実な成果を残す生産性の高い人材のこと。物事をポジティブに捉える思考を持っており、ミスを恐れずチャレンジすることや、常に学び続ける姿勢を保とうとする行動特性がある。

参考:ハイパフォーマーとは?特徴や育成・分析方法、離職防止の方法を解説

たとえば、ハイパフォーマーのプロジェクトや課題への取り組み姿勢から、自主的に学習する能力や、組織の変化に適応する資質などを分析できます。

優れたパフォーマンスを発揮している社員を分析することによって、共通の資質や特性をもとにした、戦略的な組織開発や人材開発に役立てられます。

社員のパフォーマンスを高める方法は、モラールサーベイもおすすめです。より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

モラールサーベイ_目的_他サーベイ_違い
モラールサーベイとは?実施目的や他のサーベイとの違いを詳しく解説モラールサーベイとは、従業員意識調査のことで社員の士気や労働意欲を測定します。結果から組織課題が表面化され解決に向けた改善活動が可能です。本記事では混在しやすい他のサーベイとの違いも解説しています。...

入社後の配属先や教育研修に活用できる

適性検査の導入によって、入社後の配属先の選定や、教育・研修などの人材育成への活用も可能です。

適性検査の結果から新入社員の性格・能力・特性を把握し、既存社員の傾向と照らし合わせて、活躍できる配属先の検討をしましょう。

教育研修においても、個々の特性や強みに合わせたカリキュラムの構築に役立てられます。

新入社員ごとに最適化された教育によって、配属先の業務に対して早期に適応し、即戦力としての活躍も期待できます。

【企業事例】採用基準の明確化によって合否判断の工数を削減

適性検査_企業事例_採用基準_明確化

適性検査の活用によって、課題を解決した事例について紹介します。

不動産総合コンサルティング事業を展開するフォーラス&カンパニーでは、明確な採用基準が定まっていなかったため、面接担当者による感覚で採用していました。

そこで、組織分析を通して独自の採用基準が策定できる『ミキワメ 適性検査』を導入し、以下のように活用しています。

  • 2次選考で適性検査を受検してもらう
  • 面接官の印象と検査結果を照らし合わせる
  • 社風に合っているかどうかを判断する
  • 採用候補者は最終選考に進んでもらう

適性検査の活用により、自社で成果を出している社員像(ハイパフォーマー)に近い人物を見極められるようになり、採用業務の工数削減にもつながっています。

面接担当者の感覚的な部分がデータ化されたことで、根拠にもとづいた採用ができるようになりました。
事例:「感覚で実施していた採用」をデータで可視化 |株式会社フォーラス&カンパニー

『ミキワメ 適性検査』の特徴や機能をまとめた資料は、以下のリンクから無料でダウンロードできます。ぜひ確認してみてください。
>>「3分でわかる!ミキワメ 適性検査」の資料をダウンロードする

適性検査を導入するデメリット・注意点

適性検査_導入_デメリット

適性検査には以下のようなデメリットもあるため、導入検討のときは確認しておきましょう。

以下より、適性検査のデメリットと導入時の注意点を解説しています。

受検者が嘘の回答をする場合がある

適性検査で行われる性格検査は、合格するために自分をよく見せようと嘘の回答をする受検者もゼロではありません。

たとえば、求人情報や企業イメージに合わせて、期待される回答を受検者が意識的に選ぶことで、実際の性格や能力とは異なる結果になってしまうケースも考えられます。

適性検査の結果だけを鵜呑みにせず、書類選考や面接と照らし合わせて最終的な合否判定を出しましょう。

導入・運用には一定のコストがかかる

適性検査の導入・運用には、システム利用料や受検料など一定のコストがかかります。

適性検査を提供している会社によって、システム導入時に費用がかかる場合や、月額制の利用料を支払う場合などさまざまです。

前述した「おすすめの適性検査」を参考に、自社の予算と導入メリットとのバランスを考慮して、検討を進めてみてください。

また、適性検査の受検環境や運用マニュアルの整備など、事前準備が必要なことも認識しておきましょう。

適性検査で行われる2種類の検査

適性検査_方法_種類

適性検査で行われる主な検査には、以下の2種類があります。

適性検査は評価内容の違いから「基礎知的能力」は能力検査、一方「パーソナリティ・コンピテンシー・ストレス耐性」は性格検査として分けられることもあります。

導入するときは「どの評価内容を選考の指標にすべきか=人材の何を知りたいのか」に合わせて、適性検査を検討しましょう。

1.能力検査

適性検査の「能力検査」では、学歴や偏差値からは見えない基礎学力や一般常識などを測定します。

能力検査の主な目的と評価項目は、以下のとおりです。

目的評価項目
募集する職種に対して、必要な知識や能力があるかを見極めるため・基礎学力
・一般常識(社会人基礎力、マナーなど)
・言語能力(語彙力、文章読解、論理的思考力など)
・非言語能力(計算、推論、数的理解力など)
・英語理解力

以下の記事では、自社の職務に対する能力・スキルが見極められる「職務適性検査」について、特徴や測定項目を解説しています。代表的な検査ツールも紹介していますので、本記事と合わせて確認してみてください。

職務適性検査_測定項目_メリット_代表的_検査
職務適性検査とは?測定項目やメリット、代表的な3つの検査を解説職務適性検査とは、人材の職務・仕事に対する適性を測定する検査のことです。採用時や社内の人員配置時に活用されており、潜在的な能力の把握にも適しています。本記事では測定項目や検査種類を紹介しています。...

2.性格検査

適性検査の「性格検査」では、エントリーシートや面接では見えない人間性や考え方などのパーソナリティを測定します。

性格検査の主な目的と評価項目は、以下のとおりです。

目的評価項目
募集する職種・配属部署への適性があるかを見極めるため・性格(人間性、考え方、価値観など)
・行動特性(対人力、協調性など)
・コミュニケーション能力
・ストレス耐性

ミキワメ 適性検査』では、既存社員が受検した性格検査をもとに「社風」や「組織文化」を分析して、自社独自の採用基準が策定できます。

適性検査の測定項目と評価内容

適性検査_測定項目_評価内容

適性検査は評価内容ごとに4つの測定項目に大別され、整理すると以下のとおりです。

測定項目主な評価内容
基礎知的能力
(知能)
・思考力や演算処理能力など基本的な知的能力を持っているか
・社会人としての教養や知識、ビジネスマナーがあるか
パーソナリティ
(性格)
・協調性や責任感をどの程度持っているか
・どのような価値観や考え方の軸を持っているか
・行動意欲やバイタリティーがあるか
コンピテンシー
(職場適応力)
・高い業績や成果につながる行動特性を持っているか
・職務への適性や対人関係能力があるか
ストレス耐性
(メンタル耐性)
・ストレス耐性がどの程度あるか

適性検査を提供する企業によって表現こそ異なりますが、上記の4項目を評価するものが多いです。

ストレス耐性については、質問項目を含めて以下の記事で詳細を解説しています。

適性検査_ストレス耐性
適性検査のストレス耐性とは?6つの要素と質問例|高い人の特徴も解説適性検査におけるストレス耐性は、感知能力や処理能力など6つの要素で構成されています。ストレス耐性の高い人は、状況変化に柔軟に対応できる力を持っています。ストレス耐性を見極めるコツと質問例を解説します。...

適性検査には2つのテスト方式がある

適性検査_テスト方式

適性検査のテスト方式には、以下の2種類があります。

テスト方式概要
ノーマティブ方式一つの質問に「はい」か「いいえ」の2択での回答方法か、3〜5段階の評定から当てはまるものに回答する方法
イプサティブ方式複数の質問項目を一組にして「もっとも当てはまる項目(または、もっともも当てはまらない項目)」を選択する方法

以下より、それぞれのテスト方式を解説していきます。

1.ノーマティブ方式

ノーマティブ方式とは、一つの質問に対して「はい」か「いいえ」の2択での回答、あるいは3〜5段階の評定から当てはまるものに回答する方法のことです。

ノーマティブ方式の適性検査には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
質問がシンプルで、受検者が答えやすい回答を操作しやすく、嘘の人物像を作りやすい

多くの適性検査はノーマティブ方式を採用しており、言葉の意味からも自社の特性に合わせた「基準」の策定に役立てられます。

2.イプサティブ方式

イプサティブ方式とは、複数の質問項目を一組にして「自分にもっとも当てはまる項目(または、もっとも当てはまらない項目)」を選んで回答する方法のことです。

イプサティブ方式の適性検査には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
嘘をつきにくく、意図的な結果になりにくい受検者が答えにくい

複数の質問から回答するイプサティブ方式は、回答に時間がかかるため、受検者の負担も大きくなります。

受検者による作為的な回答操作を防止したい場合は、イプサティブ方式の適性検査を検討してみましょう。

適性検査のテスト形式は4種類

適性検査_テスト形式_種類

適性検査のテスト形式には、主に以下の4種類があります。

テスト形式によって、適性検査の費用や集計・分析にかかる時間などが異なります。

以下より、各テスト形式のメリットやデメリットを解説しますので、自社に適した適性検査を選ぶときの参考にしてみてください。

1.Webテスト

Webテストの適性検査は、インターネットを利用してパソコンやスマホを用いて受検する方法で、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
・パソコンやスマホを使ってWeb上で完結する
・受検会場や監督者の手配が不要で、企業側の労力がかからない
・時間と場所を選ばず受検できるため、受検者の負担が軽い
替え玉受検のような不正が起こることもある

受検者は、自身の都合に合わせてWebテストが受けられるため、学業や仕事の状況に応じた柔軟な受検環境が整えられます。

ミキワメ 適性検査』は、Webテスト形式を採用しており、パソコンやスマホからの受検も可能です。

2.ペーパーテスト

ペーパーテストの適性検査は、紙(主にマークシート)を使って回答する受検方法で、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
・マークテストが主流なため集計しやすい
・採点を提供会社に委託すれば自社の負担が軽減できる
・Webテストに比べ、集計や分析に時間がかかる
・受検会場や監督者の手配に労力やコストがかかる
・受検者を会場に集めて実施するため、受検者の負担が大きい

ペーパーテストは、自社での集計や分析ができる一方で、採点や評価に時間がかかるため、採用人数の多い企業には向いていません。

3.テストセンター

テストセンターとは、適性検査の提供会社が全国に会場を設置し、受検者を招いてパソコン受検する形式のことで、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
・自社で受検会場や監督者を手配する手間がかからない 
・全国の主要都市にあるため、受検者の移動の負担が少ない
・身分証明書の提示が必要なため、替え玉受検の不正リスクが低い
運営を委託するためのコストがかかる

テストセンター形式を採用している適性検査には『SPI 3』や『SCOA総合適性検査』があります。

4.インハウスCBT

インハウスCBTとは、企業が自社で会場を準備し、受検者を招いてパソコンを受検する形式のことで、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
・会社説明会や社員懇親会などと同時に開催できる
・自社の受検会場やパソコンで実施でき、結果をすぐ取得できる
・運営委託のコストは抑えられるが、自社の人手や負担が増える
・受検会場の広さやパソコン台数の都合で、受検人数に制限が出る

インハウスCBTの代表的な適性検査には『SPI 3』があります。

適性検査でよくある質問

ここからは「適性検査でよくある質問」をピックアップし、社員向けの適性検査の有無、無料で利用できるサービスなどを解説します。

適性検査の選定に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

Q:適性検査で有名なものは?シェア率が高いのは?

A:代表的な適性検査はSPI3です。

2024年3月期の実績(※参考)では、年間の利用企業数が15,900社に達し、受検者数は231.4万人に迫るなど、日本国内で最も多く利用されている適性検査です。

これは市場のシェアで約4割に相当します。

SPI3は柔軟性や評価精度の高さが、SPI3が多くの企業で採用されている理由と考えられ、企業側にとって受検者の適性を判断しやすい設計になっている点も、シェア率の高さに影響しています。

Q:社員向けの適性検査はありますか? 

A:『ミキワメ 適性検査』は社員受検が無料です。

​​ミキワメは社員が受検した性格検査の結果をもとに、組織全体の性格傾向や社風の分析が可能です。デジタルアスリート株式会社(※参考)では、社員の傾向を把握するために従業員の受検を利用されています。

従業員向けの適性検査は、社員の能力開発や組織の最適化に活用することができます。

Q:費用が無料の適性検査はありますか?

A:『ミキワメ 適性検査』『Compass』『ミツカリ』『DBIT』などは、初期費用が無料です。

ただし、無料プランでは「機能制限」「利用できる回数の制限」があったりします。公式サイトで確認してみてください。

「機能制限」では受検者数の上限がある、詳細な分析レポートが提供されない、またはカスタマイズが制限されていることがあります。

「利用できる回数の制限」では、無料で利用できても、繰り返し使用する場合には追加料金が発生するケースがあります。事前に利用可能な回数を確認しておきましょう。

【適性検査を受検する方へ】対策のポイントを紹介

適性検査_受検_対策

適性検査は面接や選考の合否すべてを決定するわけではありませんが、重要な判断材料として使われていることは間違いありません。

適性検査をよい結果につなげるためにはどのような対策をすればよいのでしょうか。

適性検査を受検する方に向けて、対策すべきポイントをお伝えしていきます。

検査種類対策ポイント
能力検査問題集や予想問題から出題傾向を把握する
時間を意識して素早い回答を心掛ける
性格検査素直に回答して一貫性をもたせる
極端すぎる回答は避ける
企業の社風・働き方をリサーチしておく

この記事では「能力検査」「性格検査」の対策ポイントを解説していますが、より詳しい内容を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

適性検査_人事担当者が押さえるべき考え方と運用のヒント
適性検査を対策する理由|人事担当者が押さえるべき考え方と運用のヒント適性検査には対策によって点数が取れるものがある一方、受検者にとって事前対策が大きな負担にもなります。本記事では、人事担当者に向けて適性検査の対策理由と受検者の負担にならない運用方法を解説します。...

能力検査の対策1:問題集や予想問題から出題傾向を把握する

能力検査は主に「言語分野」と「非言語分野」に分けられます。

言語分野は語彙力や文法、読解力を問われる問題が出題され、非言語分野は計算式や四則演算、グラフ問題などが中心です。

過去問や予想問題を解き、パターンや傾向を学びながら経験値と自信をつけましょう。

能力検査の対策2:時間を意識して素早い回答を心掛ける

能力検査は問題数が多いため、一問一問に時間をかけていると時間が足りなくなってしまいます。

一問あたり1分前後の所要時間でスピーディに対処できるよう、時間配分を考え、素早い回答を心掛けましょう。

時間切れを防ぐための対策方法は、以下の記事で詳細を解説しています。

適性検査_時間切れ_対策
適性検査の試験時間は短い?時間切れを防ぐ6つの対策を解説適性検査の時間は、「性格検査:10〜40分」「能力検査:20〜70分が一般的です。この記事では時間切れになる原因と対策を6つ解説しています。採用担当者の方は受検者に対するサポートのためにぜひ参考にしてください。...

性格検査の対策1:素直に回答して一貫性をもたせる

「合格したいから」という思いで、嘘の回答や評価されそうな答えを選んではいけません。

回答結果が矛盾する可能性もあるうえに、たとえ合格したとしても、社風や職種とのミスマッチが生まれて、不幸な結果を迎えることになるからです。

性格検査では、素直に回答すれば結果に一貫性を持たせられるため、自分の気持ちに正直に回答しましょう。

性格検査の対策2:極端すぎる回答は避ける

素直に回答すれば結果に一貫性を持たせられるものの、極端すぎる回答は避ける必要があります。

たとえば、「自分の意見を曲げないか」に対して「非常によく当てはまる」と素直に答えたケースです。

この場合「同じ部署や顧客とトラブルになるのでは?」と、面接官や採用担当者が不安を感じてしまいます。

極端すぎる回答はマイナス評価につながるため、あくまで本音と建前を使い分けることも忘れないようにしましょう。

適性検査に落ちる原因と対策については、以下の記事で詳しく解説していますので、受検前に確認してみてください。

適性検査_落ちる_理由
適性検査に落ちるのはなぜ?検査の種類ごとに理由と8つの対策を徹底解説適性検査で落ちることがあるか疑問を持っていませんか?本記事では、8つの落ちる理由と対策を能力検査と性格検査に分けて解説しています。落ちたときの対処法も紹介していますので、採用試験の参考にしてください。...

性格検査の対策3:企業の社風・働き方をリサーチしておく

新卒・中途採用に関しては、社風や働き方など企業の特性を事前にリサーチし、回答に反映させることで「求めている人物像とマッチする」などのプラス評価が期待できます。

ただし、企業が求めている人物像が「主体性を持ち、行動力を発揮できる人」にもかかわらず、受け身で控えめな回答ばかり選ぶと、不合格になる可能性は高まります。

対策1で記載したとおり、自らを偽った回答は見破られ、仮に通過してもミスマッチになりえるため、企業が求める人物像を意識しつつも、素直に答えることが重要です。

自社に合った適性検査を比較・検討して導入しよう

まとめ_適性検査_検討_導入

適性検査は、人材が職務や仕事に対して適性があるかを測定でき、応募者の性格特性や知的能力の理解を深めるうえで重要なツールです。

各企業が提供する適性検査サービスは、主に以下の5つのタイプに分類できます。

書類選考や面接と並行して実施することで、面接官による選考基準のバラつきを防ぐ客観的な判断材料として活用できます。

また、近年ではタレントマネジメントや組織開発を目的に、既存社員に対して実施されるケースも増えました。

適性検査の結果から、一人ひとりの資質や特性を把握することで、適材適所の配置・配属が可能です。

導入検討中の人事担当者の方は、低コストで実施できる適性検査も多く存在するため、無料トライアルを一度ご利用してみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
飯田 悠司
株式会社リーディングマーク 代表取締役

仕事にやりがいを感じている日本人が18%しかいないことに危機感を感じ、東京大学在学時に株式会社リーディングマークを創業し、当社代表に就任。独自のPersonality Tech(性格分析技術)を軸に、採用の「集客」「選考」「配属・配置」を横断的に支援する「ミキワメ」を運営。人々の個性を活かした組織づくりをすることで、組織崩壊からの再建を成功させる。個人としても、累計で日系大手/官公庁等500社以上の企業の採用コンサルティングを実施。

離職・休職を防ぐミキワメ ウェルビーイングサーベイ

従業員のメンタル状態の定期的な可視化・個々の性格に合わせたアドバイス提供を通じ、離職・休職を防ぐパルスサーベイ。30日間無料トライアルの詳細は下記から。