ミキワメサービス

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ミキワメ ウェルビーングサーベイ

株式会社リアルソフト

企業拡大に伴ってのコミュニケーション課題をミキワメで解決

課題

会社の拡大に伴って、これまで通りのコミュニケーションが難しくなってきていた

効果

規模が大きくなる中でも組織の状態がひと目で分かるようになり、ケアが必要な社員に声掛けできるようになった。

今回は、株式会社リアルソフトの採用室長である杉江様に、ミキワメ導入の経緯やそれによって解決できた課題、活用方法についてお話を伺いました。導入後に見えてきた活用法などついても詳しく語っていただいています。

導入前の状況や課題

ミキワメを導入したのは、社員数が一気に2倍になって、会社として高い目標を掲げて事業成長を目指していた時期でした。それまで40名規模だった会社が80名程度まで社員が増え、徐々に一人一人とコミュニケーションを取っていくのが難しくなってきていたんです。それに伴い漠然とした「歪み」というか、うまくいかなさみたいなものを抱えていました。しかし、とにかく事業成長と採用に力を注いでいたので、人のケアにかけるリソースが不足していたんです。

一方で若手社員が多いこともあり、経験が浅いがゆえにストレスを抱えた時にどう乗り越えたらいいのか、どう人を頼ったらいいのかという術を持っていないパターンも多かったです。そこで悩んでしまったり、体調を崩す人が出てきてしまってもいた状況でしたね。

ミキワメ ウェルビーイングサーベイ導入のきっかけ

最初はミキワメ 適性検査について話を聞いていました。正直、コンピテンシー診断みたいなサービスは世の中にたくさんありますし、導入した後に「どう使っていくか・どう活用するか」というところが難しいと感じていたので、それほど導入に積極的ではなかったんです。

ただ、無料のトライアル期間を設けていただいた時に、別のサービスとしてエンゲージメントサーベイがあることを知りました。元々1on1などで社員のマネジメントはしていたのですが、それだけでは不十分と感じていたところでもあったので「社員の状態を可視化できたら..」と興味を持ち始めました。

直接上司には言えないことや自分自身で気づいていないことなど、「周囲からは見えていない部分があるかも」と感じていたこともありそれがシステムの力やAIの力、データの力で分かるかもしれないというところに希望を感じたんです。

導入時の不安や懸念

可視化することによって「無視できなくなる」ということへは懸念がありました。すべてが見える状態になると、解決に向けてのアクションを起こさなければいけなくなります。その社員の主張が本人自身の課題なのか、会社が組織として解決をしていくべき課題なのかを誰がどう判断するのかという点も懸念されました。 「言いたい放題になっちゃうんじゃないの?」という反発の声もありました。

ただ、当社は「とりあえずやってみて考えよう」という社風なので、まずは挑戦してみる形で進めることになりました。

導入後の運用の方法

月に1回ウェルビーイングサーベイを実施し、その結果に応じてケアの機会を設けています。結果を見て人事側で面談をして状況を聞き取るようにしていますね。場合によってはマネージャーに状況を共有し、組織全体でフォローできる体制をとっています。

また、ミキワメの活用を通じてセルフケアの重要性を全社に浸透させる取り組みにも注力しています。社員には「自分の手の届く範囲と、そうでないものを区別し、自分ではどうしようもできない範囲は上司に伝えたりSOSを出したりしよう」と発信しています。またその支援に向けての自己理解促進の一環として、ミキワメの性格タイプを詳しく知るためのワークショップを実施しました。参加率も良く、皆さん一生懸命聞いてくれていました。AIでのアドバイスの活用方法も会社で発信し、それに基づいて上司に1on1で話をしたり、休みを取ったりする社員も出てきています。

ミキワメを導入して得られた効果

組織の状態が一目でわかるようになり、マークしていない人が意外と大変そうだということがわかってすぐにアクションが取れるようになりました。特に最近実装されたケア優先度の機能がとても役立っています。不調な社員のケア優先度が表示されるため「この人たちの話は今すぐに話を聞いておかないと」などその緊急性と何をすべきかが把握できるのが非常に助かっています。加えてストレスチェック機能も大変ありがたいです。ミキワメの結果と合わせてシステム内でストレスチェックができるので、社員の負担も減りますし、運用する側の負担も軽減されます。

今後の展望や活用の方向性について教えてください。

直近では大きく2つの活用を考えています。1つ目は性格タイプの理解を深めるワークショップをさらに発展させて、社員自身の弱みと強みをチームワークに活かす方法や、ストレス時の対応、苦手な人とのコミュニケーション方法などに展開していきたいです。2つ目はウェルビーイングサーベイで可視化できるようになった情報を、さらに具体的な現場のアクションに落とし込んでいくことです。若い新任マネージャーも多く、マネジメント力にばらつきがあると感じていますので、辛そうな部下に対してどう声をかけ、フォローすればいいかといったサポートも管理部主導で行っていきたいです。

当社の理念として「Make Everyone Happy with IT Solutions」という考えがあります。この「Everyone」にはお客様、パートナー企業、そして社員一人一人が含まれていて、お客様を幸せにするためには社員一人一人が幸せでなければいけないという思いがあるんですね。その理念を形骸化させないためにも、上述したような形でミキワメを活用しながら社員の幸せを創っていきたいなと思っています。

直近では2025年度の社内スローガンとして「日本一働きたい会社になる」を掲げています。ミキワメを活用して、社員一人一人が「これが幸せだな」「こういうところがやりがいだな」「こういう時が楽しいな」と思ってもらえるよう、取り組んでいきたいと考えています。

ミキワメをお勧めしたい企業

社員一人一人の幸せを追求したり、社員に楽しく働いてもらいたいという思いがある企業は、ミキワメを導入するとその思いを加速させられると思います。 また、当社のように急に社員数が増えて、これまでできていたコミュニケーションができなくなってしまった企業にもおすすめです。見えていなかった部分が見えるようになり、コミュニケーションのきっかけにもなります。特に若手社員は、経験不足から自分の状態をうまく言語化できなかったり、必要なサポートを求められなかったりします。ミキワメを活用することで、そういった見えない課題を可視化し、適切なサポートができるようになると思います。