ミキワメサービス

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株式会社笑美面(えみめん)

ミキワメの導入により離職の改善が進んだ事例

課題

上場の基準の一つに「離職率」の基準があった。

ミキワメを導入する以前は離職率が高い時期もあり、上場する条件の一つとして課題となっていた。

効果

ミキワメ導入後、フォロー体制の構築につながり離職が3/5に。

株式会社笑美面は、おもにシニアホームの紹介事業や運営コンサルティングなどを手がけている会社です。

笑美面は、東京証券取引所グロース市場への上場を目指し、日々業務に励みました。上場への条件の一つに「離職率の基準」がありました。そこで、社内の労働環境改善、離職防止のためにミキワメを導入し、社員のフォローを実施。結果、2023年10月26日に東京証券取引所グロース市場への上場を果たしています。

今回はミキワメを導入した理由や成果などについて、インパクト戦略部執行役員の西脇さんにお話を伺いました。

上場の基準の一つに「離職率」の基準があった

ミキワメを導入する以前は離職率が高い時期もあり、上場する条件の一つとして課題となっていました。

東証(東京証券取引所)に上場するにあたって離職率を上げないことは、急務でした。また、社外取締役からも当時は属人的なリテンション手法に改善要望が出されていました。

弊社も離職率を上げないために離職防止の対策を講じました。しかし、会社として離職防止の対策について原因を可視化したり、仕組み化できていなかったので離職防止について全体像が見えていない状態でした。

ミキワメを導入した理由・決め手

フォロー対象の社員を把握するのに役立つ

ミキワメを導入する以前は別のツールを使っていました。ただ、別ツールだと匿名で調査結果が表示されるので、どの社員がケア対象なのかの判断まではできませんでした。

「どう解決しようか」と悩んでいるときに助け舟を出してくれたのが、弊社の代表取締役である榎並です。「リーディングマークさんが『ミキワメ』というツールを出しているので、問い合わせて詳細を聞いてほしい」と紹介していただきました。

問い合わせ窓口に連絡し、詳しくお話を伺った際に何より魅力的に感じた部分が、調査に回答した社員の実名がわかる点でした。ミキワメなら、離職率改善に向けてPDCAを回す仕組み作りに活用できると感じました。

弊社の目的である離職率の低下に加えて、入り口の段階でミスマッチを防ぎたいとも考えています。ミキワメは採用とリテンション(人材の流出防止)の両方に役立つので、融通が利く便利なツールだと思います。

ミキワメの活用方法

離職率を下げるためのPDCAを形成した

最初に取り組んだのは、ケア対象の社員を抽出する作業です。社員に「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」を受けてもらい、退職の兆候が出ているメンバーを判別しました。

次に、ケア対象の社員を幹部全員でフォローする体制を整えていきました。具体的には、最優先ケアの該当者、優先ケアの該当者に対面、WEB面談、電話などでフォローを致しました。

経営陣も同様に危機感を持っていましたから、経営会議に「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」の結果を提出して共有しています。今も継続して経営陣を中心に一丸となってフォローに尽力しています。

ミキワメ導入後の変化

フォロー体制の構築につながり離職率もミキワメを導入したおかげで、退職のサインをキャッチしやすくなったと感じています。

結果として離職が3/5になりました。※具体的な数字は経営に関わる部分なのでお伝えできません。申し訳ございません。

ミキワメを知る前はアナログな手法で離職率の改善に取り組んでいました。明らかに調子の悪そうな社員がいたら声をかけていたものの、なかには見逃してしまう場合もあったかと。

弊社はリモートワークを推奨しているため、マネージャーとメンバーが直接話す機会は新型コロナウィルス流行前より減っています。頻度としては、顔を合わせる日が一週間に一度あるかないかくらいかもしれません。

「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」なら場所を問わずアンケートに回答してもらえるので、リモートワークでもフォロー体制を構築できて便利でしたね。危険信号を出している社員がデータで一目瞭然になり、幹部陣から声をかけやすくなりました。

社員の抱えていた不満が可視化された

「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」を実施した所感として、不満を溜めている人は実名でも率直な意見を出してくれます。このような場合は退職するリスクが高いため、すぐにフォローしなくてはいけません。

幸いにして弊社には協力的な社員が多く、「ミキワメ ウェルビーイングサーベイ」を全員実施してくださっています。

今のところ、回答率はほぼ100%です(退職が確定している人は除く)。「関係者以外には調査結果を共有しない」「人事評価には影響しない」などの事項を繰り返し伝えた効果が出ていると分析しています。ミキワメに対する社外取締役からの評価も上々で、良いことづくめですね。

ミキワメを使って今後やりたいこと

採用のミスマッチを減らしたい

面接だけで自社の社風にマッチしそうな候補者を選抜するには限界があります。新卒採用や中途採用に関しては、ミキワメの適性検査を活用したいと考えています。

採用のミスマッチを減らすには客観的なデータが必要ですので、性格検査を実施して採用業務の効率アップにつなげたいですね。

離職防止に役立てたい

採用のミスマッチを減らすことも大事な離職防止につながります。無事に上場できたとはいえ、油断していると、また退職者が増えるかもしれません。

今後も退職の兆候が出ている人材のフォローに努め、社員が働きやすい労働環境を整えていきます。

IRに活用したい

プライム市場に上場している他社などは、ウェルビーイングサーベイのスコア改善を具体的な取り組みとしています。私たちも同様に現在は経営会議等で、ウェルビーイングサーベイのスコアと、その内容を踏まえた改善への取り組みをお伝えするにあたり、ミキワメが役立っています。

弊社も更なる成長を目指しているため、弊社の取り組みを可視化するためにミキワメを更に有効活用し、PRになればと考えております。

どんな会社にミキワメをおすすめしたいか

離職に危機感を持つ会社

弊社と同様に、離職に危機感のある企業様にミキワメをおすすめします。運用方針を定めてPDCAを回すと、期待通りの結果が出やすくなります。 離職者が発生すると大きな損失につながるので、上場の有無にかかわらず退職者は少ないほうがいいと思いますね。

上場を目指している会社

離職率を下げたいと思っても、改善策を講じてから成果につながるまでに時間がかかります。上場を検討している会社にとって、離職率の改善はマストの取り組みと考えます。

一般的に上場を目指す際には企業のコンプライアンスを高めたり、ルールを厳格化するなど 今までとは異なる環境となるケースが多く、企業の体制に不満を感じる従業員が上場を目指す以前と比較した際に発生しやすくなると考えております。