ミキワメサービス

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クリーンハウス株式会社

離職率が下がり、人への向き合い方が変わった

課題

介護業界ということもあり、求人を出してもなかなか集まらないが、離職率が高い状態にあった

効果

離職率が25%から20%へと減り、現場の施設長の人への向き合い方が変わった。

クリーンハウス株式会社様は、介護事業/温浴・ホテル事業/飲食事業、など様々な事業に取り組まれていますが、今回はミキワメをご活用いただいている介護事業部の佐藤様に、導入した理由や成果などについてお話を伺いました。

導入経緯

介護業界ということもあり、前々から離職率が高い状態に課題感を抱えていました。弊社では事業所が13拠点ありますが、離職率が高い事業所とそうでない事業所がはっきりと数字が分かれている状態にありました。その原因としては、職員さんとの接し方に差があったことに起因していました。施設長も人間なので、自分と合う職員さんと合わない職員さんに対して、平等に接することはなかなか難しく、私も過去に施設長をしていたときも同様の悩みを抱えていました。

ミキワメ導入の前にも、少しでもよくしようと思って、施設長向けにコーチングや人材マネジメントの研修など、年に1~2回程度取り組んでいましたが、研修直後は改善されるものの、時間の経過とともに元に戻ってしまうということが繰り返されていました。「講師の言っていることは理想だけど、職員が理解してくれないと難しいよね」という形で、職員さん側に責任があると捉えてしまうことも起こっていました。

職員さんへの向き合い方を改善し、定着させていく方法を考えている中で、職員さん一人ひとりの声を拾えるミキワメのことを知ったことが、導入の経緯となります。

ミキワメを導入した決め手

導入の決め手は米道さん(人材開発部長)がすごくプッシュしてくれたことです。米道さんが管理者会議で職員さんの話を聞くことの重要性などを語ってくださり、それに共感したことで導入を決めました。

話をもらった際は、賛成と反対が半々くらいいる状態でした。もう一社比較していたサービスもありましたが、ミキワメの方が一人ひとりの性格診断とサーベイの結果の繋がりがわかりやすかったので、ミキワメさんにお願いすることを決めました。性格診断から始まって、分析が出てくることもとても興味深かったです。

ミキワメ導入時の取り組み

導入期は正直なところ、苦労の連続でした。本音で言うと、私自身嫌になるタイミングもありました。

まず、導入するときには、私の方から説明することに加えて、ミキワメさんから各施設の責任者向けにミキワメから説明会をしていただきました。施設の責任者会議にて、私の方からミキワメをやる理由、職員さんへのメリット、具体的な使い方などをお伝えさせていただきました。

しかし、業務改善で、仕事の内容や評価制度、システムなどを変えているタイミングでもあったので、最初は否定的な現場意見も少なくなかったです。PC操作が苦手な人も多いので、メールアドレスを登録するだけでも、面倒だという声もありました。今までとやり方ややることが変わることを極端に嫌う業界でもあるので、導入時は大変でした。

こういった取り組みの実施自体に否定的な方は、回答してくれないということもありましたが、職員さんにとって良いことをやっているという自信はあったので、まずは会社と同じ方向を向いてくれる方をちゃんと大事にすることから始めようと割り切りました。

そういった中なんとかスタートしてみたものの、アンケートの自由コメント欄の回答で心ない悪口が書かれてしまうということもありました。本当に一部の方という形ではありましたが、中にはそのコメントでショックを受けてしまう施設長もいました。

私自身、ミキワメを自社で続けていいものなのか、悩んでしまうときもありました。ミキワメさんとのお打ち合わせの際に、正論を言われてもうちでは無理だよ、と思ってしまうときもありました。もっとレベルの高い会社に向けてのサービスであって、うちには難しいと思ってしまうときもありました。

転機となったのは、リーディングマーク(ミキワメ)の心理学者の佐藤さんから動画を撮ってもらって説明をしてもらったことです。説明会を受けたあとは、逆に何も言っちゃいけないかも、と過度に受け取ってしまう人もいましたが、同時にミキワメの仕組みを説明していただいたことで、興味を持ってくれた職員も出てきました。また、施設長も自主的によく見るようになってくれました。自分で見て、自分で関わるように意識が変わってくれたことで、コミュニケーションの取り方を考えてくれるようになったり、変えてくれるようになりました。興味を持ってくれるようになったことで「会社への愛着が変わっていないのに、人間関係が悪くなっているってことは、喧嘩とか起きてるんじゃないかな?」など、より丁寧に読み解いてくださるようになりました。

ミキワメの活用方法

ミキワメウェルビーイングを毎月配信しています。施設長に職員さんの結果を見れる権限を渡しており、人事の私の方で、施設長のケアの仕方の相談に乗る、という活用をしております。状態が悪い社員に対しては、声かけや面談をするようにしていただいています。

導入後の変化

昨年度に関しては、さらに前の年よりも離職が減りました。離職率としては、25%から20%になりました。特に変化が大きかったのは、退職率の高かった施設です。ミキワメをちゃんと見るようになって、前年度の離職率8~9名辞めてたところが、2~3名に減るようになりました。自分は悪くなく、あの人が悪いと捉えてしまっていた人も、ちゃんと向き合ってくれるようになりました。意識的に職員さんのコンディションを把握してくれるようになり、コミュニケーションも増え、コミュニケーションの質も変わったと思っています。

介護職ということもあり、元々人に向き合う仕事でもあるので、その持ち前の良さがちゃんと発揮されるように変わってきたと思います。

ミキワメを使って今後やりたいこと

ミキワメのウェビナーを見て、ミキワメのサーベイを活かした1on1をやろうと考えています。面談をするよ、となると指導される場所にも見えかねないので、どのように浸透させていくかということは、これから考える必要がありますが、もっと良い組織にしていきたいと思っています。

ミキワメのサポートはどうか?

カスタマーサクセスの清水さんは困ったときに、打ち手を考えたり、一緒に考えてくれていて、本当に感謝しています。リーディングマークさんのサポートは全く不満に思っていません。 自分が荒んでいる時期は、綺麗事ばっかり言ってると穿って捉えてしまったときもあったが、改めて振り返ると正しいことしか言ってないと思っています。 こちら側の気持ちに寄り添って話をしてくれて、さすがリーディングマークだと感謝しています。

どんな企業にミキワメをおすすめしたいか?

正直なところ、介護業界がミキワメを使うのは難しい可能性もあると思っています。ただ、一方で、本当に必要な業界も介護だと思っています。

介護業界は変えることを非常に嫌がる業界、今までやってきた福祉ということに自信を持っている業界だと思います。利用者様に当てる時間こそ正義であって、それ以外の時間は悪とみなす風潮があると思います。感情豊かな方も多く、単純な理屈だけで動かない部分もあるのではないかと思っています。

それでも、一年でも二年でも、ちょっと嫌な想いをしたとしてもなんとか定着したら、ミキワメは本当に良いシステムだと思っています。ミキワメを使って一人一人とちゃんと向き合えるようになれば、仲良くなることに繋がり、良い組織を作っていくことができると心から思っています。

担当者からひとこと

ミキワメの導入時から一年間、本当に大変だったと思います。 しんどい時期が続く中でも、諦めることなく、佐藤さんが推進し続けていただいたからこそ、人との向き合い方が変わり、定着いただける方も増えたのだと思います。佐藤さんの熱い想いがあったからこそ、貴社の今があると強く感じました。

「使いこなすのが難しい業界が介護であり、本当に必要な業界も介護である」というのは真の覚悟と苦労を持った佐藤さん故の大変重い言葉だと感じました。 より多くのお客様のお力になれるよう、弊社サービスもまだまだアップデートをしていく必要があると、私自身も強く感じさせていただくインタビューでした!

人に本気で向き合い、良い組織にしていきたいという方は、ぜひ、下記リンクより資料をご確認いただけますと幸いです!

https://mikiwame.com/well-being/inquiry.html