本レポートは、2022年7月26日に開催された「みんなのHR博覧会byミキワメ」のセッションの書き起こしです。本イベントのテーマである「働く」を「よく」する、について、各登壇企業にお話いただきました。
タレントマネジメントシステム「HRBrain」について
株式会社HRBrainの遠藤と申します。よろしくお願いします。それではHRBrainの説明をさせていただきます。
まず簡単に会社の紹介をいたします。創業が2016年の3月で本社は東京都の目黒にあります。さまざまな投資家からご出資していただき、アワードも多数受賞し、すでに1,000社以上の企業にサービスをご利用いただいています。現在ご提供しているサービスは大きく2つです。
- タレントマネジメントクラウド
- 従業員エクスペリエンスクラウド
さらに今後は労務システムやAIチャットボットのリリースも予定しており、幅広くクラウドサービスをご提供していきます。また、システムだけだとなかなか解決できない課題にはコンサルティングサービスも用意し、トータルソリューションを提供しています。
簡単にまとめさせていただきますと、タレントマネジメントシステムにより人事や経営陣の皆さまが意思決定に必要な情報の収集・管理の工数が削減でき、組織診断サーベイにより人事課題を明確にし、人事や経営陣の皆さまが注力するべき事項の優先順位を明確にできます。
このように人事業務の効率化、そして意思決定の高度化をワンプロダクトで実現できるのがHRBrainの特長だと考えています。実際、近年かなり関心が寄せられてるテーマかなと思っていまして、約20%の国内企業でタレントマネジメントシステムの運用が既に始まっており、約50%の企業が関心を寄せています。
タレントマネジメントシステムの導入前後の課題
タレントマネジメントシステムですが、導入の目的は、適切な人事配置や人材育成をめざすケースが多くなっています。多くの企業が関心を寄せているタレントマネジメントシステムですが、実は約60%の企業ではデータを意思決定に使えていないというのが現状です。入れていただいたにもかかわらずうまく課題解決に使えていないということがデータから読み解けます。
その理由について、実際にタレントマネジメントシステム導入前と導入後の課題感から読み取れます。導入前に想定していた課題としては、分析データの効率的な活用や導入目的の明確化でしたが、導入後に直面した課題で最も多かったものは、左側では出てこなかった観点として必要データの収集で約半分を占めています。
タレントマネジメントシステムの落とし穴
このようにタレントマネジメントシステムを導入するにあたってはいくつかの落とし穴があると当社は考えています。結論からいいますと「収集の壁」「実行の壁」「効果の壁」です。我々はこういった落とし穴にお客さまがはまらないようにサービスを提供しています。
1.収集の壁
ただデータを一元管理するだけですと現状の見える化だけになってしまいます。しっかりと従業員の方の期待感や今後のキャリアプランのような、未来の改善に向けたデータを集めることで、未来と現状のギャップを把握し、初めて改善を行っていただけます。
繰り返しですがタレントマネジメントシステムと組織診断サーベイをワンプロダクトで提供している当社であれば、これらのことを実現することができると考えています。
2.実行の壁
2つ目は、なかなかタレントマネジメントが施策に繋がらないというところで、そもそも「何をしたいのか」から逆算してデータを集めていただかないと、施策の検討が難しいと思っています。当社はしっかりとサポート担当が伴走させていただきますので、方針を決めさせていただくところから一緒に進めさせていただければと考えています。
3.効果の壁
エンゲージメントが低い状態で人事施策を行っても従業員の方がなかなかついてこないため、結局結果に結びつかないようなことになってしまいます。そのため、まずは高いエンゲージメント状態を実現していただき、人事経営現場の三位一体となったタレントマネジメントを進めていく必要があるのかなと考えています。
最後に
このようにHRBrainは本質的なタレントマネジメントを実施いただくためにタレントマネジメントシステムと組織診断サーベイの両軸で人材プラットフォームを提供しています。
本日のお話で少しでもご興味持っていただけましたら幸いでございます。ご清聴ありがとうございました。
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