真に理念に共感する人材を見極める!考え方や姿勢面を重視した採用をミキワメで実現

元々使っていた適性検査の費用が高く、採用後半で絞った候補者にのみ実施している状態。
それに伴って採用全体でも適性検査の結果の活用ができていなかった。
費用が安く、採用序盤から適性検査を実施し、採用フロー全体で情報を活用できている。
また、従来は感覚的になっていた「理念に共感する人材」を社員の傾向と候補者の結果を照らし合わせて見極めることができるようになった。
今回は、株式会社イルグルム人事部の小澤様に、ミキワメ導入の経緯や活用方法についてお話を伺いました。導入のきっかけだけでなく、導入後に見えてきた効果や実際の活用法についても詳しく語っていただいています。
採用において適性検査ツールを使う理由

人を採用するという立場になったときに、組織で働く上で何かしらの指標が必要だと感じていたのが理由としては大きいです。そのなかでも、組織へのフィット度合いというのが活躍できるかを決める要因になると思うんですよね。感覚的な部分も多分に含むので面接だけで見極めるのは難しいとは思うのですが、適性検査があることで可視化できるのがありがたいです。適性検査の結果と面接で出てきた要素に整合性があると入社後の活躍イメージが湧くことも多々あり、安心して採用できるというのが採用担当としては大きいですね。
導入前に感じていた課題感
元々は採用活動の際にSPIを使っていました。候補者の能力や傾向の検査として活用していたんですが、1人あたりの受検費用に課題感がありました。応募してくださる候補者全員に受けていただくとなると、費用がとても高くなってしまうため、当時は最終面接前に絞っての活用しかできなかったんです。
また弊社はメンバーの輪をとても大切にしており、採用の際に社風や人柄がどれくらい合っているかというのも注視するようにしていました。ただ、多くの適性検査では誰が決めたのかわからない基準で適性度合いが判断されており、正直その結果を見る側としては納得感があまりなかったんですよね。なので適性検査の基準を自社でカスタマイズできるようなサービスが良いなと思っていたところもあります。
ミキワメ導入の決め手
一人当たりの受検が550円で済むという費用面の安さもありましたが、今考えると真に理念に共感した人を採用できるというところが大きかったかなと思います。
弊社では「IMPACT ON THE WORLD」という理念をとても大事にしているんですよね。この理念を実現し世の中にインパクトを与えるためには、まずは目の前の人を幸せにしていく必要があるって考えているんですよ。面接の場で「御社の理念にすごく共感しています」とお話ししてくださる方は多くいらっしゃるのですが、それが言葉だけなのか心から真に共感してくれているのかはいまいち確証なかったんですよね。
この言葉には表れない考え方や行動特性みたいな部分を可視化して、採用時の情報として判断できるのが大きかったです。
実際に採用活動に導入してみて感じる効果

やっぱり面接時の感覚が適性検査の結果として返ってきたときはすごい納得できましたね。今は最初のグループ面接を通過された方に適性検査を受けていただいているのですが、面接で判断に迷った場合、適性検査のマッチ度もCやDなどで返ってくるんですよ。
でも結果が低いから足切りしているというよりは、自社のカラーとあわない場合に気づけるフィルターが生まれた結果、面接で確認すべきことをしっかり確認できて、結果的にミスマッチに事前に気づけているという感覚です。
逆に、採用時にマッチ度が高かった場合は入社後にしっかり活躍してくれているんです。具体的にお話しすると、適性検査の結果が高いほどすでに活躍している先輩社員と近しい行動をしていることが多く、このあたりは性格傾向や行動特性を元に採用基準をつくれるミキワメの強みが出ているように感じます。
こういった成果も出ていることもあり、経営陣からも好評なんですよね。今では面接前に適性検査の結果に目を通したうえで、面接のなかで適性検査の結果と本人の自認にずれがないか確認をしてくれています。
採用以外でのミキワメの活用法
配属の検討やマネジメントの場面でも活用しています。配属では性格検査で表現される16タイプを軸に配属先やメンターの選定をしていますね。やはり会社全体ももちろんですが、配属先のチームへの適性度合いというのもあると思うので。
またマネジメントに関しても、入社前の適性検査の結果元に入社後のズレがないかを確認したり、適性検査と一緒に導入しているミキワメウェルビーイングサーベイで毎月の社員のコンディションスコアを元に社員個人へのアプローチを行っています。
配属・メンターでの活用の詳細
実際私自身も入社時にミキワメを受けていて、入社後のメンターもミキワメの結果を元に決めてくださっていたみたいなのですが、共感しやすかったりで相性が良い感覚はありますね。弊社のメンター制度は入社後1年間ありまして、月2回の面談を行うようにしています。高頻度で関わる存在だからこそ近しい傾向や考え方に共感しやすい人が入社後すぐに近くにいてくれるのは安心できました。
実際配属などをする側になってからも、性格検査の結果として「●●人材」というキャラ付けが簡潔に表現されるのもわかりやすいんですよね。細かいデータももちろんですが、「この人・このチームになじみそうだな」とイメージしやすいので、会社にとってもメンバーにとっても良い形で活用できているように感じます。
導入後の印象深いエピソード

CS担当として導入時から伴走してくださっている美濃島さんがすごいんです。SaasサービスにおいてCS担当の方が導入時に設定などで支援してくださるケースは多いと思うのですが、美濃島さんにはその域を超えるご支援をいただいています。
例えばマネージャー陣などに使い方を説明する際、正直まだ理解しきれていない中で自分だけで説明をすることに不安があったのですが、美濃島さんがその社内向け説明会に来てくださって、その場でフォローしてくださったのは印象深いですね。
ほかにも採用基準の設定を行う際も「このあたりを考えてみてください」みたいなアドバイスで終わるのではなく、一緒に考える時間を取って採用基準等の調整をしてくださっていたこともありました。「こんなことしてほしいな」と心の内で思っていることをフォローしてくださるのでとても心強いです。
今後組織として目指したい像
「IMPACT ON THE WORLD」という理念をより実現していくためにミキワメはもっともっと活用の余地があると感じています。メンバーにただ長く働くのではなく、この組織で働いていてやりがいを感じる・成長できるという感覚を持てる会社にしていこうと思ったときに、私たち人事部としても、採用して終わりではなく、採用した後も活躍し続けてもらうことが大切だと考えています。
ミキワメは結果の表示が分かりやすく、弊社ではすでに一定活用が浸透しているからこそ、もっとうまく活用して、採用だけでなく会社をよりよくできるツールにしていきたいなと考えています。
ミキワメをお勧めしたい企業
まず、社風や理念を大切にしている会社ですね。すでにお話しさせていただいた通り、自社独自の基準を設けて、感覚的な部分を可視化することができるのは採用においてとても大事だと思います。
さらに適性検査を早くに組み込むことで採用全体をより効率的で質の高いものにできるのではないでしょうか?
あとは、ツールを導入はしてみたものの活用の仕方がわからない!という企業にもおすすめです。CSの方の手厚いフォローで会社に分析担当者が一人増えたような感覚になりますよ。
採用全体をよりよくしたいというと考えている担当者の方は、ぜひミキワメの導入を検討してみてください。