「サーベイ」と「リサーチ」という言葉を使ってはいるものの、その違いを十分に理解していない人事担当者の方も多いのではないでしょうか。
サーベイは、地域や組織などを対象にして、全体の傾向や状態を把握するための調査手法です。企業においては、社員の状態を測定・分析し、組織改善につなげることを目的としています。
一方、リサーチは特定の人やテーマに絞って、過去の情報を深く調査・分析する手法です。
本記事では、サーベイとリサーチの意味に加えて、以下の内容をわかりやすく解説します。
- サーベイとリサーチの違いを5項目で解説
- サーベイ(リサーチ)を活用するメリット・デメリット
- その他のよく似た言葉の意味【全6種類】
この記事を読むことで、サーベイやリサーチなどの意味を理解し、自社の目的に合った適切な調査方法を選定できます。ぜひ最後までご覧ください。

サーベイとリサーチの意味・特徴

「サーベイ」と「リサーチ」は、どちらも調査を意味する言葉ですが、以下のようにアプローチや活用方法に違いがあります。
※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください
調査手法 | 言葉の意味・アプローチ | 企業での活用方法 |
---|---|---|
サーベイ | 調査や測量を意味し、全体を俯瞰して見渡したり、概観したりすること | 組織の状態を調査・分析して課題を把握し、改善策を検討する |
リサーチ | 調査や研究を意味し、特定の対象物の深い情報を得ること | マーケティングにおいて、顧客調査や営業戦略に用いられる |
以下より、それぞれの特徴を詳しく解説します。
サーベイ:組織の状態を調査・分析して改善する
サーベイ(survey)は、「上から(sur)見る(vey)」の語源のとおり、全体を俯瞰して見渡したり、概観したりすることを意味する言葉です。日本語では「調査」や「測量」と訳されます。
具体的には、世論調査や市場調査、従業員満足度調査などがサーベイの代表例です。特定の人やテーマに限定せず、社会全体や組織全体を広く調査するときに用いられます。
企業がサーベイを活用する場合は、自社社員を対象に調査を行い、満足度やエンゲージメントを測定・分析します。その結果をもとに組織改善につなげることが、サーベイの主な目的です。
サーベイには、目的や用途が異なるさまざまな種類があります。以下の記事では、各サーベイの特徴を詳しく解説していますので、本記事と合わせて確認してみてください。

リサーチ:特定分野の深い情報を調査する
リサーチ(research)は、日本語で「調査」や「研究」と訳され、「繰り返し(re)探す(search)ことで理解を深めていく」という意味があります。特定の人やテーマを対象に、過去の情報を深く調査・分析する手法です。
一般的には、科学的研究でデータを収集・分析するときや、学術的調査で仮説・検証を行うときに用いられます。
ビジネスの分野では、マーケティング活動における市場調査や顧客調査、営業戦略を立てるときの競合調査にリサーチが活用されています。
サーベイとリサーチの違いとは?【5項目】

「サーベイ」と「リサーチ」の違いをより詳しく見ていきましょう。主に以下の5項目で違いがあります。
※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください
項目 | サーベイ | リサーチ |
---|---|---|
調査の範囲・規模 | 地域・組織など大規模な範囲 | 分野に絞った小規模な範囲 |
調査の対象 | 地域全体や組織全体の人を対象 | 特定の地域・人・テーマを対象 |
調査にかかる時間 | 数分・数十分など | 月・年単位など |
調査の目的 | 全体の傾向やトレンドの把握 | 理論的な検証や研究 |
調査結果の活用方法 | 従業員満足度やエンゲージメントを調査・分析し、職場環境の改善を行う | 製品開発や技術研究の効果検証を行う |
サーベイとリサーチの違いは、カメラにたとえるとイメージしやすくなります。
広角レンズを使い、景色を全体的に撮影するのが「サーベイ」です。一方、望遠レンズを使って、景色の被写体にフォーカスして撮影するのが「リサーチ」だと言えます。
以下より、サーベイとリサーチの違いを項目ごとに解説します。
1:調査の範囲・規模
一つめのサーベイとリサーチの違いは、「調査の範囲や規模」です。
サーベイは、「全体を俯瞰して見渡す」という意味合いから、地域や組織などの全体像を把握するために、大規模かつ包括的な調査を行います。たとえば、政府が国民に対して行う「国勢調査」や、企業が行う「従業員満足度調査」が代表例です。
一方、リサーチは「対象を詳細に調査する」という意味を持ちます。そのため、特定のテーマや分野に絞って、比較的狭い範囲で深い情報を収集するのが特徴です。
組織全体の傾向や課題を把握するときは「サーベイ」、特定のニーズや専門的な情報を収集するときは「リサーチ」が適しています。
2:調査の対象
二つめのサーベイとリサーチの違いは、「調査の対象」です。
サーベイは、地域の住民全員や企業の従業員全員など、幅広い母集団を対象にするのが一般的です。社会や組織の傾向・状態を客観的に把握するときに活用します。
一方、リサーチは特定の条件や分野に絞って調査を行います。そのため、問題を深く追求したり研究に伴う事前調査をしたりと、比較的狭い範囲を対象にしているのが特徴です。
3:調査にかかる時間
三つめのサーベイとリサーチの違いは、「調査にかかる時間」です。
サーベイは、アンケートやオンラインフォームなどを用いて、数分から数十分程度の短時間で回答できるように設計されています。
そのため、従業員の心理状態や意見などをスピーディに調査し、職場環境の改善に反映しやすいのが特徴です。
一方、リサーチは特定のテーマを深掘りするため、調査・分析に時間がかかります。開発や研究などの理論的な検討が伴う場合は、月・年単位の時間が必要なこともあります。
4:調査の目的
四つめのサーベイとリサーチの違いは、「調査の目的」です。
サーベイは、地域や組織全体といった大規模な範囲を対象に調査するため、全体の傾向やトレンドの把握を目的としています。
企業では、従業員の心理状態や会社に対する意見・要望などを可視化し、自社の課題の把握から分析、組織改善までを一貫して行うために活用されています。
一方、リサーチは特定のテーマや仮説を深く掘り下げ、理論的な検証や研究を行うことが目的です。
たとえば、市場調査で新製品のニーズを調べたり、学術研究で因果関係を明らかにしたりするなど、「なぜそうなるのか」を解き明かす方法として活用されます。
5:調査結果の活用方法
五つめのサーベイとリサーチの違いは、「調査結果の活用方法」です。
サーベイは、政府による調査やマーケティング分野での市場調査、企業が実施するエンゲージメント調査など、幅広い分野で活用されています。主な活用方法は、以下のとおりです。
一般的な活用方法 | ・政府による調査(国勢調査、家計調査 など) ・市場調査(市場動向、トレンド など) |
企業での活用方法 | ・従業員満足度やエンゲージメントの把握・分析 ・従業員の心理状態の把握・サポート ・商品やサービスに対する顧客満足度の調査 |
一方、リサーチは製品開発に向けた顧客ニーズの調査や、競合の強みや弱みを分析するマーケティングリサーチなどで活用されています。
サーベイを活用するメリット・デメリット

サーベイを活用するメリットは、現場の意見やニーズを収集し、組織改善につなげられることです。一方で、注意すべきデメリットも存在します。
- メリット:組織の状態を可視化して分析・改善できる
- デメリット:回答者が負担を感じる場合がある
人事担当者の方は、サーベイの利点と課題を正しく理解し、自社に合った形で戦略的に活用してみましょう。
以下より、メリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット:組織の状態を可視化して分析・改善できる
サーベイを活用するメリットは、従業員全員に調査を行い、組織の健全性や職場環境の現状を客観的に把握できることです。
普段のコミュニケーションでは見えにくい従業員の本音や課題を可視化できるため、組織の強み・弱みを踏まえた改善が可能です。
その他にも、サーベイには以下のようなメリットがあります。
- データに基づいた組織改善が可能になる
- 離職の兆候やモチベーションの低下を早期に発見できる
- 組織改善を行うことで、従業員のエンゲージメントや満足度が向上する
従業員エンゲージメントの向上によって、仕事への熱意や組織への貢献意欲も高まります。その結果、離職率の低下にもつながります。
株式会社リーディングマークの調査によると、大企業の人事担当者に「実施している若手社員の離職対策」を質問したところ、41.0%が「エンゲージメントを測る調査ツールの活用」と回答しました。
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このように、サーベイを積極的に活用することで、離職防止や人材定着といった経営課題の解決につながることがわかります。
以下の記事では、エンゲージメントを高める方法や施策を詳しく解説しています。実際の企業事例も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

デメリット:回答者が負担を感じる場合がある
サーベイのデメリットは、調査に参加する人(企業の場合は従業員)が負担を感じてしまう場合がある点です。質問数が多かったり内容が複雑だったりすると、回答に時間がかかり、ストレスにつながる可能性があります。
基本的にサーベイは、アンケート形式で調査を行い、短時間で回答できるように設計されています。しかし、調査目的や実施方法を共有していないと、従業員は「なぜ調査をする必要があるのか」がわかりません。
その結果、サーベイに対する不満が生じ、「やる意味がない」「無駄だ」といったネガティブな印象を与えてしまいます。
企業としては、従業員一人ひとりの性格を考慮した設問を設計し、調査結果を必ず改善に結びつけることが重要です。具体的な対策は、以下の記事で詳しく解説していますので、人事担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

リサーチを活用するメリット・デメリット

リサーチを活用するメリット・デメリットとして、以下が挙げられます。
- メリット:特定の分野に焦点を当て、詳細な情報が収集できる
- デメリット:データの整理・分析には時間がかかる
リサーチの優れた点と課題を理解することで、戦略的な情報収集や分析に活用できます。
以下より、メリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット:特定の分野に焦点を当て、詳細な情報が収集できる
リサーチを活用するメリットは、特定の分野やテーマに焦点を当てて、詳細な情報が収集できる点です。
企業においては、新製品やサービスの開発に向け、顧客ニーズの深い洞察が得られるため、戦略的なマーケティング施策を立案できます。
調査には長い時間を要しますが、サーベイでは得られない具体的な課題や潜在的な要望を明らかにできるのがリサーチの強みです。
そのため、調査対象の詳細なデータを活用することで、より効果的なアクションプランを策定できます。
デメリット:データの整理・分析には時間がかかる
リサーチのデメリットは、収集した膨大なデータを整理・分析するために、多くの時間と労力が必要になる点です。
とくにインタビュー調査や市場調査など複数の手法を組み合わせる場合、情報量が膨大になるだけでなく、結果を導き出すための高度な分析スキルも求められます。
専門的な情報やデータを収集するときは、その情報の理解と分析が必要になるため、長い時間をかけて取り組まなければなりません。
このような点から、リサーチは深い洞察ができる反面、負担が大きくなりやすい調査手法と言えます。
サーベイとリサーチを併用する効果【より精度の高い施策を実現】

サーベイとリサーチは、調査対象や目的が異なる手法ですが、互いに補完し合うことで、より精度の高い施策の検討が可能です。
たとえば、サーベイで「組織全体のエンゲージメントが低下している」ことを把握できても、その原因までは詳細に分析できません。
そこで、サーベイの結果から「どの部門で」「どのような理由で」を深掘り(リサーチ)することで、エンゲージメントが低下している原因を特定できるのです。
このほかにも、以下のような活用方法があります。
※以下の表は右にスクロールできます
目的 | サーベイの活用方法 | リサーチの活用方法 | |
---|---|---|---|
例1 | 従業員一人ひとりに合わせたサポート体制を整え、心身の健康を支援する | 従業員の心身の健康状態やストレスを把握する | メンタルヘルスに関する最新の研究データを調査する |
例2 | リモートワークなど柔軟な働き方を導入し、ワークライフバランスを整える | 働き方に対する要望や不満を把握する | フレキシブルな働き方に関する成功事例を調査する |
サーベイで職場の問題点を洗い出し、リサーチで問題解決に向けた情報を深く調査することで、より効果的な施策が導き出せます。
サーベイとリサーチによく似た言葉の意味・違い

サーベイとリサーチのほかにも、以下のようなよく似た言葉が存在します。
※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください
言葉 | 意味 |
---|---|
アセスメント | 個人や組織を対象に、能力や知識を客観的に評価すること |
インタビュー | 個人やグループから情報収集するための対話形式の手法 |
アンケート | 決められた質問に回答して分析する手法 |
従業員満足度調査(ESサーベイ) | 組織に対する満足度や意見を収集するための調査 |
360度フィードバック | 従業員のパフォーマンスを上司や同僚の視点から、多角的にフィードバックする方法 |
エンゲージメント調査 | 組織に対する貢献意欲や仕事への熱意を測るための調査 |
それぞれの意味や違いについて、以下より詳しく解説します。
1:アセスメント
アセスメントとは、特定の個人や組織を対象に、能力・知識・状態などを測定し、客観的に評価するための手法です。
組織や従業員の状態を測定・分析するサーベイは、アセスメントの一つとしても考えられています。
主にアセスメントには、従業員の評価にフォーカスした「人材アセスメント」と、社内の特徴や現状を評価する「組織アセスメント」があります。
アセスメントを活用することで、従業員のスキルや強みを正確に評価し、個々に合った人員配置や教育プログラムの構築が可能です。
以下の記事では、代表的なアセスメントツールを解説しています。失敗しない選び方も紹介していますので、本記事と合わせて確認してみてください。

2:インタビュー
インタビューは、個人やグループから対話形式で情報収集する手法です。インタビューとサーベイは、以下のように対象や情報の深さが異なります。
※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください
項目 | インタビュー | サーベイ |
---|---|---|
調査手法 | 対話形式の質疑応答 | アンケート形式の質問回答 |
対象 | 個人、グループ | 地域、組織、従業員 |
情報の深さ | 意見を深く掘り下げ、具体的な体験や価値観を引き出す | 定型的な質問で、浅く広く情報を収集する |
たとえば、企業の社内インタビューでは、従業員に社風や働き方について「感じていること」を聞いて、社内外に発信することが目的です。
社内インタビューを通じて企業風土や職場の雰囲気を発信することで、採用活動におけるブランディングや、社内コミュニケーションの活性化につながります。
3:アンケート
アンケートとは、特定のテーマに関する質問を通じて、対象者から回答を集めるために行う手法です。
アンケートは調査の「方法」や「名称」を意味する言葉です。そのため、主にアンケート形式で行われるサーベイは、その手法を活用した調査方法を指します。
一般的なアンケートでは、標準化された質問内容に対して、調査対象者が選択肢から選んで回答したり、自由意見を記載したりします。
一方でサーベイは、従業員一人ひとりの性格や心理状態に合わせた質問を行う点が特徴です。そのため、調査結果に応じたケアやサポートがしやすくなります。
以下の記事では、社内アンケートの質問例や回答例を紹介しています。質問作成に悩んでいる人事担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

4:従業員満足度調査(ESサーベイ)
従業員満足度調査(ESサーベイ)とは、組織や職場に対する従業員の意見・満足度を調査し、職場環境の改善に役立てる手法です。
この調査では、主に仕事内容や労働条件について、「どのくらい満足しているか」「不満はないか」を測定します。
一方、サーベイは従業員満足度に加え、エンゲージメントや心身の状態を含めて総合的に測定する調査方法です。
サーベイを活用することで、従業員の心理状態の変化を素早く察知し、適切なケアやサポートができます。その結果、組織と従業員との結びつきが強くなり、組織全体のエンゲージメント向上につながります。
従業員満足度調査(ESサーベイ)の詳細を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。具体的な測定項目や実施手順、活用事例を解説しています。

5:360度フィードバック
360度フィードバックは、従業員のパフォーマンスを、上司や同僚など「複数の関係者がフィードバック」する評価手法です。
以下のように、360度フィードバックとサーベイは「意見の対象」と「質問の回答者」が異なります。
※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください
項目 | 360度フィードバック | サーベイ |
---|---|---|
意見の対象 | 従業員個人 | 組織全体・職場 |
質問の回答者 | 対象従業員の関係者 (上司・同僚・部下 など) | 調査対象の従業員本人 |
360度フィードバックは、複数の視点から対象の従業員を評価することで、個々の強みや弱みを多角的に分析できるのが特徴です。
なお、360度フィードバックは「360度サーベイ」と呼ばれることもあります。しかし、目的は個人の評価であり、組織全体の傾向を分析する一般的なサーベイとは区別されています。
人事評価の基準や方法を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。マネジメントの具体的な流れも解説しています。

6:エンゲージメント調査
エンゲージメント調査とは、従業員の組織に対する貢献意欲や、仕事への熱意などを測る調査のことです。エンゲージメント調査は、「エンゲージメントサーベイ」とも呼ばれています。
組織と従業員のつながりや個人の心理状態を中心に調査するため、エンゲージメントスコアの変化から「離職の可能性」も把握できます。
ただし、サーベイを効果的に活用するためには、適切な設問設計や結果の分析、その後のアクションプランまでを一貫して行うことが重要です。
近年、多くの企業ではエンゲージメント調査を効率的に行うため、専用のサーベイツールを導入しています。サーベイツールを活用することで、調査の自動化からリアルタイム分析、施策立案までをスムーズに進められます。
サーベイツールの導入を検討している人事担当者の方は、以下のおすすめツール紹介記事をご覧ください。各ツールの特徴や料金を、比較表でわかりやすく解説しています。

まとめ:サーベイとリサーチの違いを理解し、目的ごとに使い分けよう

サーベイとリサーチは、どちらも「調査」を意味する言葉ですが、その目的や対象、活用方法には明確な違いがあります。改めて、その違いを以下の表で確認しましょう。
※モバイルでは以下の表を右にスクロールしてご覧ください
項目 | サーベイ | リサーチ |
---|---|---|
調査の範囲・規模 | 地域・組織など大規模な範囲 | 分野に絞った小規模な範囲 |
調査の対象 | 地域全体や組織全体の人を対象 | 特定の地域・人・テーマを対象 |
調査にかかる時間 | 数分・数十分など | 月・年単位など |
調査の目的 | 全体の傾向やトレンドの把握 | 理論的な検証や研究 |
調査結果の活用方法 | 従業員満足度やエンゲージメントを調査・分析し、職場環境の改善を行う | 製品開発や技術研究の効果検証を行う |
サーベイは、組織全体の状態や傾向を把握する目的で使われています。一方、リサーチは特定のテーマや課題に焦点を当て、深く掘り下げて分析・検証することが目的です。
サーベイとリサーチの目的は異なりますが、場合によっては2つの方法を組み合わせることで、より効果的な情報収集ができます。
企業の人事担当者の方は、スピード感のある組織改善を実現するために、サーベイの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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