ミキワメサービス

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株式会社ラクスパートナーズ

属人的な社員サポートからの脱却。ケアを求める社員をサポートし、休職者数の減少を実現。

課題

休職するエンジニアの数が増加傾向である中、エンジニアのサポートが属人的な判断の元行われていた。

ケアを求めている社員が誰かを可視化することで適切な社員サポートを実現していきたい。

効果

ミキワメウェルビーイングのアラート情報を基に社員サポートをすることで、休職者数が減少。同時に、「気にされる、声をかけてくれるって嬉しいですね」という社員の声を聞くこともできるようになった。

仕事と人生の両方を「楽」しんでいるITエンジニアを増やすというスタッフビジョンを掲げ、ITエンジニアのキャリア形成にも力をいれる株式会社ラクスパートナーズ。休職するエンジニア数の減少に向けて、同社のミキワメウェルビーイング活用方法を、エンジニアのキャリア支援を担当する取締役 兼 人材開発部 部長の森大介様にお話を伺いました。(本文敬称略)

休職やメンタル不調を理由に退職するエンジニアを一人でも減らしたい

なぜ、ミキワメウェルビーイングの導入を検討していただけたのでしょうか?

休職するエンジニアの数が増えてきて、社員の休職を防ぎたい、メンタル不調を防ぎたい、モチベーションの低下を防ぎたいと感じ始めたことが導入を検討し始めたきっかけでした。

ITエンジニアは、様々な仕事を経験することでキャリアを上げていく仕事なので、当社では一人一人のエンジニアのキャリアに向き合っています。 もし、キャリア相談の中で、本人が前向きな転職を希望されているのであれば背中を押すこともあります。しかし、休職やメンタル不調、モチベーションダウンによる離職は誰にとっても幸せなことではないので、状態が悪化している社員に対してはフォローして離職を防いでいきたいと考えていました。

なぜミキワメウェルビーイングのご利用を選択頂いたのですか?

ちょうど社員に対して状態把握やモチベーション把握のために、Googleフォームで作ったアンケートを送っていたときがありました。 その際に、社員の今の満足度や何に不満があるのかを測りたかったのですが、弊社に対する満足度なのか、派遣先に対する満足度なのかが、定性的な結果からは読み取ることが困難でした。 結局、対応した方が良いのか?対応する場合はどのような対応をしたら良いのか?と、迷うことがあり、その判断が属人化されていました。

ミキワメではアンケートを通して、対応すべき社員が分かるということで、当社でやりたいことが実現できるサービスだと感じ、導入を決定しました。

システムでアラートの上がったケアを求める社員との面談により、休職社員数の減少を実現

現在具体的にはミキワメをどのように利用されていますか?

月一でアンケートを配信して、ケアを必要としている社員としてアラートが上がった方に対しては、1on1の面談の声掛けをするようにしています。面談を組んでくれた社員に対しては、今の派遣先のことや働き方のことなど社員が話したいことを話してもらうようにしています。会社としてフォローが必要なことが出てきた場合には、社員に確認した上で、営業担当やプロジェクトのマネージャーなどにも情報共有をして、会社として対策を行っていますね。

通常業務に加えて、面談対応を行うことが業務量上大変だったので、ケアを求めている社員に対して全員対応ができるようにケア面談を実施する社員も雇い、エンジニアをサポートする社内体制を整えています。

また最近は性格診断の結果も面談の中で使うようになってきました。ウェルビーイングの結果だけでなく、性格診断の結果にも触れることで、社員が自分に矢印を向ける機会を設けています。

ミキワメを導入したことで、どのような効果がありましたか?

数値的な効果としては、休職者の数がクオーターで「5〜6人」から「1〜2人」に減少しました。離職が1人、休職が1人減れば良いなと思っていたので、効果としては非常に大きかったです。

また、エンジニアへのアプローチが感覚的なものから、システム的に決められた優先順位によるアプローチに変化したことも私としては満足している点です。元々は誰からアプローチするか、ちゃんと対応できているか、が社員サポートの担当の自己判断になっていました。しかし、ミキワメ ウェルビーイングを導入したことで、社員側からアラートを上げ、ケアを求めている方に適切にアプローチできるようになったことは大きな効果でした。

社員からも「自分の状態が客観的に分かるのでいいですね」という声を聞くことができたり、私直属のメンバーにウェルビーイングの結果がよかったねと声をかけると「森さんにそうやって気にされてるって嬉しいですね」って返事をもらえたりもしています。やっぱり声かけてくれるって嬉しいらしく、管理職として大切なことだなと改めて気づきました。

セルフマネジメントの促進により、独り立ちできるエンジニアを育成していきたい

今後のミキワメの活用想定はありますでしょうか。

社員のセルフマネジメントを促進していきたいです。セルフマネジメントをしっかりやりましょうっていうのがミキワメ ウェルビーイングのゴールだと思っています。 現状では、サーベイの結果をもとにこちらから連絡していますが、将来的には自分自身で現在の状態を分析し、誰かに頼ることも手段の一つにしつつ基本的には自己解決してほしいと考えています。若手の社員も多く、また、在宅ワークが増えていたり、難易度の高いプロジェクトだったり、業務が多忙になったりすることは多いので、例えば、モチベーションダウンしているのであれば、何が原因で何を解決していく必要があるのかということを1on1面談を通して気づいてもらえるようにしていきたいですね。