本レポートは、2022年7月26日に開催された「みんなのHR博覧会byミキワメ」のセッションの書き起こしです。本イベントのテーマである「働く」を「よく」する、について、各登壇企業にお話いただきました。
リファレンスチェックとは
株式会社ROXXの中島汰朗と申します。本日は中途採用のミスマッチを防ぐリファレンスチェックサービス「back check」をご案内いたします。中途採用に関わる全ての皆さま、最後までお聴きいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
中途採用において皆さまは、リスク対策はすでに行われていますでしょうか?世の中的にも中途採用が非常に増えている中で、採用した後のパフォーマンスや問題が後から発覚することも採用と共に増加傾向にあります。
中には学歴詐称や経歴詐称といったもの、さらにもっと細かいところでいうと、会社のカルチャーや候補者と会社とのマッチングの部分でちょっと合わなかったり…。場合によっては前職でのハラスメントや人間関係で問題があるなど、大小さまざまなミスマッチというものが存在しています。
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そういった中での「事前にわからなかったのか」や、面接のプロセスの中で「もっと細かく深く確かめればよかった」といった部分を軽減するために、リファレンスチェックという手法があります。
海外ではこれまで一緒に働いていた同僚や上司といった第三者に、その人がどういった働き方をしていたのか、どういった人間性なのかという部分を確認する手法が一般的にありましたが、まさに日本でも直近のこの5年で非常に注目度が上がってきているという状況です。
リファレンスチェックは採用候補者に許可をいただいた上で、一緒に働いていた同僚・上司・部下、時にはそれを前職、前々職と広げながら、問題がなかったかを確認していくというフローになります。
日本でも個人情報保護の法律上、候補者の同意が必ず必要になってまいります。同意なく確認をするということは完全に違法です。そういった中で、必ず許可諾を頂きながらオンライン上で確実に安全性高く第三者情報を取得いただけるのがback checkの特徴であり、客観的な評価でミスマッチをなくしていくツールです。
採用企業がオンライン上で候補者の方に依頼をしていただき、全てオンラインで完結できる形になっています。非常に早くかつ簡単に質の高いレポートをお取りいただけます。
リファレンスチェックサービス「back check」とは
back checkでは主に2つの項目を取得することができます。
1.第三者による評価
一緒に働いていた中でどういった実績があるのかや、勤務態度や人間関係、ハラスメントがなかったかどうかなどを第三者にヒアリングするもの
2.信用情報調査
いわゆる反社チェックと呼ばれるものや、犯罪歴、破産歴などの履歴書が正しいのかどうか、SNSで問題発言をしていないかなどというところを全てワンストップでお調べするもの。
実際に第三者からどういった形でヒアリングをしているのかの一例として、「もう一度一緒に働きたいと思いますか?」と、一緒に働いていないと見えないところを率直にご質問しています。
こちらは実際にあった回答の一例になりますが、一緒に働かれていた方から「今のままでは特に一緒に働きたいと思わない」と回答があり、その理由も含めて書いていただいています。
「本当にこういったネガティブなことが取れるのか」とよくご質問いただきますが、全体の約12%の方はこういったかなり深刻な課題もあるということも含めて取得いただいています。約8人に1人あたりですね。こういったところから課題が浮かび上がってきています。
リファレンスチェックの取得実績は3万件以上
そういった中でIT業界のみならずコンサルや金融、商社、広告などでも急速に導入が増えており、すでに3万件以上の取得実績があります。実際、一部導入いただいています株式会社パーソルにおきましては「入社後に期待値を下回る」というアンケート結果に関して、リファレンスチェックを実施後に半減といった効果として表れています。
新しい選考の手法ではありますが、すでに多くの企業で実際にリファレンスチェックが導入され使われています。
最後に
「本当に取れるのか」「何か問題はないのか」というところは非常に気になる方々が多くいらっしゃいますのでぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います。それでは今日は以上となりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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