ウェルビーイング向上への関心が高まっているなかで、どのような取り組みが必要なのか悩んでいる人事担当者の方もいるのではないでしょうか。
従業員一人ひとりの「幸福」と「心身の健康」を保つウェルビーイングへの取り組みは、企業価値を高めるためには欠かせない施策の一つです。
そこで本記事では、ウェルビーイングを向上させる取り組みについて、仕事面や身体面など5つの側面から企業事例をもとにご紹介します。
企業が取り組むメリットとデメリット、幸福な国として知られているフィンランドの働き方についても解説します。
本記事を手がかりにウェルビーイング向上の施策を検討し、よりよい職場環境を作り上げていきましょう。
ウェルビーイングの向上とは?
ウェルビーイングの向上とは、従業員の心身の健康を保ち、幸福である状態を実現させ、組織全体の満足度やエンゲージメントを高めることです。
企業においては、企業価値や業績を向上させることを目的に、従業員のウェルビーイング実現に向けた取り組みを行っています。
厚生労働省の報告では、現代社会において労働者が豊かで健康的な生活を送るために、多様な働き方のニーズに応える取り組みが必要だとしています。
長時間労働の削減や、個人の能力に適した人員配置など、就業面におけるウェルビーイングの向上施策が、生産性の向上にもつながることもわかりました。
以下の記事では、ウェルビーイングが注目されている背景について解説していますので、より詳しく知りたい方は確認してみてください。
ウェルビーイングとビジネスの関係性
ウェルビーイングは、生活する人々が健康かつ幸せである状態を意味し、WHO(世界保健機関)憲章で言葉が定義されています。
ビジネスでもウェルビーイングの考え方が浸透し、企業は従業員の「肉体的・精神的・社会的」の要素が満たされた状態を目指して、日々の施策に取り組んでいます。
以下の記事では、ウェルビーイング経営による効果や取り組み方法をわかりやすく解説しています。企業が行っている施策も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウェルビーイングを向上させる5つの取り組み
ウェルビーイング向上の取り組みについて、以下の5つの要素に分けて解説します。
各要素に沿った企業事例も紹介していますので、先に確認したい方は表内のリンクから確認してみてください。
要素 | 取り組み内容 | 企業事例 |
---|---|---|
仕事面 | 従業員の生活環境に合わせた働き方を提供する | キャリア形成の機会を得られる副業制度 |
人間関係 | 従業員同士がコミュニケーションを取れるような環境を提供する | 上司と部下による1on1ミーティング |
経済面 | 正当な給与や成果に伴うインセンティブを支給する | 福利厚生メニューを利用できるポイント制度 |
身体面 | 身体の健康増進と心理的な不安解消をサポートする | 自分の健康課題に合った活動プログラム |
社会面 | 地域や他者とつながる制度・環境を構築する | ペットとのつながり・絆を強化する施策 |
上記の5つの要素は、アメリカの調査会社であるギャラップ社が提唱する「ウェルビーイング指標」を参考にしています。
参考:The Five Essential Elements of Well-Being|Gallup, Inc.
ウェルビーイング指標の種類や、ウェルビーイング経営を推進している企業事例については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
1.「仕事面」の取り組み
「仕事面」は、ギャラップ社の「Career Well-Being(キャリア ウェルビーイング)」の要素にあたる取り組みです。
この取り組みの目的は、従業員の生活環境に合わせた働き方を提供し、ワークライフバランスを改善させ、仕事への意欲・活力を高めることです。
具体例として、以下のような施策が挙げられます。
- リモートワークの導入
- フレックスタイム制度の導入
- 育児休業制度の導入と利用促進
従業員のキャリア目標に沿って、業務でのスキル習得や、研修・教育でのサポートも、仕事面におけるウェルビーイング向上の取り組みです。
【事例】キャリア形成の機会を得られる副業制度
株式会社ディー・エヌ・エーでは、社員が安心して心身ともに最高のパフォーマンスを発揮できるように「DeNA流ウェルビーイング」を実践しています。
その一つの取り組みが、さまざまなキャリア形成の機会を得られる「副業制度」です。
また、副業を含めた多様な働き方に対応できるオフィス環境も整っており、ゆったり座れるソファ席や、集中して作業ができる個室スペースを設けています。
2.「人間関係」の取り組み
「人間関係」は、ギャラップ社の「Social Well-Being(ソーシャル ウェルビーイング)」の要素にあたる取り組みです。
この取り組みの目的は、従業員同士が気軽にコミュニケーションを取れるような環境を提供し、他者とのつながりや信頼関係を構築することです。
具体例として、以下のような施策が挙げられます。
- 壁や仕切りのない開放的なオフィス設計
- 誰でも利用できる休憩スペースの設置
- 親睦を深める社内イベントの開催
従業員同士で良好な人間関係が構築されれば、チーム内はもちろん、他部署とのコラボレーションも生まれて、仕事の生産性向上にもつながります。
【事例】上司と部下による1on1ミーティング
大日本印刷株式会社は「持続可能なより良い未来、より心豊かな暮らしの実現」に向けて、社員のウェルビーイング向上の施策を行っています。
その一つの取り組みが、上司と部下による1on1ミーティングの実施です。
1on1の効果的な実施方法は、以下の記事で解説しています。本記事と合わせてご覧になってみてください。
社員の「心の資本」と「心理的安全性」を高めるため、組織ごとに月1回程度の1on1ミーティング(対話の場の提供)を継続的に行っています。
また、社内での取り組みを募集して表彰する「ヘルスウェルビーイング表彰」の実施も、健康や心理的安定につながる施策といえます。
3.「経済面」の取り組み
「経済面」は、ギャラップ社の「Financial Well-Being(フィナンシャル ウェルビーイング)」の要素にあたる取り組みです。
この取り組みの目的は、従業員への正当な給与や、成果に伴うインセンティブの支給を通して、従業員の経済的な安定を図ることです。
具体例として、以下のような施策が挙げられます。
- 給与水準や評価制度の見直し
- 資産形成をサポートする講演会の実施
- 確定拠出年金制度(企業型DC・iDeCo)の導入・支援
経済面における従業員の「健康状態」が改善されれば、将来への不安やストレスが軽減されて、精神的な安定も得られます。
インセンティブについて詳しく知りたい人事担当者の方は、以下の記事を確認してみてください。企業に導入するメリットや、制度を構築する方法も解説しています。
【事例】福利厚生メニューを利用できるポイント制度
しずおかフィナンシャルグループでは、全社員の柔軟な働き方を実現するため「カルチャー&ウェルビーイング・イノベーション」を推進しています。
その一つの取り組みが、福利厚生メニューを利用できるポイント制度「カフェテリアポイント」です。
社員の健康増進と組み合わせた画期的なポイント制度であり、社員だけではなく、その家族を含めた全員のウェルビーイングを実現させる取り組みといえます。
参考:統合報告書 2023(P84)|しずおかフィナンシャルグループ
4.「身体面」の取り組み
「身体面」は、ギャラップ社の「Physical Well-Being(フィジカル ウェルビーイング)」の要素にあたる取り組みです。
この取り組みの目的は、従業員の身体の健康増進とともに、精神的な部分の心配ごとや不安を解消させることです。
具体例として、以下のような施策が挙げられます。
- 生活改善をアドバイスする専門家を配置
- 勤務中に運動できるフィットネスジムの設置
- ケアが必要な人を察知するサーベイの導入
心身の健康増進によって仕事をするための体力がつき、業務への集中力や持続力の向上にもつながります。サーベイとは?を詳しく知りたいという方は以下の記事をご確認ください。
【事例】自分の健康課題に合った活動プログラム
株式会社KSKでは、ウェルビーイングの基盤となる健康経営を推進し、健康増進を目指した「心・技・体」三位一体の人づくりに取り組んでいます。
同社では、従業員の健康課題に即した活動プログラム「わくわく健康プラン」を導入し、以下のような方法で健康促進を図りました。
- 活動の継続・記録がしやすい「Webサイトシステム」を活用
- 歩数を自動連携する「活動量計」の貸し出し
- 健康活動をチームで取り組むための環境づくり
- 運動・食事イベントを定期的に開催
また、経済産業省によって健康経営に優れた企業を選定する「健康経営銘柄」にも選ばれています。
参考:健康経営|株式会社KSK
5.「社会面」の取り組み
「社会面」は、ギャラップ社の「Community Well-Being(コミュニティ ウェルビーイング)」の要素にあたる取り組みです。
この取り組みの目的は、従業員の社会的つながりや絆を強化し、チームの一員として「存在している」「認められている」と感じてもらうことです。
具体例として、以下のような施策が挙げられます。
- 従業員同士で成果を認め合う環境づくり
- 地域社会とつながるボランティア活動
組織運営に関わる重要なプロジェクトに参加させるといった、従業員の能力やスキルを認める方法も、社会面の要素を満たす取り組みといえます。
【事例】ペットとのつながり・絆を強化する施策
アイペット損害保険株式会社では、ペットの保険事業を通して「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」の実現を目指しています。
同社は、動物福祉・愛護の理解を深めるために、青森県と動物愛護に関する協定を結び、ボランティア活動や研修を積極的に行っています。
協定による災害への取り組みも行っており、おもな実施内容は以下のとおりです。
- ペット同伴でも避難できる「避難所情報マップ」の作成
- ペットと災害を乗り越えるための知識を集約した「防災BOOK mini」の作成
また、従業員が飼っているペットに関する制度もあり、ペット休暇やペット忌引きがその代表例です。
ウェルビーイングを実現させる働き方|フィンランドの事例
ウェルビーイングを実現させる働き方について、世界一幸福な国(※)として知られているフィンランドの事例をご紹介します。
※国際連合が発表している世界幸福度ランキングで、フィンランドが1位を獲得している。
参考:World Happiness Report 2024
フィンランドでは「ワーク・ウェルビーイング」という考え方が浸透しており、仕事への意義や健康、安全など5つの要素で構成されています。
フィンランドの企業は、以下のような働き方が一般的です。
- 基本8時から16時まで勤務し、その後は家族との時間や趣味の時間にあてる
- 夏休みを4週間以上、春・秋の休暇を1週間ずつ取得できる(勤務年数による)
- 職場と職場以外の両方で働く「ハイブリッドワーク」を取り入れている
- 男女平等に働けるように、女性のキャリアアップを社会全体が後押ししている
日本においては、まだウェルビーイングが浸透していない部分もあるため、社会全体と企業とが手を取り合って、広く伝えていく必要があります。
ウェルビーイング向上による企業のメリット
従業員のウェルビーイング向上によって、企業には以下のようなメリットがあります。
ウェルビーイングに注力する企業は、従業員の働きやすさを重視した考え方を持っているため、社内外からの評価も高まりやすいです。
ウェルビーイング企業の事例については以下の記事も参考にしてみてください。
それでは、以下より各メリットを一つずつ解説していきます。
従業員の離職を抑えられる
従業員の「ウェルビーイングが向上している」という状態は、自分が働いている企業に対してポジティブな感情を抱いています。
そのため、柔軟に働ける環境や、健康をサポートしてくれる環境に対して従業員は満足しており、離職しようとする意思がありません。
関係者全員の幸福を追求しているレバレジーズグループでは、個々の成長を促す取り組みによって、2019年の早期離職率が4.5%と低い水準でした。
その背景には、適切な採用と人員配置をしている点や、昇進すべき人が昇進している点など、従業員が経営層に対して前向きな意見を持っていることが挙げられます。
参考:データで見るレバレジーズグループの働く環境|meLev
参考:働きがい認定企業「レバレジーズグループ」|GPTW Japan
従業員の離職は、周囲の人やチームの不安定化をもたらすため、ウェルビーイング向上によって離職を抑えられる点は大きなメリットといえます。
離職対策や離職率については、以下の記事で詳細を解説しています。合わせてご覧になってください。
生産性が高まり企業の業績向上につながる
従業員のウェルビーイング向上によって、業務の効率性や生産性が高まり、最終的には企業の業績向上にもつながります。
健康増進や疲労・ストレス軽減につながる労働環境であれば、従業員の業務への集中力や持続力が高まります。
業務への集中を切らさず没頭することで、作業ミスや作業のスピード低下を防ぎ、クオリティの高い成果を効率よく生み出してくれるのです。
「世界一幸せな会社にする」ことを目指す積水ハウスグループでは、全従業員の約2万7000人を対象に「幸せ度調査」を実施しています。
働きがいや自己成長を示す「幸福度」が高い従業員は、そうでない従業員よりも創造性が3倍、生産性が31%高いことがわかりました。
このように、ウェルビーイング向上に取り組んでいる企業では、生産性が高まっていることを従業員自身が実感しています。
優秀な人材の確保につながる
ウェルビーイング向上に取り組んでいる企業は、社内外から魅力的な企業だと認識されるため、優秀な人材の確保につながります。
現代のダイバーシティや多様な働き方への対応により、テレワークや副業ができる環境を整えることで、社会からの共感も得られます。
その結果、既存の従業員は自社に定着し、採用の面でも候補者が集まりやすくなるため、自社が必要とする人材の確保にもつながるのです。
経済産業省では、企業の健康への取り組みを認定する「健康経営優良法人認定制度」を実施しています。
ウェルビーイング経営の基盤ともいえる健康経営を推進し、国から優良企業だと認定されれば、社会全体からの信頼獲得やイメージアップも期待できます。
ウェルビーイングに取り組むデメリットとは?
ウェルビーイング向上に取り組むことで多くのメリットを得られますが、いくつかのデメリットも存在します。
上記のデメリットがあるものの、長期的にみれば離職率低下や業績向上といった効果が現れるため、企業価値を高める重要な施策といえます。
企業の利益に直結しにくい
ウェルビーイング向上に取り組んだとしても、企業の利益に直結しにくい側面があります。
具体的な施策には、福利厚生メニューの拡充や、従業員が柔軟に働ける環境の構築など、さまざまな取り組みがあります。
しかし、施策の検討・実行には、制度を見直す時間と労力がかかり、場合によってはオフィスの改装や備品購入も必要です。
従業員は改善の恩恵をすぐに受け取れますが、企業にとっては改善の効果を実感するまでに時間を要するため、直接的な利益にはつながりにくいです。
運動習慣の改善に取り組んでいる企業では、企画に参加した従業員の満足度は9割以上でしたが、参加率は4割弱に留まっています。
企業側が積極的に取り組んだとしても、従業員の理解を得られなければ効果が現れにくいため、組織全体がウェルビーイングへの意識を持つことが重要といえます。
企業と従業員との考えが合わない場合がある
企業がウェルビーイングを推進したとしても、従業員との価値観や期待感が一致しない場合もあります。
個々のニーズやライフスタイルは多様化しており、一つの取り組みがすべての従業員にとって適切であるとは限りません。
たとえば、健康サポートやフィットネス環境の改善を望む従業員もいれば、ワークライフバランスの向上を希望する従業員もいます。
従業員とのニーズが合わない場合、コストをかけて改善したとしても参加率が低くなってしまい、従業員自身も改善の効果を実感しにくいです。
すべてのニーズを満たすことは困難ですが、ウェルビーイングに取り組む目的・意義を従業員に伝えていくことが、成功のカギといえます。
ウェルビーイング向上に取り組むときの注意点
ウェルビーイング向上に取り組むときは、以下の注意点を押さえておきましょう。
以下より一つずつ解説していきますので、自社の取り組みを検討・実践するときの参考にしてみてください。
各要素の取り組みをバランスよく行う
ウェルビーイング向上の取り組みは、仕事面・人間関係・経済面・身体面・社会面の5つの要素をバランスよく取り入れましょう。
一つの要素だけ突出した施策を行ったとしても、多様化する従業員のニーズを満たすことが難しく、企業においても施策の効果を実感しにくいです。
そのため、特定のチーム・従業員だけの意見を聞くのではなく、全従業員のニーズを広く聞き出すことで、はじめて組織全体で必要な施策が検討できます。
サーベイでは、従業員の仕事への意欲や、組織に対するエンゲージメントなどを数値化・分析し、組織課題の解決につながる施策が検討できます。
以下の記事では、サーベイの種類や導入するメリットを詳しく解説しています。導入手順も紹介していますので、ウェルビーイング向上の施策検討に役立ててみてください。
取り組みの目標・成果を数値化する
ウェルビーイング向上に取り組むときは、その目標と成果を数値化することを意識しましょう。
抽象的な例 | 数値化した例 | |
---|---|---|
目標 | 従業員の健康増進を図る | 健康プログラムへの参加率を10%向上させる |
成果 | 従業員のストレスが軽減した | ストレス数値が前年より5ポイント低減した |
上記のように、抽象的な目標では達成へのイメージがしにくいため、客観的に把握できるように数値化する点がポイントです。
数値化することで、取り組みの進捗状況や効果も把握しやすくなり、評価・分析によって次のアクションへもつなげられます。
継続的な実施と改善を行う
ウェルビーイング向上の施策を行ったとしても、その効果はすぐには現れません。
そのため、従業員へのサーベイやアンケートを活用しながら、取り組みによる従業員の状態変化を注視していく必要があります。
状態変化を把握するには、仕事へのモチベーションや、組織に対するエンゲージメントのスコアが目安になります。
スコアが上昇・低下している要素を分析して「従業員が求めているものはなにか」という視点に立って、改善と検証を繰り返すことが重要です。
以下の記事では、エンゲージメントサーベイの特徴や実施による効果を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウェルビーイング向上にAIはどう影響するのか
企業のさまざまな業務・システムにAIを活用することで、従業員のウェルビーイングにもプラスの影響を与える可能性があります。
AIはデータ解析や予測能力に優れており、従業員の健康状態やストレスレベルなどの情報を効率的に収集・分析できます。
たとえば、活動量や睡眠時間のデータをもとにAI分析することで、健康課題の発見や改善プログラムの提供といった、効率的かつ精度の高いサポートが可能です。
適性検査やサーベイを提供しているリーディングマークでは、ChatGPTを活用した「ミキワメAI」を導入しました。
従業員の性格や心の状態をAIが解析してくれるため、データにもとづく最適なアプローチ方法を提供してくれます。
以下の記事では、ミキワメAIの開発経緯について詳しく解説していますので、ご興味のある方は確認してみてください。
まとめ:ウェルビーイングを向上させて企業価値を高めよう
今回の記事では、ウェルビーイング向上に影響する5つの要素と、企業の取り組み事例を中心に解説しました。
ウェルビーイングの向上は、従業員の健康と幸福を実現させるだけではなく、取り組んでいることに対して、社会からも魅力的な企業だと認知されます。
企業間の競争が激化しているなかで、ウェルビーイングへの取り組みは企業価値を高める役割を担っており、経営戦略としても必要な施策です。
「自社に必要な取り組みはなにか」を検討している経営者の方は、本記事で紹介した企業事例や、サーベイを活用した取り組みを参考にしてみてください。
従業員のメンタル状態の定期的な可視化・個々の性格に合わせたアドバイス提供を通じ、離職・休職を防ぐパルスサーベイ。30日間無料トライアルの詳細は下記から。