適性検査から見える「不動産業界内定者」3つの特徴

「まちづくり」や「暮らし」に深くかかわることができる不動産業界は人気の業界です。

不動産業界といってもディベロッパーや不動産コンサルなどその幅は広いですが、今回は不動産業界全体の内定者の性格特性を見ていきたいと思います。

この記事では、不動産業界の性格特性を、採用から会社を変える組織開発クラウド「ミキワメ」で調査したデータを元に、分析していきたいと思います。

※2020年4月より、「キャリアベース」は「ミキワメ」へと名称を変更し、サービスも大幅にアップデート致しました

従来の適性検査のみを行う検査サービスではなく、その先の検査結果の分析を自動で行い、ひと目で「自社の社風と候補者が合っているのか」を見極めるクラウドサービスとなっております。

本記事執筆時は、キャリアベースとしてご提供をしておりましたが、現在は名称やサービス内容が一部変更となっております。

1．調査・分析について：

分析対象：弊社が運営するサービス「レクミー」「ミキワメ」に登録している19卒&20卒の学生の内、内定先に関するアンケートに回答していただいた方、1060名の中から不動産内定者42名のデータを分析

方法：適性検査で測定した27の性格を業界ごとに平均し、特定の業界とそれ以外の業界の平均値に差があるかを「t検定」により検証。
差がある確率が90%以上の場合、その性格を業界の特徴的な性格とする。

全27項目中、平均との差が有意な項目のみ抽出し、全業界平均を０としています。

グラフを見ると、挑戦心がとても高いことが分かります。

挑戦心が高い＝新しいことを変化を取り入れていこうとする

このことから、新しいことにチャレンジしたり、変化を楽しむことができる性格といえます。コンサルや商社は挑戦心が高いイメージがありますが、不動産業界で挑戦心が一番特徴的な項目になっているのは少し予想外かもしれません。

グラフを見ると、社交欲求がとても高く、自立性が低いことが分かります。

社交欲求が高い＝人と賑やかに過ごすことを好む！
自立性が低い＝仲間と一緒にいることを好む

これから、一人で行動するよりも人と過ごすことを好む傾向が分かります。人付き合い上手で積極的に交友関係を広げていくタイプといえます。

グラフを見ると、主張力・問題思考力が高いことが分かります。

主張力が高い＝どんな場合でもはっきりと自分の意見を主張する
問題解決思考が高い＝問題を解決することや、そのアドバイスに注力する

この結果から、自分の考えをしっかりと述べるタイプで、話を聞くよりアドバイスや説得をする傾向であることが分かります。

今回は、学生に人気のある不動産業界の性格特性を調べ、一番特徴的な項目は「挑戦心」という結果になりました。

いま不動産業界を志望している方は、他にも挑戦心が高い業界を見てみたり、不動産業界の中でもどの仕事がいいのか考えるきっかけにしていただきたいです。
また、不動産業界に興味がない方も、自分の志向性と似てると感じたら、一度不動産業界を見ることをお勧めします。

ただ、不動産業界はディべロッパーや仲介販売などさまざまな業種があります。
今回の結果はすべてを含めた結果となっているので、その点を踏まえて就職活動に取り組んでください。

不動産業界は上記のような性格特性となりました。

昨今の新卒採用では、「同一化」が重要だと言われています。「同一化」とは、採用における自社のイメージを他社と同一化させ、学生が志望する企業の限られた枠内に入り込みやすくするというブランディング方法です。

自社の採用ターゲット像が上記の性格特性と一致した場合は、不動産業界を同一化対象に含めることを視野に入れてみてはいかがでしょうか。（ターゲット像と異なる場合は違う業界を見てみましょう）

「同一化」するには、まず社内のハイパフォーマーがどのような特性を持つのか理解する必要があります。
社内の性格特性を知るために、採用から会社を変える組織開発クラウド社風可視化ツール『ミキワメ適性検査（こちら）』を使ってみるのはいかがでしょうか。

また、その他の適性検査について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

活躍する人材をひと目でミキワメ

ミキワメは、候補者が活躍できる人材かどうかを500円で見極める適性検査です。

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