本レポートは、2022年7月26日に開催された「みんなのHR博覧会byミキワメ」のセッションの書き起こしです。本イベントのテーマである「働く」を「よく」する、について、各登壇企業にお話いただきました。
福利厚生のニーズ変化
本日はありがとうございます。株式会社ベネフィット・ワンの松田でございます。本日は人事部のDXを実現するプラットフォームのご紹介と、我々の専門業の福利厚生の角度からお話をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
まず自己紹介でございますが、2001年にベネフィット・ワンに入社しまして、現在まで営業の第一線で重要な企業の方とコミュニケーションを取らせていただいています。
皆さんご存知の通り、この2年間はコロナの影響でかなり世の中が変わったと思います。その中で今日は従業員の生活スタイル、会社に求める福利厚生が変わってきたというお話をさせていただければと思います。
今までの福利厚生は、会社がある程度用意をした選択肢の中から選ぶという形でした。しかしこれからは、その選択肢の中からでは従業員の満足度を得られないという時代になると我々は思っています。
そのためまず従業員に対しての福利厚生の幅を広げる必要があります。そして従業員のあらゆるパーソナルデータを1つにまとめ、しっかりパーソナライズしてレコメンドしていかないと従業員の満足度を得られませんし、行動変容を起こせない。このような傾向に伴い、データ分析が必要だということで我々が立ち上げたのが「ベネワン・プラットフォーム」になります。
HRDX化推進プラットフォーム「ベネワン・プラットフォーム」とは
「ベネワン・プラットフォーム」は、データを集め、それを可視化して見る。そして分析をしてレコメンドをしていくことが可能になっており、これらのサービスは無償での提供が可能になっています。
あらゆるデータをプラットフォームに蓄積するには、多くのHRDX(人事DX)企業と連携が必要になっていますので、今、オープンイノベーション連合「HRDX」として125社ほどの団体と連携を取らせていただいており、API連携などがオートマティックにできるように手がけています。
個人の最大能力発揮のための3ステップ
従業員個人の満足度を得る・能力を最大に発揮するための3ステップとして
1.データの蓄積
2.データの見える化
3.分析、パーソナライズ、レコメンド
これらを個人単位でやっていくことが今後重要になっていきます。
個人の健康状態の見える化
こちらがダッシュボードのイメージですが、個人の健康情報を入れていただければこのような形でダッシュボード化されて見られるようになります。
組織全体の健康状態の見える化
企業ですと組織全体の健康状態がダッシュボード化されて全てが可視化されるというものになっています。
このような形で個人及び組織のデータを蓄積し、あらゆるデータをパーソナライズした上で各個人にレコメンドしていったものがベネワン・プラットフォームの重要性です。
ベネワン・プラットフォームの導入事例
例えば中央の入社11年目のリーダー職の方ですが、健康診断結果から残業までを主要5項目で見ますと、アンケートデータとMBO(評価)が非常に良いにもかかわらず、(健康診断結果やストレスチェックデータが悪いため)心身を犠牲にされているということがわかります。
こういった傾向の方達には当然リフレッシュメニューなどの紹介が必要ですし、過去に企業でこういう傾向が出た方は、ハイパフォーマーのまま継続できているのか離職につながっているのかということも、このプラットフォームで分かるようになっています。
ベネフィット・ステーション
こういった形で個人ごとのパーソナライズレコメンドをした後に、出口戦略としてベネフィット・ワンが用意しているのがこの「ベネフィット・ステーション」というサービスです。
こちらは全国140万メニューの旅行から生活補助あるいは健康、自己啓発、育児、介護などのサービスが優待で受けられるサービスになっています。
先程のプラットフォームで個人ごとにどういったサービスが必要かといったものをしっかりレコメンドした上で、こちらのベネフィット・ステーションの出口戦略につなげていきます。当然このベネフィット・ステーション内で出口戦略を練っていくということも可能ですが、各企業の研修制度や訴求、プロジェクトの方につなげていくことも当然可能です。
最後に
最後になりますがベネワン・プラットフォーム自体は無償で提供できます。ベネフィット・ステーションはお1人様月額1,200円というプランになっています。
我々の見立てではございますが、市場価格の約3分の1ほどの利用料金でご利用が可能になっていますので、お見知りおきいただければと思います。短い間ですが以上でございます。
ご清聴ありがとうございました。
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