近年、ビジネス環境は目まぐるしく変化し、新しい商品やサービスが次々と登場しています。従業員の価値観も多様化し、従来のマネジメントでは対応しきれない状況となっています。
VUCA時代と呼ばれる現代において、企業が生き残るためには、適切なマネジメントが不可欠です。しかし、多くの企業がマネジメントの質向上に課題を抱えています。
今回はミキワメを活用して、マネジメントの質を向上させた事例を3つ紹介します。成果につながるマネジメント実現の参考にしてみてください。
事例①:リアルタイムに社員の状況を把握し、離職・休職リスクの低減に成功
企業概要
- 業種:人材派遣
- 規模:501人~1,000人
クライアント様の抱えていた課題
個々の能力を最大限に引き出し、組織全体のパフォーマンスを飛躍的に向上させるためにも、マネジメントの質を向上したいと考えていた。
ミキワメで実施したこと
- 性格検査で、一人ひとりに寄り添ったサポートを実現。退職者の傾向分析に基づいて、ミキワメ上で基準を設定。性格検査のスコアに基づいて、退職リスクを把握し、派遣社員への連絡頻度を調整した。
- サーベイで、定期的に社員の状態を把握。入社3年目の社員を対象にウェルビーイングサーベイを実施した。定期的なサーベイを通して、社員の状態を定点観測した。
- サーベイの結果が「最優先ケア」の社員はキャリアサポート(メンタルケアやサポートを行う担当者)による面談対応。「優先ケア」の社員はキャリアサポートがチャット等でコミュニケーションを取る。
ミキワメは、リアルタイムに社員の状態を把握することが可能です。各自の状態に応じて、優先順位をつけながら、適切なメンタルケアとキャリアサポートを実施することができます。
得られた結果や効果
- ミキワメのケア対象者リストを活用することで、個々の社員の状況を把握し、適切なサポートを提供することができ、退職・休職リスクを低減することに成功した。
- ケア対象者との個別面談を通じて、普段は表に出にくい社員の不安や変化を早期に察知することができるようになった。
- ケア対象となった社員からは「このタイミングで話を聞いてくれてよかった」などの感謝の声が多数寄せられている。
ミキワメは、社員一人ひとりの声に耳を傾け、潜在的な課題を早期に発見することができます。クライアント様からは「面談では問題ないと思っていた社員が、リストに出てきたことで、職場での変化に気づき、フォローすることができた」という声もいただいております。
担当者コメント
一人ひとりの社員のキャリアに向き合う中で休職やエンゲージメントの低下を防いでいきたい」という思いに応えるために、社員の皆様の面談を担当している方々に結果の見方や面談の進め方をお伝えしたり、社員の皆様にもサーベイに回答する意味をお伝えする機会をいただきました。
社員の皆様の様子を知ることが難しい環境の中で、社員一人ひとりの状態を知り、適切にフォローをしていくことが実現していくことで、サーベイスコアが向上していき、休職者数が前年度比較で減少しているとのお声もいただいています。
事例②:マネジメントの質を向上し、相互理解とチームワーク強化を推進
企業概要
- 業種:情報通信・IT業
- 規模:101人~300人
クライアント様の抱えていた課題
入社後に問題行動を起こして休職に入っている社員がいるため、こうした方を防げるように採用基準をブラッシュアップしたいと考えていた。
ミキワメで実施したこと
- 休職者の休職経緯と性格検査結果を徹底的に分析した。性格検査結果と休職経緯を照らし合わせ、休職と関連する性格特性を特定。個々の休職者の特性を深く理解することで、再発防止に役立つ具体的な対策を検討した。
- 上司と部下の性格比較によるチームワーク強化策を実施。上司と部下の性格特性を比較分析し、相互理解を促した。性格特性の違いを強みとして活かせる環境を構築することで、チームワーク向上に貢献すると考えたため。
ミキワメを活用することで、休職者の休職経緯と性格検査結果を詳細に分析し、再発防止とチームワーク向上に繋げる効果的な施策を実施できます。
得られた結果や効果
- 性格特性と行動、思考の関連性まで可視化することができた。
- 個々の社員の性格だけでは見えてこなかった課題を明確に把握できるようになった。
- 上司と部下の性格比較をすることで、チームワークの強化策を立案、実施できた。お互いの強みを活かし、弱みを補いあう風土が醸成できつつある。
ある部署において、上司と休職者の性格傾向で偏差値に40程度の差がありました。当社から、ご担当者様に「上司の方は他者に協力を求めることが得意で、周囲に気軽に助けを求められない気持ちや、爆発するまで感情を吐きだせない部下の気持ちにピンと来にくい方ではないか」と話したところ、心当たりがあるとのことでした。
ミキワメを使い、自分の性格や部下との違いを客観的に把握することで、無用なストレスを避けて効果的なマネジメントができることを説明し、納得していただけました。普段のコミュニケーションだけでは伝わらない内面を可視化できるミキワメは、マネジメントの質向上に大きく役立ちます。
担当者コメント
人事部長様をはじめ、人事チームの多くの方にご協力いただきながら、一般論ではなく「うちの会社ではどうなのか」「この上司・部下の組み合わせではどうなのか」を分析し、基準設定やマネジメントに落とし込むことで、お客様の望む成果につながったと感じています。定期的なフォローアップMTGでも満足のお声をいただき、大変ありがたいお客様です。
事例③:「なんとなく」から「科学的」なマネジメントへ!
企業概要
- 業種:建設業
- 規模:1人~30人
クライアント様の抱えていた課題
- 従業員のエンゲージメントや仕事への意欲が低下し、本来のパフォーマンスを発揮できない状況が続いていた。
- 社長が属人的にマネジメントを実施しており、組織としてどのように社員をマネジメントしてよいかイメージを持つことができず困っていた。
ミキワメで実施したこと
- 従業員のエンゲージメントや意欲向上のために、個別具体的なアドバイスやフォローを提供し、より効果的な支援を実施した。
- ミキワメからは、社員一人ひとりの特徴、人間関係の課題、仕事に対する懸念点などがデータとして目に見える形でアウトプットされる。そのアウトプットをヒントに、ポイントに絞って各人にアプローチした。
ミキワメの性格分析結果は、個々の社員の特性をデータに基づいて理解できるため、より効果的な人材育成と組織活性化に役立ちます。結果として、マネジメントの質を飛躍的に向上させることができます。
得られた結果や効果
- マネジメントの質を向上させることが出来るイメージを持てた。
- これまでは、なんとなくやってきたマネジメントだが、科学的根拠に基づいたマネジメントができる点に大きな魅力を感じており、とても参考になった。
ミキワメを導入することで、従来の主観的なマネジメントから脱却でき、各自に適した、客観的なデータに基づいたマネジメントが可能になります。個々の社員の性格特性や強み、弱み、ニーズに合わせて最適なマネジメントを行うことは、社員一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、社員のエンゲージメントを高めるのに大きく役立ちます。
総括
今回取り上げたクライアント様は、共通して「マネジメントの質向上」に関して課題をお持ちでした。
ミキワメを導入することで、継続的な分析、社員一人ひとりに最適なフォローやアドバイスをできるようになり、社員エンゲージメントとマネジメントの質が向上したのが共通点です。
「マネジメントの質を上げたい」「社員のエンゲージメントが低く、マネジメントを改善したい」といった課題を抱える企業様は、下記からお気軽にお問い合わせください。
ミキワメ ウェルビーイングサーベイのご紹介
ミキワメ ウェルビーイングサーベイは、従業員エンゲージメントを向上させ、離職・休職を防ぎ、企業全体の生産性を向上させる効果的な組織サーベイです。
オンライン調査で従業員の声を収集し、結果を分析して具体的な改善策を提案します。複雑なデータをわかりやすく視覚化し、問題点を迅速に把握でき、管理者は従業員のニーズや課題に焦点を当てることができます。
これにより、組織は従業員エンゲージメントを向上でき、生産性が高まり、相互理解が深まります。どなたでも簡単に利用できるユーザーフレンドリーな操作性と、リアルタイムに調査結果を提供。組織の活性化と成果を最大化できる点を高く評価いただいております。
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