人事戦略

エンゲージメントを高めるメリットとは?7つの向上施策と事例を解説

エンゲージメント_高める_メリット_向上施策_事例

「どのようにエンゲージメントを高めるのか?」「具体的な向上施策や事例を知りたい」と、自社の取り組みを検討している人事担当者の方もいるのではないでしょうか。

具体的なエンゲージメントの向上施策には、社員の心理状態を考慮したケアの実施や、適切な人事評価をできる制度の構築などがあり、施策の検討にはサーベイの有効活用が重要です。

エンゲージメントを高めることで、社員の組織に対する貢献意欲が強くなり、離職率の低下や労働生産性の向上など、さまざまなメリットが得られます。

本記事では、エンゲージメントを高めるメリットや具体的な施策・事例を紹介していますので、自社の施策を検討する際の参考にしてみてください。

目次

エンゲージメント向上とは?高めるとどうなる?

エンゲージメント_向上_とは

エンゲージメント向上とは、社員の組織に対する貢献意欲を高めて、両者の関係性や結びつきが強くなることを言います。

社員のエンゲージメントを高めることで、離職率の低下や労働生産性の向上、チームワークの強化につながります。

一般的にエンゲージメントが高い状態・企業における主な特徴は、以下のとおりです。

  • 社員が企業の方針やビジョンに共感している
  • 適材適所の人員配置ができている
  • 社員のニーズを重視した改善が継続できている

これらの特徴が組み合わさることで、よりエンゲージメントが高まり、意欲的に組織へ貢献する社員が増えるでしょう。

そもそもエンゲージメントの意味とは?

エンゲージメントとは「契約」や「約束」という意味があり、ビジネスにおいては「社員の組織に対する強い貢献意欲や、両者の強い結びつき」のことを指します。

以下のように、エンゲージメントには2種類の概念があります。

従業員エンゲージメントは、組織に対する貢献意欲をあらわす一方で、ワークエンゲージメントは、仕事に対する情熱や行動意欲をあらわす概念です。

「従業員エンゲージメント」と「ワークエンゲージメント」の違いは以下の記事で詳細を解説しています。

従業員エンゲージメント_ワークエンゲージメント_違い_3項目_比較
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エンゲージメント向上で得られる5つのメリット

エンゲージメント_向上_メリット

エンゲージメント向上で得られる主なメリットは、以下の5つが挙げられます。

エンゲージメントを高めることで、社員一人ひとりの健康や心理状態も改善され、ストレスや不安の軽減につながります。

以下より、エンゲージメント向上のメリットを解説していきます。

離職率が低下し雇用が安定する

社員のエンゲージメントが向上することで、組織への貢献意欲や愛着が高まり「この企業で働き続けたい」と感じる社員が増えます。

企業に定着する社員が増えて離職率が低下すれば、長期間にわたって働いてくれる社員も増えるため、雇用の状態が安定します。

企業の雇用が安定することによって、新たに人材を採用せずに済むことや、採用後の教育コストがかからないなど、多くのメリットが得られるでしょう。

また、経験豊富な社員が組織内にとどまることで、技術や知識が継承され、業務品質の維持・向上につながります。

労働生産性が向上して人員不足が解消する

エンゲージメントが高い社員は、仕事に対して情熱を注いで取り組み、業務の質やスピードの向上によって、組織全体の労働生産性が高まります。

労働生産性が向上して効率よく成果を挙げれば、新たな人材を確保しなくても仕事がこなせるようになるため、人員不足も解消できるでしょう。

厚生労働省によって、ワークエンゲージメント(働きがい)が高い企業は、労働生産性を高め、業績アップにも影響があると報告されています。

エンゲージメント_労働生産性_関係

 出典:令和元年版 労働経済の分析(P23)|厚生労働省

社員一人ひとりが、業務に対して積極的な関わりを持つことで改善提案ができる環境も整い、より労働生産性にいい影響を与えるでしょう。

社員がやりがいを感じて働くようになる

エンゲージメントの向上によって、社員は仕事に対するやりがいを感じ、モチベーションを高めて働くようになります。

仕事に熱意を持って働き、日々の業務にも前向きに取り組む姿勢を持つことで、成果を出すことへの自信や達成感にもつながります。

また、良質なサービスや商品を作ろうと難題に直面しても、解決に向けて積極的な行動をするようになるでしょう。

社員がやりがいを感じる環境にするためには、社員一人ひとりの適性に合った職務を与えることや、人員配置をすることが重要です。

モチベーションを高める方法については、以下の記事でより詳しく解説しています。

社員の健康や心理状態が健全に保たれる

エンゲージメントの向上によって、社員のストレスや心理的な不安が軽減することから、健康や心理状態を健全に保てます。

また、仕事に対してやりがいを感じて成果を挙げることで、社員の自尊心や自己肯定感が高まり、ポジティブな心理状態が維持されるでしょう。

逆に、心理的なストレスが多い環境では、社員のエンゲージメントが低下し、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

社員の健康を維持するために、心理状態に応じたケアやサポートを行うことが有効な手段であり、ケアの実施によって仕事上のストレスや疲労が軽減できます。

チーム連携がスムーズになり組織が活性化する

社員のエンゲージメントが高まると、組織のビジョンや価値観に共感して、主体的に行動する姿勢を持つことから、組織内の連携がスムーズになります。

その連携によって社員同士のコミュニケーションも頻繁に行われ、業務の進行やパフォーマンスにもいい影響を与えるため、組織全体が活性化します。

組織を活性化させるためには、経営者の考えや目標を社員に対して明確に伝えることが重要です。

経営者の考えを理解することで、社員が「どのように自分の仕事が成果に結びついているか」を認識でき、組織全体に活気が生まれます。

このように、企業と従業員の信頼関係を構築する組織づくりをエンゲージメント経営と呼ぶため、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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エンゲージメント向上施策を7つ紹介

エンゲージメント_向上_施策

ここからは、エンゲージメントを向上させる7つの施策を紹介します。

組織の課題やニーズに合わせて、適切な施策を選定し実践することで、社員のエンゲージメント向上と組織の成果につながるでしょう。

以下より、エンゲージメントの向上施策を一つずつ解説します。

社員の心理状態を把握して適切なケアをする

エンゲージメントを高める重要な施策の一つが、社員の心理状態を把握して、コンディション低下がみられる人に適切なケアを行うことです。

社員がストレスや不安を抱えている状態では、仕事に対するモチベーションが低下し、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。

具体的なケアの方法には、個別のカウンセリングやメンタルヘルスプログラムの提供、ストレス管理のアドバイスなどがあります。

サーベイツールの『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』は、サポートが必要な社員を「最優先ケア」と「優先ケア」に分類できるため、社員の状態がひと目で判断可能です。

ミキワメウェルビーイング_ケア_必要_社員

社員が安心してケアが受けられる環境を整えることで、心理的な負担を軽減し、エンゲージメント向上につながります。

企業のビジョンや経営者の考えを社員に伝える

エンゲージメントを高めるために、企業のビジョンや目標、経営者の考えを社員に対して明確に伝えることが重要です。

組織の方向性を理解して共感することで、社員は目的を持って仕事に取り組み、働く意義を感じやすくなります。

また、経営者の仕事に対する熱意や考えを正確に伝えるために、プレゼンテーションや社内広報誌、オフィス内の掲示物などを活用することも大切です。

その環境が提供されることによって、企業のビジョンや経営者の考えが、より社員に浸透するでしょう。

人事評価や表彰の制度を充実させる

社内の人事評価や表彰の制度を充実させることも、エンゲージメントを高めるための有効な施策の一つです。

社員自身の努力や成果が、公正公平に評価・表彰されることで、組織との関与度や仕事へのモチベーションが高まります。

株式会社グローバルプロデュースの調査によると、大企業が行っているエンゲージメント向上施策のなかで「評価・表彰制度の充実」が、6割以上を占めていることがわかりました。
参考:大企業のエンゲージメント向上施策に関する調査|PR TIMS

人事評価の制度は、明確な評価基準や公平なプロセスを整備することで、社員が自身の成長と貢献を実感しやすくなります。

また、優れた成績や貢献に対する表彰制度は、社員が満足感や達成感を得られるため、より一層のエンゲージメント向上につながるでしょう。

人事評価について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。人事評価の「目的・方法・改善方法」を解説しています。

性格傾向が近い社員が活躍している職場に配属する

性格傾向が近い上司や同僚が活躍している職場は、その人も受け容れられやすく、コミュニケーション上のハードルが低いため、自然にチームに馴染んで高いエンゲージメントで働ける可能性が高くなります。

人員配置・配属の際には、事前にチームの管理職や社員の性格を分析しておき、傾向が近い社員がいる職場を特定しておくことも施策の一つです。

一方で、同じ性格の人ばかりを集めると、以下のような可能性も考えられるため注意しましょう。

  • 考え方が狭くなって創造性が失われやすくなる
  • 固定的な価値観が強くなり、新しい価値観を受け入れる態勢が作りづらくなる

チームの管理職になる人は、自分のチームの考え方について偏りに気づいており、柔軟な考え方を受け入れたり、外部の組織とコミュニケーションを図ったりして風通しをよくする姿勢を持つことが大切です。

サーベイツールの『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』では、社員が受検した性格検査の結果をもとにして「16個の人物タイプ」に分類できるため、社員同士の類似点を容易に把握できます。

ミキワメウェルビーイング_16個_人物タイプ

円滑にコミュニケーションができる環境を作る

エンゲージメントを高める有効な施策の一つは、社員同士が円滑なコミュニケーションを取れるような環境に整えることです。

具体的なコミュニケーション環境の構築には、以下のような方法があります。

  • 上司からの積極的なアクション
  • 相談スペースの確保
  • コミュニケーションツールの導入

コミュニケーションが取りやすい環境は、小さな問題でも気軽に相談できるため、すぐに悩みが解消され、社員のストレスや不安を軽減できます。

円滑なコミュニケーションが行われることによって、組織・チームの一体感が生まれ、組織全体のエンゲージメント向上が期待できるでしょう。

ワークライフバランスの取れた環境にする

エンゲージメント向上の有効な施策の一つとして、社員のワークライフバランス実現に向けた環境の構築が挙げられます。

具体的には「フレックスタイム・時短勤務の整備」や「育児休暇制度の充実」などの施策があり、社員が働きやすいと感じる環境に整備することが大切です。

長時間労働による過度な負荷やプライベート時間の不足は、疲労やストレスを蓄積し、社員のエンゲージメント低下につながりかねません。

仕事とプライベートを両立させ、充実感がある生活を送ることで、社員の健康維持につながり、満足度やエンゲージメントの向上が期待できます。

社員の成長をサポートする制度を作る

社員のスキル・知識の成長に向けた制度を作ることで、自己成長に対するモチベーションを向上させ、仕事への意欲も高められます。

具体的な制度には、社内の研修プログラムを充実させることや、資格取得のために費用・休暇を支援することなどが挙げられます。

また、上司との定期的なキャリア相談や目標設定など、社員個人の成長プランをサポートする環境構築も重要です。

社員自身が成長を実感できる環境にすることで、自己肯定感やエンゲージメントが高まり、組織全体の生産性向上にもつながるでしょう。

エンゲージメントを高める方法|5ステップで解説

エンゲージメント_高める_方法

エンゲージメントを高める効果的な実施方法は、以下の5つのステップです。

  1. 社員のエンゲージメントを測定する
  2. 調査結果を集計し課題を明確にする
  3. 改善に向けた取り組みを検討する
  4. 改善策を実行する
  5. 改善の効果を検証する

社員のモチベーションやエンゲージメントを向上させるために、働きやすい環境構築に向けて、継続的な改善を行うことが重要です。

エンゲージメントを高める方法・手順について、以下より解説していきます。

1:社員のエンゲージメントを測定する

まずは、社員のエンゲージメント状態をエンゲージメントサーベイ」を使って測定し、数値化します。

サーベイを実施する際は、事前に社員に対して目的や調査内容を伝え、理解を得たうえで行いましょう。

サーベイツールの『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』では、約2分のアンケートから、社員のウェルビーイングスコアを可視化でき、客観的なデータが取得できます。

ミキワメウェルビーイング_幸福度_可視化

2:調査結果を集計し課題を明確にする

サーベイで収集したデータを集計し、エンゲージメントや満足度の傾向から、課題・問題点を明確にします。

課題を明確にすることで「どの課題を優先すべきか」を把握でき、より効果的な改善策が検討できます。

また、サーベイの集計結果や課題については、組織と社員の両者が改善へのイメージを把握するために、社員と情報共有することが重要です。

3:改善に向けた取り組みを検討する

サーベイで明らかになった課題の解決に向けて、改善策や取り組みを検討します。

改善策は、組織・チーム・社員それぞれが取り組むものを検討し、行動・実践しやすくすることがポイントです。

後述している「企業事例」のような、他社の取り組みを参考にすることで、新たなアイデアが生まれて、より効果的な改善策が検討できるでしょう。

4:改善策を実行する

検討した改善策について、実施期間を決めて社員に提示し実行します。

改善策を実行する際は、社員が抱えている業務量を考慮して、コミュニケーションを図りながら行うことが大切です。

また、改善の進捗を適切に管理し、必要に応じて調整を行いながら進めるようにしましょう。

5:改善の効果を検証する

改善の実施期間が経過したら、その効果や新たな課題について、再度サーベイを活用し情報収集します。

「どの取り組みが成功したのか」「どの点で効果が出ているのか」を評価・分析して、改善策の効果検証を行います。

検証にサーベイを活用することで、社員の正直な意見や客観的なデータが取得できることから、次の改善に向けた有効な情報源となるでしょう。

エンゲージメントの測定・向上に役立つサーベイツール

エンゲージメント_高める_サーベイツール
費用要問い合わせ
※利用人数によって異なる
実施頻度(時間)・性格検査:年に1回程度(10分/回)
・ウェルビーイング検査:月に1回程度(約2分/回)
特徴・社員の幸福度・エンゲージメントを向上させる
・ケアが必要な社員を可視化して休職・離職を防ぐ
・心理状態に応じたサポートの打ち手を提供する
公式ホームページhttps://mikiwame.com/well-being.html
提供会社株式会社リーディングマーク

今回は、エンゲージメントの測定・向上に役立つサーベイツールの一つである『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を紹介します。

ミキワメ ウェルビーイングサーベイは、性格検査とウェルビーイング検査の結果をもとに「ウェルビーイングスコア」と、その内訳となる以下の5項目を測定・数値化します。

  • 仕事への活力
  • 会社への愛着
  • 仕事内容
  • 人間関係
  • 業務負担

測定したエンゲージメントや心理状態から「社員一人ひとりの性格に合わせた改善の打ち手」が提供されるため、効率的かつ有効なサポートが可能です。

社員へのケアやサポートが強化されることで、エンゲージメントや満足度が向上し、休職・離職の予防につながるでしょう。

エンゲージメントを測定できるツール

ミキワメ ウェルビーイングサーベイ以外のエンゲージメント測定ツールとしては、Wevoxやモチベーションクラウドなどがあります。これらのツールは組織改善に活用されることが多いです。

以下の記事ではエンゲージメントサーベイツールを比較した記事となっています。各サービスの特徴を知りたい方は、ぜひご覧ください。

エンゲージメントサーベイツール_比較
【2024年版】エンゲージメントサーベイツール10個の特徴を比較社員のエンゲージメントを測定・向上させるサーベイツールを10個紹介します。エンゲージメントの向上は離職率を低下させる重要な要素です。各ツールの特徴を比較して自社に合ったツールを検討してみてください。...

エンゲージメントを向上させるためには、精度の高いエンゲージメント調査が必要です。

そのため、エンゲージメントツールを活用する企業が増えています。働き方改革が進む中で、従業員の望む会社や働き方を実現するためにも、社内の意見を集める必要があります。

エンゲージメントツールは、従業員が会社や仕事に対してポジティブな感情を持っているかを測定するためのツールであり、従業員同士や従業員と企業の関係を強化するために使用されます。

これからツールを導入を検討されている人事担当者の方は、上記の記事を参考にしてみてください。

エンゲージメントを向上させる企業の取り組み事例

エンゲージメント_向上_取り組み_事例

エンゲージメントを高める企業の取り組みについて、以下の3社の事例を紹介します。

他社の取り組みを参考にすることで、エンゲージメント向上施策の一つのアイデアとして、自社の取り組みに反映できるでしょう。

以下より、企業事例を一つずつ解説していきます。

事例1:株式会社フォーラス&カンパニー

株式会社フォーラス&カンパニーでは、サーベイツールの『ミキワメ ウェルビーイングサーベイ』を導入して、若い世代の離職減少に向けた取り組みを行っています。

サーベイを活用して、社員のエンゲージメントや心理状態をタイムリーに把握したことで、以下のような施策が実行できています。

  • ケアが必要な社員を可視化して特定する
  • 店長と社員の面談情報として活用する
  • 社内会議で社員の状況と対応策を協議する

この取り組みによって、社員の離職傾向を早期に察知し、適切なケアやサポートが行えているため、離職率が低下して雇用の安定化も期待できるでしょう。

企業事例|株式会社フォーラス&カンパニー様

事例2:株式会社リクルート

株式会社リクルートでは、社員一人ひとりが組織のビジョンに誇りを持ち、個々の強みを活かした関係性構築のため、以下のような取り組みを行っています。

  • エンゲージメントサーベイ
  • 従業員サーベイ
  • キックオフの実施
  • 社内広報誌の発刊

エンゲージメントサーベイを通して、職場や社員の状態を可視化し、その結果をもとにした対話や改善を実施しています。

また、定期的なキックオフの実施により、経営情報や経営者の考えが共有できていることから、組織と社員との関係性も強くなっていると言えるでしょう。

参考:エンゲージメントの具体的な取り組み|株式会社リクルート

事例3:サントリーホールディングス株式会社

サントリーホールディングス株式会社では、社員一人ひとりが自分らしくイキイキと働ける環境を作り出すために、以下のような取り組みを行っています。

  • 働き方改革の実施
  • 社内イベントの開催
  • 子どもの入学祝い制度
  • ワークライフバランスの推進

働き方改革では、フレックスタイム制度やテレワーク勤務制度の拡大、ロボットを活用した業務効率化など、多くの取り組みを実施しています。

また、ウォーキングイベントやバレーボール大会をとおして、社員の健康維持や一体感の醸成が図られているため、エンゲージメント向上につながっていると言えるでしょう。

参考:一人ひとりがイキイキと働ける環境づくり|サントリーホールディングス株式会社

まとめ:エンゲージメントを向上させて離職率を低下させよう

エンゲージメント_向上_離職率_低下

今回の記事では、エンゲージメント向上の重要性や具体的な施策、企業の事例について解説しました。

エンゲージメントを高める施策には、働きやすい労働環境への改善や、仕事の問題・悩みを相談できるサポート体制の構築など、さまざまな取り組みがあります。

また、社員の要望や意見を反映させた施策の検討には、エンゲージメントサーベイの活用が欠かせません。

生産性向上や離職率低下を実現するために、本記事を参考にして、社員一人ひとりのエンゲージメントを高める施策の検討に役立ててみてください。

ABOUT ME
佐藤 透
大学卒業後、複数のIT企業で勤務。BtoB・BtoCのSEOやコンテンツマーケティングの領域で活動中です。HR領域や新しい働き方のトレンドに興味を持ち、リーディングマークに従事。

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